いまさら言うまでも無い、もはやロック・スタンダード。
オリジナルはもちろん「バーズ」で67年のシングルで
アルバム「YOUNGER THAN YESTERDAY」の冒頭に
収められたあの曲である。
65年にデビューを果たしたものの、メンバーが望んだ
オリジナル曲でのデビューは果たせず、おまけに
レコーディングではスタジオ・ミュージシャンが使われた。
それでもその曲「MR.TAMBOURINE MAN」は全米1位になってしまう。
ミュージシャン・エゴがぶつかりあう中、バンドはとんとん拍子で
売れ、先のシングルを発表。
軽快な中にもサイケデリックな雰囲気を漂わせた曲は
デビューから今にいたる自分たちを映し出したもので、
バンド自身、プロダクション、ロック界に対する痛烈な皮肉だった。
”髪を整え、セクシーに見えるズボンを穿いてギターを弾く。
いいプロダクションを見つけて、レコードを売ってもらい、
チャートに入れば、女の子は大騒ぎ・・・。
金が入ってきて有名になっても、気にすることはない、
お前はロックンロール・スターなんだから・・・。”
もちろん、バーズは音楽的に飛躍的な成長と変化を遂げ、
ロック史に名を残すグループとなるが、それにしてもこの歌詞は
いまにいたる、古今東西を問わず効力を失っていない。
ロジャー・マッギン信奉者のトム・ペティや、ザ・ムーヴ、
最近ではロン・ウッドのカバーが記憶に新しいが、
バーズのオリジナル以後の録音で一番興味深いのが
パティ・スミスによるものだ。
79年発表のアルバム「WAVE」に収録されるのだが、シングルも
切られている。「名声なんてのは、遅かれ早かれ人を
傷つける。」とばかりにこの曲をカバー。スター・システムの
欺瞞はパンクを通過しても続いていることに警鐘を鳴らし、
自身は夫となるフレッド・スミスを歌った「FREDERICK」と
共にアルバムに収録し、しばらく第一線から身を引く。
この曲の歌詞・曲の良さと、パティの行動。全てが美しく
キマッたという意味で忘れられないカバー・バージョンとなった。
掲載写真はイギリス盤シングルで、B面は「FREDERICK」の
ライブ・バージョン。実に意味のあるカップリングだ。
さて。皮肉な歌詞ではある。
それでもロックは、「グッド・ルッキン・ガイ」に演奏してもらいたい。
音を聴いて「おっ」と思って、そこらのアンちゃんと変わらないようなのが
演奏している写真や映像を見ると興ざめすること甚だしい。
それもこれも含めて「ロック」なんだから。後から顔は出来て
くるのも本当なんだけど・・・・。子供の頃、憧れたミュージシャンは
皆格好よかったはずなんだけどなあ。
オリジナルはもちろん「バーズ」で67年のシングルで
アルバム「YOUNGER THAN YESTERDAY」の冒頭に
収められたあの曲である。
65年にデビューを果たしたものの、メンバーが望んだ
オリジナル曲でのデビューは果たせず、おまけに
レコーディングではスタジオ・ミュージシャンが使われた。
それでもその曲「MR.TAMBOURINE MAN」は全米1位になってしまう。
ミュージシャン・エゴがぶつかりあう中、バンドはとんとん拍子で
売れ、先のシングルを発表。
軽快な中にもサイケデリックな雰囲気を漂わせた曲は
デビューから今にいたる自分たちを映し出したもので、
バンド自身、プロダクション、ロック界に対する痛烈な皮肉だった。
”髪を整え、セクシーに見えるズボンを穿いてギターを弾く。
いいプロダクションを見つけて、レコードを売ってもらい、
チャートに入れば、女の子は大騒ぎ・・・。
金が入ってきて有名になっても、気にすることはない、
お前はロックンロール・スターなんだから・・・。”
もちろん、バーズは音楽的に飛躍的な成長と変化を遂げ、
ロック史に名を残すグループとなるが、それにしてもこの歌詞は
いまにいたる、古今東西を問わず効力を失っていない。
ロジャー・マッギン信奉者のトム・ペティや、ザ・ムーヴ、
最近ではロン・ウッドのカバーが記憶に新しいが、
バーズのオリジナル以後の録音で一番興味深いのが
パティ・スミスによるものだ。
79年発表のアルバム「WAVE」に収録されるのだが、シングルも
切られている。「名声なんてのは、遅かれ早かれ人を
傷つける。」とばかりにこの曲をカバー。スター・システムの
欺瞞はパンクを通過しても続いていることに警鐘を鳴らし、
自身は夫となるフレッド・スミスを歌った「FREDERICK」と
共にアルバムに収録し、しばらく第一線から身を引く。
この曲の歌詞・曲の良さと、パティの行動。全てが美しく
キマッたという意味で忘れられないカバー・バージョンとなった。
掲載写真はイギリス盤シングルで、B面は「FREDERICK」の
ライブ・バージョン。実に意味のあるカップリングだ。
さて。皮肉な歌詞ではある。
それでもロックは、「グッド・ルッキン・ガイ」に演奏してもらいたい。
音を聴いて「おっ」と思って、そこらのアンちゃんと変わらないようなのが
演奏している写真や映像を見ると興ざめすること甚だしい。
それもこれも含めて「ロック」なんだから。後から顔は出来て
くるのも本当なんだけど・・・・。子供の頃、憧れたミュージシャンは
皆格好よかったはずなんだけどなあ。
このシングルも持ってますよ。
パティ・スミスが最初に活動休止に入る前、最後のライブが行われたのはイタリアのフィレンツェのサッカー場、アルテミオ・フランキ、A.C.FIORENTINAのホーム・スタジアムです。
体制が全く変わっての今のチームは置いといて、私にとっては思い入れの非常に強いチームです。
バティやルイ・コスタは紫色のユニが一番似合ってたな~。
コメントの方向間違ってますね、俺。
ロン・ウッドのソロのヴァージョンもよかったですよね、あのアルバム大好きですよ。
ロニーのお子さんやボブ・ディランも参加してましたよね。
ボブ・ディランに歌わせないないでギターだけ弾かせた、なんとも大胆な起用の仕方です。
ありました。ルイ・コスタは今は
TKさん贔屓チームなんですね~。監督が変わるようで中田の動向も注目されるところ。
って、レスの方向間違ってませんよね。
ディランが歌わないというのが何とも凄いのですが、二人のハモり(ハモらないんでしょうが)も
聴きたかった気もします。
彼女&カーネーションのライブで
このパティスミスのカバーを何曲かやってまして、すごくよかったです。
カーネーションは森高がらみで知りました。(笑)
ライブ・バージョンというと、私はルースターズの演奏を思い浮かべたりします。
DVD、編集中です。少々お待ちを・・・。