Garnetの部屋

たそがれGarnet の 独り言
(つれづれ日記より)

つれづれに   読書、  干す、  バラの楽しみ

2018年12月07日 | Weblog

12月7日 金曜日

昨日は小雨も降って少し寒かったですが、今日は寒さはあまり感じていなくて
 師走 でありながらその気にならないのが不思議です。 
このまま慌ただしくなく 今年 平成の年が終わることを心より願っている。

読み切るのにずい分と時間がかかって、やっと何とか最後のページを閉じることが
出来た。   と同時期に偶然 「笑ってこらえて」で当の 「坂本敏夫」さんに
テレビ画面で お会いすることになって読み終えた満足感が倍になった。


 
 「典獄と934人のメロス」
坂本敏夫  1947年生まれ  67年大阪刑務所刑務官、その後神戸刑務所、法務省事務官その他を経て94年広島拘置所総務部長を最後に退官。執筆活動に入る。 著書に 「死刑執行人の記録」「刑務所のすべて」他。

先ず 典獄 って監獄の事務を司る官吏のこと。(歴史民俗用語)旧制の監獄の長。
物語は(ほぼ実名と真実) 1923年 大正12年 9月1日に起きた 関東大震災での 震源地に近かった 横浜刑務所を舞台とする真実の物語として書かれている。激震と猛火のため崩壊した刑務所の囚人たち 934人が一時解放され、塀のない刑務所の敷地に各々が戻ってくるさまや後片付けを粛々とするさま、当時流れた流言飛語が全くの噂に過ぎないことが真実として残っていることえの警鐘として語られている。

物語の中で 福田サキ18歳 が 無実の罪で服役している 兄福田達也 25才 のため約束の時間までに横浜刑務所に辿りつかねばならない道中を走りに走って行く様を 太宰治 の「走れメロス」 に例えて本の題材としたことが理解でき最後まで読むことが出来た。
横浜刑務所の 934人の各々のメロスが与えられた時間内に戻るため 走りに 走ったのである。
当時の 椎名通蔵(しいな・みちぞう)典獄長は囚人から慕われ尊敬されていた という。

**本の内容、用語は難しくまだ生まれていなかった時代の関東大震災。今年の9月1日当日何気に過去の出来事をネットで調べていて「防災の日」を理解し、そのネットの中で この本 を知ることになった。 
(武蔵野中央図書館に借りだしを依頼後1か月経ってやっと連絡が入った)

** 作者 坂本敏夫  (12月5日 笑ってこらえてより)
網走刑務所の説明で出演されていた。 やはり詳しいですね。 (笑)
「ムショ」の意味って、刑務所のムショじゃなくて 6×4 ご飯が麦6 白米4でムショなんですって。        




    

** メギスの干物  (ニギスとも呼ばれる)
先日「角上市場行くけど行きますか?」とお誘いがあった。
私はこのメギスの干物が大好きで、そして角上にはたいがいこの魚が置いてあり
簡単な調理もしてくれるのが嬉しく 便乗した。 新潟、寺泊から直行でくる魚は
新鮮で、寿司も種類が沢山あり美味しい。

塩水に3時間位漬ける。 水を切りていねいに水をふき取り網に干す。
晴天なら4.5時間干せばからりと干しあがる。焼いても、フライにしても美味しい。




** 大根の葉、サッと茹でてから何日か干します。太陽をあびて栄養価はぐんとUP。
大根の皮、人参の皮も捨てないで千切りにしてから干しておくと カラカラになり保存も
出来、煮ると甘いお惣菜になる。 ていねいな生活を喜びとして生きたいですね。




** バラ ミッシイェルメイアン
12月6日 朝、小雨の中あまりにもきれいに咲いており UPしました。
これは5月の連休に お嫁さんの K ちゃんがプレゼントしてくれたバラ。





LINE便り

ただ今は香港で仕事に励んでいる孫娘はほぼ毎日便りやその日の写真を送ってくる。
香港センター街のクリスマスツリー     今晩 7日の夕食のラーメンらしい。




便りによると来年から異動が決まり、マレーシア、(クアラルンプール、シンガポール)に。
ビザの関係?でしばらくは1年以上は同じ所に居られないらしく 渡り鳥さながら、、、。
本人は仕事が面白くどこの国に行っても張り切っている。 どこまでも応援したい思いでいる。

** ここら辺りか、、。早速地図を広げてみる。 マーライオンに会ったのははるか昔。
治安は良く、清潔な都市であるのは嬉しい限り。




例年に比べると 暖かい年の瀬になりそうです。
そして 平成 が終わる年ですね。来年はどんな呼び名になるのでしょう。暮れに一時帰国する
孫娘との再会を楽しみにする今日この頃です。










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