8月30日、浜松ルクレチアで藤井一彦のソロ・ライヴを見た。
グルーヴァーズのライヴは見たことがあったが、ソロは初めてなので
どんな感じか想像もつかなかったが、紛れもなくロケンロールであった。
ソロ・アルバムを中心にグルーヴァーズ・ナンバーも多く演奏してくれ、
その中でも「グッド・モーニング・シャングリラ」は、政権交代が囁かれる
選挙当日の選曲として、個人的にかなり嬉しかった。
初めて聞いたボブ・ディラン・カバー「DON'T THINK TWICE, IT'S ALL RIGHT」の
日本語詞とフィンガリングの素晴らしさに、耳を惹きつけられたのは
私だけではないだろう。
オーナーと店長の計らいで、楽屋や打ち上げで一彦さんといる時間を
多く設けていただいたことに感謝。
昔から疑問に思っていた、曲やアルバムに関する些細な事を幾つも尋ねたのだが、
丁寧に答えてくれて嬉しかった。
酒がすすむと、私の質問もくだらなさの度が上がったのだが、面白い話は
幾つもあった。カバー・ソングをレコーディングする時の許諾の話は
特に興味深かったし、他には伝説の西部八月の話や、厚生年金会館で四人囃子と
ZKが対バンした時の話、夏フェスの実態とそれに対するスタンスなどなど。
私も一彦さんもメートルが上がっていた(笑)ので、ここでそれを
文字にするのはフェアじゃないので書かないが、興味深い話だった。
それでも、私が昔から思っていたが聞きにくいことをストレートに聞いた時の
答えは我が意を得たりだったので、ここに記す。
「90年代を駆け抜けた有名な日本のロック・バンド(私はここで2つ名前を
出しました)との違いは歌詞にあって、その単純なようでいて複雑なところが、
ノリがよければ全て良しみたいなリスナーに理解できなかったのでは。」と
言うと「そうなんだ。あまりバカみたいな歌詞は書きたくないしね。」
「それでも、私がグルーヴァーズを表現する時の常套文句なのですが
知性と野生を同居させ、しっかり韻を踏んで、日常と文学性を同時に
兼ね備えるからこそ、グルーヴァーズなんです。」と言うと、
「そういうヤツが10万人くらいいたら、変わるんだけどな。」と言って
握手してくれたことは一生の思い出になるだろう。
一彦さんのDJでストーンズがルクレチア店内にバンバン流れたことも
忘れることはできない。
最後に「ジョニー・キャッシュの聴き手をもっと拡げるべく、啓蒙活動を
しよう。」と約束してお開きになったのが午前4時すぎ。
実に楽しい一日だった。
改めて、よしのさんと青木さんに感謝。Kira C-Jamさんとも話せたし
(不躾なことを聞いてすみませんでした)、Sさんや敏さんとも会えて
嬉しかった。次はオンリー・ワンズで逢いましょう。
グルーヴァーズのライヴは見たことがあったが、ソロは初めてなので
どんな感じか想像もつかなかったが、紛れもなくロケンロールであった。
ソロ・アルバムを中心にグルーヴァーズ・ナンバーも多く演奏してくれ、
その中でも「グッド・モーニング・シャングリラ」は、政権交代が囁かれる
選挙当日の選曲として、個人的にかなり嬉しかった。
初めて聞いたボブ・ディラン・カバー「DON'T THINK TWICE, IT'S ALL RIGHT」の
日本語詞とフィンガリングの素晴らしさに、耳を惹きつけられたのは
私だけではないだろう。
オーナーと店長の計らいで、楽屋や打ち上げで一彦さんといる時間を
多く設けていただいたことに感謝。
昔から疑問に思っていた、曲やアルバムに関する些細な事を幾つも尋ねたのだが、
丁寧に答えてくれて嬉しかった。
酒がすすむと、私の質問もくだらなさの度が上がったのだが、面白い話は
幾つもあった。カバー・ソングをレコーディングする時の許諾の話は
特に興味深かったし、他には伝説の西部八月の話や、厚生年金会館で四人囃子と
ZKが対バンした時の話、夏フェスの実態とそれに対するスタンスなどなど。
私も一彦さんもメートルが上がっていた(笑)ので、ここでそれを
文字にするのはフェアじゃないので書かないが、興味深い話だった。
それでも、私が昔から思っていたが聞きにくいことをストレートに聞いた時の
答えは我が意を得たりだったので、ここに記す。
「90年代を駆け抜けた有名な日本のロック・バンド(私はここで2つ名前を
出しました)との違いは歌詞にあって、その単純なようでいて複雑なところが、
ノリがよければ全て良しみたいなリスナーに理解できなかったのでは。」と
言うと「そうなんだ。あまりバカみたいな歌詞は書きたくないしね。」
「それでも、私がグルーヴァーズを表現する時の常套文句なのですが
知性と野生を同居させ、しっかり韻を踏んで、日常と文学性を同時に
兼ね備えるからこそ、グルーヴァーズなんです。」と言うと、
「そういうヤツが10万人くらいいたら、変わるんだけどな。」と言って
握手してくれたことは一生の思い出になるだろう。
一彦さんのDJでストーンズがルクレチア店内にバンバン流れたことも
忘れることはできない。
最後に「ジョニー・キャッシュの聴き手をもっと拡げるべく、啓蒙活動を
しよう。」と約束してお開きになったのが午前4時すぎ。
実に楽しい一日だった。
改めて、よしのさんと青木さんに感謝。Kira C-Jamさんとも話せたし
(不躾なことを聞いてすみませんでした)、Sさんや敏さんとも会えて
嬉しかった。次はオンリー・ワンズで逢いましょう。