ビートルズの箱を2つ抱えてご満悦の、そこらへんのおじさんに聞きました。
「貴方の好きなビートルズの曲を、3曲教えてください。」
「おお、いい質問だねぇ。こんな日のために準備していたんだよ。」
「で、その曲は何ですか。」
「ふふ。君と、いや君たちと一緒だよ。」
「じゃあ、『YESTERDAY』と『MICHELLE』と、『HEY JUDE』でいいですね。」
「君イ、『LET IT BE』じゃないのかね。」
「どうでもいいんだよ、そんなこと。俺が本当に聞きたいのは
その3曲がどのアルバムに収録されているかってことなんだよ。」
「えっ、『LET IT BE』じゃダメなのかい。『YESTERDAY』って
どのアルバムだったかなあ。もう昔のことだからなあ・・・。
そんな難しいこと聞くなよ。いい曲なんだから、それでいいじゃない。」
不意にこんな質問をする若人にドギマギしなくて済むように、性根を
据えてCDを聴きましょう。折角高い金払ったんだから。
あっ、私は若人では無いです。40男です。(笑)
「『(I CAN'T GET NO)SATISFACTION』ってどのアルバムに入ってますか。」と
聞かれたときに「え~と、『フォーティ・リックス』かな。」なんて
答えないように、私も用心しなければ。
あっ、もし「『HEY JUDE』は、同名のアルバムに入っているよ。」という
答えに出くわしても笑ってはいけないよ、お若いの。
掲載写真は先日リリースされたチープ・トリックのDVDで、『サージェント・
ペッパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』を丸ごと演奏したDVD。
リージョン1なので我が国では普通に見ることができないため、例によって
パソコンでナニして見ました。
今年の演奏なのかどうか今ひとつわからないのだが、ブートレグで聴いた
SGT40周年記念のハリウッド・ボウルとは、ゲストの持ち歌が違うし
ブートレグでは順番が入れ替わっていた「LOVELY RITA」と「WHEN I'M SIXTY-
FOUR」の順番はこのDVDでは正確だ。(笑)
映像を見ると面白い発見が多い。まず、リックのギターにはSGTの
中ジャケに描かれた4人の顔をペイントしてあってそれだけで盛り上がって
しまう。ステージではアルバムを順番に演奏するのだが
律義にロビン・ザンダーは1曲目と2曲目の声色を変えようとしているのが
よくわかる。「GETTING BETTER」でトムのベースが唸りを上げ、
バーニーも快調。「SHE'S LEAVING HOME」ではギターを置いて手を前に組んだ
リックが大人しくしているのが妙に可笑しい。
メンバー4人は引っ込んでゲストが歌う「WITHIN YOU WITHOUT YOU」では
しっかりタブラやシタール奏者が登場。「LOVEY RITA」ではジョン・オズボーンが
大人の女性の魅力を披露。ちなみに40周年記念ライブでは更にお姉さんの
エイミー・マンが歌っていました。
全曲を演奏した後に、「アビー・ロード」のB面後半のメドレーを
演奏するのも、たまらないところ。
惜しむらくは、リージョン・フリーであればもっと多くの人が手にしたであろうと
いうことである。
以前にブートレグをとりあげた時にも書いたがチープ・トリックは素晴らしい。
私に10年に2回聴くか聴かないかというアルバムに、4回目の機会を
与えるきっかけをつくってくれたのだから。
そして、リマスターCDは素晴らしい。10年に2回聴くか聴かないかという
アルバムに、5回目と6回目の機会を与えるきっかけをつくってくれたの
だから。
いや、正直に言うと、リマスターCDの「SGT」は2回ずつ聴きました。(笑)
「貴方の好きなビートルズの曲を、3曲教えてください。」
「おお、いい質問だねぇ。こんな日のために準備していたんだよ。」
「で、その曲は何ですか。」
「ふふ。君と、いや君たちと一緒だよ。」
「じゃあ、『YESTERDAY』と『MICHELLE』と、『HEY JUDE』でいいですね。」
「君イ、『LET IT BE』じゃないのかね。」
「どうでもいいんだよ、そんなこと。俺が本当に聞きたいのは
その3曲がどのアルバムに収録されているかってことなんだよ。」
「えっ、『LET IT BE』じゃダメなのかい。『YESTERDAY』って
どのアルバムだったかなあ。もう昔のことだからなあ・・・。
そんな難しいこと聞くなよ。いい曲なんだから、それでいいじゃない。」
不意にこんな質問をする若人にドギマギしなくて済むように、性根を
据えてCDを聴きましょう。折角高い金払ったんだから。
あっ、私は若人では無いです。40男です。(笑)
「『(I CAN'T GET NO)SATISFACTION』ってどのアルバムに入ってますか。」と
聞かれたときに「え~と、『フォーティ・リックス』かな。」なんて
答えないように、私も用心しなければ。
あっ、もし「『HEY JUDE』は、同名のアルバムに入っているよ。」という
答えに出くわしても笑ってはいけないよ、お若いの。
掲載写真は先日リリースされたチープ・トリックのDVDで、『サージェント・
ペッパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』を丸ごと演奏したDVD。
リージョン1なので我が国では普通に見ることができないため、例によって
パソコンでナニして見ました。
今年の演奏なのかどうか今ひとつわからないのだが、ブートレグで聴いた
SGT40周年記念のハリウッド・ボウルとは、ゲストの持ち歌が違うし
ブートレグでは順番が入れ替わっていた「LOVELY RITA」と「WHEN I'M SIXTY-
FOUR」の順番はこのDVDでは正確だ。(笑)
映像を見ると面白い発見が多い。まず、リックのギターにはSGTの
中ジャケに描かれた4人の顔をペイントしてあってそれだけで盛り上がって
しまう。ステージではアルバムを順番に演奏するのだが
律義にロビン・ザンダーは1曲目と2曲目の声色を変えようとしているのが
よくわかる。「GETTING BETTER」でトムのベースが唸りを上げ、
バーニーも快調。「SHE'S LEAVING HOME」ではギターを置いて手を前に組んだ
リックが大人しくしているのが妙に可笑しい。
メンバー4人は引っ込んでゲストが歌う「WITHIN YOU WITHOUT YOU」では
しっかりタブラやシタール奏者が登場。「LOVEY RITA」ではジョン・オズボーンが
大人の女性の魅力を披露。ちなみに40周年記念ライブでは更にお姉さんの
エイミー・マンが歌っていました。
全曲を演奏した後に、「アビー・ロード」のB面後半のメドレーを
演奏するのも、たまらないところ。
惜しむらくは、リージョン・フリーであればもっと多くの人が手にしたであろうと
いうことである。
以前にブートレグをとりあげた時にも書いたがチープ・トリックは素晴らしい。
私に10年に2回聴くか聴かないかというアルバムに、4回目の機会を
与えるきっかけをつくってくれたのだから。
そして、リマスターCDは素晴らしい。10年に2回聴くか聴かないかという
アルバムに、5回目と6回目の機会を与えるきっかけをつくってくれたの
だから。
いや、正直に言うと、リマスターCDの「SGT」は2回ずつ聴きました。(笑)