とにかく今日は暑かったので・・。
ああ、文章が意味不明ですね。いや、暑くて頭が
回らないのです。
ジェファースン・エアプレインのパロディジャケを
スキャンしていたら、こんなCDシングルが出てきました。
アーティスト名も最初は嫌いでしたが、売れてきて何度も
目や耳にするとなじんでくるから不思議です。
バンド自体にそれほど興味が無く、アルバムもこれ以外の
シングルも何一つ所持していないのですが、この曲だけは
何故かハマってしまいました。皆さんの中にも
そういった経験はあると思いますが、如何ですか?。
プロモ・ビデオを見て気に入ったというのがまずあります。
私の好きなパターンにプロモの中に少しだけアニメが
挿入される・・といいうのがあります。これはもうピストルズの
「ザ・グレイト・ロックンロール・スゥインドル」の影響以外の
何者でもありません。そして、曲中に効果音が使われること。
ああ、これはピンク・フロイドの影響です。(笑)
馬の嘶き、雷の音という効果音が見事に使われたことも、
私の琴線に触れる一因。
イントロ始まっていきなり「お姉さん」と呟くところで
まずビビリました。お姉さんって、一体・・・。
タイトルもふざけていて「おっ」と思ったし。
30代半ば以上の人なら往年のテレビ番組のタイトルが頭に
浮かぶでしょう。それに「LOVE LOVE しよう」という
とんでもないダサいダブル・ミーニング。
日本で一番CDを売る某バンド(誰だっけ)はハード・ロック
の音に、四畳半フォークも顔負けの歌詞が乗っているので、不意に
街角やテレビで聴いてしまうとひっくりかえることがあるのですが
この曲のように徹底してくれると、笑い飛ばせるのです。
日本のロックでそれなりに売れるには、歌謡曲的なメロディや
歌い方のものでないと、まだまだ一般的に浸透しないものなのかなあ
ということを思わせた曲でもあります。覚えやすいメロディと歌詞、
曲の最後にはビートルズ好きの親父が反応する仕掛けもあり、
シングルとして不足の無い出来栄えであります。
バンドにもフロントマンにも無理解な私ですがミック・ロンスンの
RCA時代のアルバムが初CD化されたとき(単体でのCD化は世界初
だったと思う)の吉井和哉のコメントには、少し感動したりして。(笑)
裏ジャケで吉井が着ている「ゲンスブール&バルドー」のアルバム・
ジャケットをデザインしたTシャツが欲しかったことを思い出しました。
もう8年も前になるのだなあ。