Garnetの部屋

たそがれGarnet の 独り言
(つれづれ日記より)

プラハ、ザルツブルグ、ウイーンへ汽車の旅 10

2013年10月16日 | 旅 ・ 散歩
9/28(土)ウイーン

ウイーンのどこを歩いても、640年間オーストリアを統治、君臨した
ハプスブルグ家の歴史そのもが見てとれるのですね。
歴史をもっと勉強してせめてその中枢であった ”ホーフブルク王宮”
 だけでも知りえることが出来たらと、心底思いました。広大!ですが。
それから旅に出ることですね。

リンク大通りには王朝末期の贅をこらした建物で満ち溢れている感じです。
ほぼ、素通りの感じで過去2度訪れましたが、今回ほどそれを強く感じた
ことはありませんでした。4度目のウイーンが実現可能なら、、??

地図や、写真を俯瞰して何処へでも簡単に行けそうでしたが、中々どうして、
近くにあるはずの建物が見えなくなったり、見つからなかったりしたことが、
この旅を通して何度もありました。

** スペイン乗馬学校 (11時~23€)
ホーフブルク王宮の一角にあるこの学校は、
(本来は軍備強化のためのものであったが)マクシミリアン2世の時代に
優秀なスペイン産サラブレットから交配され、後に白馬だけが「古典馬術」
の伝統を継承し、騎手ともども音楽に合わせて難度の高い技術を完璧にこなす
妙技に拍手喝采でした。
騎手は責任をもって自分の馬の調教をするのです。(写真撮影は絶対禁止)

** 妙技が行われる室内 (バロック建築)
(下には砂が敷かれている)クリックで絵葉書



** 絵葉書から クリック 
(馬の騎手に対する従順さ、訓練あってこそ)



** 美術史博物館  
(建物の豪華さに圧倒される)

(この近くのマリア・テレジア像の写真は撮ってなかった?)
1891年の開館により幾世紀にわたって収集され、各所に散らばっていた
ハプスブルグ王朝の美術、工芸品が集められた。

以前にも見ているので、絵画は速歩で回り、
この中の カフェレストランで疲れた足を休める。

** 2階に行く階段と壁画 クリックで


** ブリューゲル  バベルの塔  雪中の狩人 クリックで

 
** ザッハトルテとカフェレストランの全景 クリックで
周囲のすべてが豪華、ここに座っているだけでもう、美術館!



** シシィーの像 (エリザベート)クリックで
 ハプスブグ家の最後の皇妃。(1837~1898)
ジュネーブへの旅の途中に暗殺され61歳の生涯を閉じる。 
 フォルクス庭園 (王宮内にある庭園の一つ) 
バラに囲まれてひっそりと。 背景には、国会議事堂、市庁舎が見える。



散策の後、再びケルントナー通りに戻り、スワロスキー、アルトマン・キューネ、
市民が利用する雑貨店、スーパーマーケット等を歩く。
別行動の時は待ち合わせ場所を「スワロスキー」と決める。トイレが美しく勿論
無料。 他は有料で 50セント(一般の駅その他)、1ユーロ(博物館等)。

** 「楽友協会」コンサート(pm8:15分から 59€)
いつも、新年のNHK ”New Years Concert" をテレビで楽しく鑑賞をして
一度このGolden Seatで音楽を聴きたいと思っていました。
曲は誰でも親しめるポピュラーなものばかりで、「ドン・ジョバンニ」
「クラリネット協奏曲」「フィガロの結婚」その他、、。
最後はお決まりの
ヨハン・シュトラウス「美しき青きドナウ」「ラデッキー行進曲」
(視聴者参加)で盛り上がったのでした。
** 正面入り口
カールス・プラッツに近い場所 (オペラ座から反対方向6分位)



** 場内の風景
ウイーン・フィルハーモニー管弦楽団の本拠地。




** 世界屈指の音響設備と絢爛豪華な装飾は
「黄金のホール」とよばれる。新年はホール、天井は
花がいっぱい飾られる。





9/29(日) ウイーン 
** 「ウイーン少年合唱団」のミサコンサート。(王宮礼拝堂)

