自転車のサドルの上で・・・

サドルの上での気ままなひとりごと

織田有信の墓

2020-06-08 | Weblog

 午前中、椿~東海自然歩道~両尾サイクリング。
 椿神社の近くに織田有信の墓という案内板が立っている。前から気になっていたが、いつも素通りだった。今日も行き過ぎてから、戻って、見学。昨夜NHK「麒麟が来る」を観たからかもしれない。
 墓は道路わきから数メートル入ったところにある。墓碑には延宝6年(1678年)5月とある。旧暦なので6月のこと。案内板によると、織田信孝(信長の3男)の愛妾が賤ケ岳の戦のあと山本(椿)まで子供を連れて逃げてきた、その子ども(盛信)の子どもが有信という。この地に永住していた、とのこと。盛信については歴史的に明確ではなさそうだ。信孝は賤ケ岳の時、謀反(岐阜城で兵をあげた)を起こし、岐阜城を追われ、愛知県美浜で切腹している。当時26,7なので、愛妾の子(盛信)も小さかったであろう。信孝は神戸(かんべ)信孝であり、このあたりを支配していたこともあり、山本城主はかっての配下でもある(山本城は秀吉配下の筒井順慶に攻められ落城している)。信孝の子どもとしては秀吉天下の下では生きていけないので、密かに住んでいたのであろう。歴史に残らないのも合点がいく。この地区には「神戸」姓も残っていると言われ、いにしえを感じさせる。
 墓参りを済ませた後は、東海自然歩道を経て両尾にでて、井田川経由で帰宅。走行53㎞。
  午後からは、コロナでお休みだった絵の教室が2月ぶりに再開し、メンバーと久しぶりに顔をあわせておしゃべり。

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