柴山俊之と花田裕之が「菊花賞」を名乗り、そのライブをレコーディングして
4タイトルのCDを発売したのが2005年。二人のアコースティック・ライブ
音源は全てCD化するという話が当初からあったのだが、なかなか続編が
出ないので頓挫したのかなと思っていたら、2009年の今になって
とんでもないことになってしまった。2005年から2007年までの
録音を5回に分けて計21タイトルを発売するというのだ。
根強いファンを持つ二人が関わるバンドやソロのライブは必ずといって
いいほど誰かが録音し、ファンの間で流通する。数年前にネットを検索して
いると奇妙な?音源トレード・サークルのようなところに行き当たった
ことがある。簡単に検索に引っかからないよう、数名の会員にはいくつかの
規制があって音源の種類を公開している人もいれば特定の人しか
ログインできないようなところにリストを置いている人もいた。
お互いのやりとりがBBS上でも展開されていて、そこでの書き込みを
眺めるだけで、いちいち気持ち悪かったのを思い出した。
そのサークルで主にやりとりされていたのが、サンハウスやルースターズに
関わった人たちのライブの隠密録音であった。
需要があるなら、アーティスト公認の形で多くのライブ音源を市場に出す
というのはファンには公平に録音物が行き渡るというのと、アーティストには
実入りがあるという点で、悦ばしいことだと思う。
その日の出来事をありのまま、ライブにしてしまうというのはリスクも
大きい。全てが最高といかない日もあるだろうし、まして一度に変わり映えの
しないセット・リストのライブが大量に出たら、「ライブの名盤」という
ものも生まれにくい。それでもこういったリリースはファンには歓迎すべき
ものだろう。
掲載写真は2005年4月28日、浜松LUCREZIAで収録されたライブ盤。
LUCREZIAオープン間も無い時期のライブで、ハコにとっても記念すべき
音源だろう。オーナーと店長とは面識があって、年に1度いろいろな話を
聞くことがあるのだが、菊花の二人はスタッフにも客にも優しい態度で
接するという話が印象に残っている。ここでの録音がメジャー・カンパニー
からの録音ブツに慣れ親しんだ人の耳にどう聞こえるかは、知ったことじゃない。
文字通り「記録」としての「レコード」がそこにあるだけだ。
会場にいた人には記念になるのは言うまでも無いし、いなかった私も
その場の雰囲気を楽しんだ。それでいいのだ。
オーディエンス・ノイズ多め(笑)なので、客の品の無い掛け声が鬱陶しいけど。
事前にレコーディングされるのがわかっていたので、目だってみたというのも
あるだろうけど、これが残ることを考えたら間の抜けた話だ。
まあいいや。問題はこのあと発売される残りの15タイトルを買うかどうかだ。
俺は義理堅い男なのだ。最後までそうだといいのだけど。
このCDの最後に、ライブが終わって客出しに使われた曲を
ほんの一瞬聞くことができる。
EVERYBODY MUST GET STONED!。野郎ども、準備はいいか!?。(笑)
4タイトルのCDを発売したのが2005年。二人のアコースティック・ライブ
音源は全てCD化するという話が当初からあったのだが、なかなか続編が
出ないので頓挫したのかなと思っていたら、2009年の今になって
とんでもないことになってしまった。2005年から2007年までの
録音を5回に分けて計21タイトルを発売するというのだ。
根強いファンを持つ二人が関わるバンドやソロのライブは必ずといって
いいほど誰かが録音し、ファンの間で流通する。数年前にネットを検索して
いると奇妙な?音源トレード・サークルのようなところに行き当たった
ことがある。簡単に検索に引っかからないよう、数名の会員にはいくつかの
規制があって音源の種類を公開している人もいれば特定の人しか
ログインできないようなところにリストを置いている人もいた。
お互いのやりとりがBBS上でも展開されていて、そこでの書き込みを
眺めるだけで、いちいち気持ち悪かったのを思い出した。
そのサークルで主にやりとりされていたのが、サンハウスやルースターズに
関わった人たちのライブの隠密録音であった。
需要があるなら、アーティスト公認の形で多くのライブ音源を市場に出す
というのはファンには公平に録音物が行き渡るというのと、アーティストには
実入りがあるという点で、悦ばしいことだと思う。
その日の出来事をありのまま、ライブにしてしまうというのはリスクも
大きい。全てが最高といかない日もあるだろうし、まして一度に変わり映えの
しないセット・リストのライブが大量に出たら、「ライブの名盤」という
ものも生まれにくい。それでもこういったリリースはファンには歓迎すべき
ものだろう。
掲載写真は2005年4月28日、浜松LUCREZIAで収録されたライブ盤。
LUCREZIAオープン間も無い時期のライブで、ハコにとっても記念すべき
音源だろう。オーナーと店長とは面識があって、年に1度いろいろな話を
聞くことがあるのだが、菊花の二人はスタッフにも客にも優しい態度で
接するという話が印象に残っている。ここでの録音がメジャー・カンパニー
からの録音ブツに慣れ親しんだ人の耳にどう聞こえるかは、知ったことじゃない。
文字通り「記録」としての「レコード」がそこにあるだけだ。
会場にいた人には記念になるのは言うまでも無いし、いなかった私も
その場の雰囲気を楽しんだ。それでいいのだ。
オーディエンス・ノイズ多め(笑)なので、客の品の無い掛け声が鬱陶しいけど。
事前にレコーディングされるのがわかっていたので、目だってみたというのも
あるだろうけど、これが残ることを考えたら間の抜けた話だ。
まあいいや。問題はこのあと発売される残りの15タイトルを買うかどうかだ。
俺は義理堅い男なのだ。最後までそうだといいのだけど。
このCDの最後に、ライブが終わって客出しに使われた曲を
ほんの一瞬聞くことができる。
EVERYBODY MUST GET STONED!。野郎ども、準備はいいか!?。(笑)
男前!。
とりあえず博多から攻めます。
全部買うと、その博多の映像を見る事ができる
DVD-Rをゲットできるんですよ。
気絶はしないけど、悩ましいです。
ハリーくん、買ってたんだ。私は浜松一枚だけ。記録CDだから、自分の店の記念にって感じです。ちょっと感慨深いなあ。
フリクション、今週名古屋に来るので見てきます。今の音はゾーントリッパーの延長線上にあるので、私としては、、、というのはあるんですけどね、フリクションの中ではダムナムライブがもしかしたら一番好きかも。あ、79があった。再発分ではマニアックスがよかったなあ。あれはファンのためのプレゼントだったのかしら。
フリクションのライブが終わって、またこのHPひらけれたら、感想書きます。
ライブに参加した客だけでなく、店の記念というのも、いいですね。
フリクションの音は時代によってアプローチが変わっていったように感じるのですが、
人によって好きな時代が分かれるようでいて
結局ほぼ全時代が好き、というのが面白いです。ライブ、楽しんできてください。