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1959年、神奈川県生れ
「食う、寝る、座る」
永平寺修業記(福井県 座禅修業の場)
30歳の時、突然出家して雲水(修行僧)として1年間、曹洞宗大本山、永平寺で修行生活を送る。不思議な心理状態で上山し草鞋を脱ぐ。この寺は草鞋を脱いだ順に上下関係が作られる。
厳しい、細かい決まり、作法があり、それを厳格に守り実践することが修業、仏法と教える。
**東司(とうす)トイレ
厠に入ったら左手で扉を閉め、着物のはしを持って両足で便器の両端を踏み、、、
**行鉢(ぎょうはつ) 食事
一番大きな左の鉢にご飯、真ん中の鉢に味噌汁、右の一番小さい鉢に香采、最後にお茶が出されるがそのお茶で三個の鉢を順番に洗うようにして、最後に飲み干す、、、等々こと細かい決めごとがあり、少しでも間違うと、古参雲水の平手打ち!
永平寺は全国に15000の末寺を持つ本山、約700年にわたり教えを伝えてきました。
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作者は後年、永平寺は何ものにも染まらない。修業する者の心構え次第で、無言の説法を聞く尊い修業の場にもなれば、単に夜露をしのぐただの廂にもなってしまう。すべて己自身に委ねられている。これが永平寺の 「自由」である。と結論づけています。
永平寺は厳しい修業で知られていますが、わが身に替えて想像するならば、第一日目から、平手打ちの連続で頬がはれ上がり、逃亡(これは実際に何件かあるらしいですよ~)の第一人者ですね!
永平寺の1部
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