自転車のサドルの上で・・・

サドルの上での気ままなひとりごと

日曜日の続き

2008-12-03 | Weblog
 この日曜は「フェルメール展」のあと、山の神の希望で、駒込にある「六義園(りくぎえん)」と旧古河邸を見物した。六義園は柳沢吉保が作った庭園で、8haの広さがある広大な庭園である。川越藩の大名で御側用人の権力を見せつけるものである。
 旧古河邸(写真)はなんの予備知識もなしに見に行ったのだが、最初玄関ポーチをみて、桑名の六華苑とデザインが同じだと感じ、コンドルの設計か、と思ったら、まさしくそうであり、ジョサイア・コンドルの作品であった。赤茶色の新小松石で覆われて落ち着いた雰囲気の趣味の良い建造物である。
 建物の下部に日本庭園もあり、六義園と同様、紅葉を十分楽しめた。両者とも名前しか知らなかっただけに、良い見物であったと思っている。
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