毎週日曜日のミサに王宮付属聖歌隊が歌う。(1498年創設)
王宮内のスイス門から入り、あまり目立たない二階石段の上の
十字架が目印。小さな教会。

日本からのインターネット依頼、前日から場所の確認、
立派なチケット、かなり期待していましたがチョット、、?
9:15分から始まるミサにすぐ教会は満杯になり、私たちは指定席に
着席した。当たり前のことですがあくまで ミサ です。各国の信者は
神妙に祈りをささげ、胸に十字を切ってました。
絶えずCDのではありますが合唱団の歌が流れ、最後に一曲少年たちが
現れ、歌い終わると、サッとどこかに消えました!
** スイス門(左)と教会入口(右)




** 教会中央(左)人混みの隙間からの「少年合唱団」(右)




** ウイーンの森北部  ホイリゲ
ウイーンの森はかってハプスブルグ家の狩猟地でした。
楽しみにしていたホイリゲですが、昔の面影を探しつつ、
地下鉄Uバーンでハイリゲンシュタット(終点)まで行き、
バスに乗り換えベートーベンゆかりの
「マイヤー・アム・プファール」を探しました。
ホイリゲも今はツアー客のためのものであまり人影もなく、
楽しむという考えは失せて、
「やっぱり、ケルントナー通りがにぎやかでよいわ~」となった。

** 静かな通称 ホイリゲ辺り(新酒を表す杉玉)



** ベートーベンが住んでいた後のホイリゲ
(ぶどう棚が美しく雰囲気は満点)



 紅葉のホイリゲ

明日30日は最終日で遠出する計画もなく、チョットお土産など買って
過ごすことになります。最後のウイーンをゆっくりお茶したり、荷物の
整理をしたり、メモの整理など。最終章があれば、又更新をいたします。

写真は良かったらクリックしてみてね。画面が変わると思います。
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4 コメント

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王宮ミサ (通りすがり)
2013-10-17 01:29:55
王宮付属聖歌隊はウィーンフィルのメンバーと国立歌劇場合唱団の男声メンバーとウィーン少年合唱団で構成されているのでミサの間流れているのはCDではなく実際に彼らが演奏し歌っているのですよ~。
歌っているのは最上階のバルコニーなので3階席の一部の人にしか見ることが出来ません。
ほとんどの人には見ることが出来ないんです。
私も昨年、実際にこの目で見てきました。早めに行ったのでリハーサルの様子まで見ることが出来て得した気分でした。
ミサが終わると少年達だけが下に降りてきて1曲披露するのです。
CDというのが気になったものですみません。
返信する
歴史は??苦手 (ヨッシー)
2013-10-17 14:08:20
日本の歴史はもとより 西洋はもっともっと わからない

府中市がウィーン市セルナルス区友好都市であることは知ってる 毎年何人かが 交流で行ってるみたい
英語か?ドイツ語が分かればの話・・・若い学生みたいね

主婦たちだと コーラスなんかしてる人たちが 行くようなことも あるみたい

私はやっぱり 花 景色 食べ物かな??

それにしても 素晴らしい
返信する
聖歌隊 (garnet)
2013-10-17 19:49:02
通りすがりさま

まあっ!ホントですか??
あ~ア残念!姉、妹と共に
その時、知っていればどんなに
感激したでしょうか。

私たち、何も見えないので、絶対
CDと思いました!
、、といえば、確かに大人の声が
入ってましたネ!ありがとうございました!!
そてにしても不覚。

返信する
ウイーン (garnet)
2013-10-17 19:54:08
ヨッシーちゃん

食べ物も”シュニッツル”美味しかったです。
私は今回、ウイーンの歴史、勉強して
又、行きたい!と思いました。
アチコチ回らずにウイーンのみ行きたい。
返信する

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