HARRY’S ROCK AND ROLL VILLAGE

お気に入り音楽の紹介と戯言

YOU KNOW WHAT I MEAN

2007-11-01 23:56:49 | DAY BY DAY
職場には、いろいろな女性がいる。
アルバイトやパートの入れ替わりが多いので、同じ会話を
何度もすることになる。

「幾つなんですか?」
「結婚してるんですか?」

実年齢を言うと、大抵「そんな歳には見えないですよ、若いですね」と言われる。
世渡りの術を心得ている回答である。(笑)
やっかいなのは「結婚」に関する話だ。
「結婚している」と言うと、「え~、そんなふうに見えないですよ。
生活臭みたいなものが、まるで感じられないです。」と言われるし
ちょっと冗談で「結婚してない」というと「え~、嘘~。女の人に優しいから
とっくに結婚していると思ってましたよ、彼女はいるでしょ。」とくる。

会話の掴みとしては、どうかと思うけど「好きな色は何ですか」と
聞かれた方が何か新鮮で笑ってしまうと思うが、さすがに唐突に聞けば
頭の中を疑われかねないので、まだそんな人には出会っていない。(笑)

「結婚してるけど、今日は独身」とか言う器量は私には無い。
気の利いたつもりの人はこうも言う。
「ハリーさんの奥さんはきっと美人なんでしょ。」
現実はいつも残酷である。

セックス、ドラッグ&ロックンロールという表現がある。
ドラッグには興味が無いのでここを「シガレット&アルコール」と
置き換える。
自分でこういうことをいうのも何だが、私は助平である。
その度合いを何で測るかはわからないが、人並み外れているかもしれない。
人前で問題を起こすようなことが無いだけで。
しかしながら、先の3つの事柄を好きな順に並べると
3つの言葉を逆に並べた順になる。

つまりは・・・。
私は極度のロック依存症ということになる。
「わかってくれるかい。」

掲載写真右は、安井かずみが1970年に発表したアルバム「ZUZU」。
作詞家として活動していた安井の歌詞に様々な人が曲をつけ、安井自身が
それを歌ったのだが、企画物にしては出来過ぎの内容である。
布施明、西郷輝彦、石坂浩二、マモル・マヌー、沢田研二ら豪華な作曲陣の中で
ここでも、一際ムッシューの手になる「プール・コワ」が秀逸。
それは安井の魅力の断片に過ぎないのだろうけど、その断片を
見事に輝かせている。
掲載写真左は71年に発表された、「空にいちばん近い悲しみ」で、
服部克久が編曲した曲に載せて安井が自作詩を朗読する。
粋な女性が、イマジネーション豊かに言葉を紡ぐ素敵なアルバムである。

女性との言葉の駆け引きは楽しいのだろうけど、そんな環境(笑)にはない。
きっと、私の語彙が乏しいだけなのだろうけど。

「ハリーさん、パフィー好きなんですか、どっちが好きですか?」。
そんな質問はもう100回くらいされた気分なのだが、
日常会話というのは、そんなものである。
というか、いつパフィーの話をしているのだろう?(笑)
コメント (2)
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