自転車のサドルの上で・・・

サドルの上での気ままなひとりごと

「生涯100ミリシーベルト甘い!」

2011-07-29 | Weblog
 今朝の中日新聞の見出し。
 記事では、500ベクレルの牛肉を1キロ食べた場合の人体への影響は0.008ミリシーベルトとなるが、他の汚染飲食品の積算による内部被爆や外部被爆を足せば年間1ミリシーベルト(ICRPの定めた年間被爆限度値)を越える可能性もある、としている。
 まぁ、成長の盛んな乳児、子どもも大人も一緒にはするまいが、きちんと年代別に根拠を含め明らかにしないと、無用の混乱を招くことになるだろう。
 「ドイツ放射線防護協会」は3月20日付けで「日本における放射線リスク最小化のための提言」を出している。
 それによると、「現行のドイツ放射線防護令第47条によれば、原子力発電所通常稼動時における住民一人あたりの被ばく線量の限界値は年間0.3mSvである。この限界値は1kgあたり100Bqのセシウム137を含む固形食物及び飲料を摂取するだけですでに超過するため、年間0.3mSvの限界値内にするためには、次の量まで減らさなければならない」として乳児、幼児、子ども、子ども(7歳以上)、青少年、成人と区分して計上している。(詳しくは調べてね)
 これはチェルのブイリで国土の土壌が2000Bqから4000Bqで汚染された国の話である。ドイツ全土の汚染に要するセシウムの量は500g程度だという。5月に皇居二重橋の土も2000Bq近い値が出ていたのではあるけれど。
 (もう一つ、通常運転の原発でもリスクを数値で出しているところはドイツらしい。日本では安全というだけで極微量は通常出ていることなど説明もしないからね)
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