Garnetの部屋

たそがれGarnet の 独り言
(つれづれ日記より)

つれづれに   映画「皇帝ペンギン」

2018年09月09日 | Weblog

9月9日 日曜日

青空と白い雲。 少し風あり

昨日、朝食後 「今日は特に予定なし」 上映時間を調べると10時15分から。

その後の上映は夕方からとなる。 化粧もほどほどに帽子をかぶり家を飛び出す。

運よく中央特快も利用できて 9時40分には映画館に到着し余裕。

映画もしばらくぶり、ましてや新宿の映画館はほぼ皆無でしたが 中央東口から

2分と便利。以前から友人 M ちゃんに薦められていた映画。

映画館は 新宿「シネマカリテ」 (03-3352-5645)  エビスガーデンでも。



 「皇帝ペンギン *ただいま*」
前作 「皇帝ペンギン」は13年前。 今回が2作目ということで「ただいま」となるらしい。南極の過酷な自然の中で生きる親子、家族の姿を南極と云う氷と氷河、深海70m(南極の条件ではこれが最大距離)の撮影の成功でそれらの姿を捉えている。





** 陸ではぎこちない歩き方、不便そうな生活の彼らも水中では実にスムーズに動き回れて生き生きと素早い。父親鳥が卵を温めている間(母親は卵を産むとすぐに父親にその卵を渡します)その後すぐ母親鳥は海までの長い距離を歩き海中で餌となる魚を捕り貯め ひなが孵る頃にその場所に帰る。その間2ヶ月余りを抱卵するオス、あわせて4か月の絶食期間をオスは耐え抜く。



** ヒナは40~50日間両親の足の上で交代で育てられ、その後他のヒナ達と群れを作る。ヒナが大きくなり流氷が溶けはじめるにつけ、餌を与える頻度は増していく。子の成長期なんでしょうか?
親鳥の体長は現在130cm位で、正にゆったり、ふんわり体を横に振りながら歩く姿は、燕尾服をきた太めの人間さまと何ら変わらないような姿。可愛いモデルです。


       

** 皇帝ペンギンは歌声で家族を見つけるのですね。よく聞いていると親トリはリズムと鳴き方がいつも一緒です。子は私の空耳かも知れませんが「ココダヨ~~」って聴こえます。(笑) 家族にしかわからない微妙な鳴き方なのでしょう。それでも何千羽もいる群れの中から探し当て再会するさまはさすが。チョット胸にぐっときます。


       


** 孵化から150日ほどで巣立ちをします。12月中旬~1月上旬にかけて定着している氷が割れるころ、海に飛び込める状態になった時でしょうか? これは普通、地上の鳥はまず親が飛んで見せますがペンギンの場合それがないのです。この前にすでに親と子は永遠の別れを済ませているのですよ~。 誰も飛び込めません。むしろ海を怖がって後ずさりします。初体験、初舞台ですから緊張と恐怖でおののく感じです。  でも、、、ですよ、勇気ある一羽が飛び込みました。すると後から後から続きました。私、ここでも ほろり~ 「頑張ったね!」ってつぶやきました。
物語の40歳のオスが命がけで家族を守り待望のヒナが初めて海へ行くのです。

** カメラを不思議そうに見るペンギン。
撮影はフランス南極基地。 パリ~タスマニア~24時間、その後氷山に囲まれながら11日間、船で移動の最果ての地。撮影隊はこうしてすぐコロニー(生物が集団で生活している場所)に向かう。
ペンギンは 鳥 ですね。  仲間は18種類。皇帝ペンギンはその中でも最も寒冷な環境に適応している。



** 監督   リュック・ジャケ (フランス)
1967年12月5日生まれ    映画監督になる前は生物学者
2005年公開の 「皇帝ペンギン」でアカデミー長編ドキュメンタリー映画賞受賞。 




南極圏内のみで一生を過ごすペンギン、氷の上でしか生活できない彼ら達の生活を
知ることが出来た貴重な映画でした。 可愛いヒナの可愛いしぐさ。ペンギンフアンが
沢山いる訳が判りましたネ。  やっぱり可愛いものは カ ワ イ イ~

** 追記
この物語は 俳優「草刈正雄」のナレーターによって進んでいきます。 ステキでしたよ!

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