全てのアルバムをコレクションしているわけではないが、
常に気に留めているアーティストというのは、誰にでもあるだろう。
私にとっては、レッド・クレイオラは数多くある「常に気になる
バンド」の一つである。
テキサス産のサイケ・バンドとしての体裁をとった60年代から
ニュー・ウェーブやパンクに呼応した70年代は充実していたし
現在はシカゴに拠点を移し、音響系もブルーズもノイズもコラージュも
なんでもありだが、ポップな側面も持ち合わせることのできる稀有な存在だ。
正直言って、バンドのどのアルバムよりも、中心人物の
メイヨ・トンプスンの70年のソロ「corky's debt to his father」のほうが
好きなのだが、時代やアルバムが違うたびにメンバーが変わり、
バラエティに富んだ作品をを聞かせる「バンド」の魅力は捨てがたい。
バンドは70年にいったん活動のペースが鈍るが、76年頃から再加速し
傑作を生み続ける。そしてまた活動を休止したが80年代後半から定期的に
アルバムを発表する。もともと「CRAYOLA」と綴っていたのを94年に
「KRAYOLA」と変えて現在にいたる。
2004年に出た入手困難なシングルや未発売のものをかき集めた、
その名も「SINGLES」はバンドの歴史を俯瞰するのに最適といわないまでも
内容はバラエティに富んで楽しいものだった。
そして、2005年になんと限定500枚で、78年のライブがリリースされた。
それが掲載写真の「LIVE IN PARIS」である。
収録曲がたまらん!(笑)先の「SINGLES」にも収録された
76年に発売予定だったが78年まで見送られたシングルの両面、
「WIVES IN ORBIT/YIK YAK」、何故か未だCD化されない79年の
「SOLDIER-TALK」から5曲、なんといっても特筆すべきは・・・。
ライブのオープニングは、触り程度だが、メイヨのソロ・アルバムから
「WORRIED WORRIED」だ!。
音ははっきりいってよくない。だが、イギリスを拠点にパンクや
ニュー・ウェーブとリンクするこの時代の音の迫力は半端ではない。
音の悪さを差し引いても、広く聴かれるべきだと思うが、いかんせん
限定500枚。青のボールペンで500と書かれ、赤のボールペンで
シリアル・ナンバーが書かれてある。もちろん?手書き。
ちなみに私のは「305」番。
通常のCDケースでなく、薄っぺらい冊子にCDが貼り付けられていると言う
なんとも無骨なつくりで、いかにも限定物という感じだ。
しかし、日本製のブートレグならいざ知らず、レッド・クレイオラの
ライブが限定500枚程度でいいのだろうか・・・・。
常に気に留めているアーティストというのは、誰にでもあるだろう。
私にとっては、レッド・クレイオラは数多くある「常に気になる
バンド」の一つである。
テキサス産のサイケ・バンドとしての体裁をとった60年代から
ニュー・ウェーブやパンクに呼応した70年代は充実していたし
現在はシカゴに拠点を移し、音響系もブルーズもノイズもコラージュも
なんでもありだが、ポップな側面も持ち合わせることのできる稀有な存在だ。
正直言って、バンドのどのアルバムよりも、中心人物の
メイヨ・トンプスンの70年のソロ「corky's debt to his father」のほうが
好きなのだが、時代やアルバムが違うたびにメンバーが変わり、
バラエティに富んだ作品をを聞かせる「バンド」の魅力は捨てがたい。
バンドは70年にいったん活動のペースが鈍るが、76年頃から再加速し
傑作を生み続ける。そしてまた活動を休止したが80年代後半から定期的に
アルバムを発表する。もともと「CRAYOLA」と綴っていたのを94年に
「KRAYOLA」と変えて現在にいたる。
2004年に出た入手困難なシングルや未発売のものをかき集めた、
その名も「SINGLES」はバンドの歴史を俯瞰するのに最適といわないまでも
内容はバラエティに富んで楽しいものだった。
そして、2005年になんと限定500枚で、78年のライブがリリースされた。
それが掲載写真の「LIVE IN PARIS」である。
収録曲がたまらん!(笑)先の「SINGLES」にも収録された
76年に発売予定だったが78年まで見送られたシングルの両面、
「WIVES IN ORBIT/YIK YAK」、何故か未だCD化されない79年の
「SOLDIER-TALK」から5曲、なんといっても特筆すべきは・・・。
ライブのオープニングは、触り程度だが、メイヨのソロ・アルバムから
「WORRIED WORRIED」だ!。
音ははっきりいってよくない。だが、イギリスを拠点にパンクや
ニュー・ウェーブとリンクするこの時代の音の迫力は半端ではない。
音の悪さを差し引いても、広く聴かれるべきだと思うが、いかんせん
限定500枚。青のボールペンで500と書かれ、赤のボールペンで
シリアル・ナンバーが書かれてある。もちろん?手書き。
ちなみに私のは「305」番。
通常のCDケースでなく、薄っぺらい冊子にCDが貼り付けられていると言う
なんとも無骨なつくりで、いかにも限定物という感じだ。
しかし、日本製のブートレグならいざ知らず、レッド・クレイオラの
ライブが限定500枚程度でいいのだろうか・・・・。