活字デジカメ

益なし,根拠なし,言いっ放しの電脳写真機机上妄想コラム。できれば毎日更新したい。

ライカ FINAL WARS。

2007-05-27 23:30:18 | Weblog
この週末,珍しく風邪をひいてしまい,昨日は一歩も外出せず,水分とっては寝るのみの状態で,起きている時も頭が働かないので,ニコニコ動画でひたすらゴジラを観ておりました。
「ゴジラvsキングギドラ」
「ゴジラvsスペースゴジラ」
「ゴジラvsデストロイア」
「ゴジラ×メカゴジラ」(2002年版)
「ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS」
「ゴジラ FINAL WARS」
よくまあこれだけ観れたわ(感心)。
すでに頭の中ではどれがどれかごっちゃになってます。

さて,カメラの話でしたね。
今のところのシリーズ最終作で,かつ黒歴史確定な「ゴジラ FINAL WARS」。
塾長ドン・フライ演ずるところのゴードン大佐が,侵略者X星人(笑)に勝ち目のない決戦に臨む際に,キレイなお姉さん水野真紀(当時結婚前ね)のTVキャスター杏奈さんに,
「生き残れ。そして何が起こったか後世に伝えるんだ」
と,カメラを手渡すのだけれど,これがライカCMなのだ。(このシーン自体必然性がなく,妙なのだが)
この作品の時代設定は近未来20XX年なので,35mmフィルムが普通に残っているとは到底思えない(爆)。
杏奈さんは果たして瓦礫の街からフィルムを探し出すことができるか?!

この作品,2004年の公開なので,撮影時点ではライカCMは最新モデルだったのだろうけれど,すでに世の中はデジカメ時代になっていたのに,何でここで銀塩?
と,思ったのだが,この作品は最終作だけあって,過去のゴジラシリーズの怪獣が総出演,またストーリーやセリフの端々にマニア受けしそうな引用やパロディが出てくる。
そう考えると,ザ・ファースト「ゴジラ」(1954年)で山根博士がゴジラに遭遇して,撮影に使っていたのがライカ(Ⅲf?)だったことから,ちょっと気の利いたオマージュなんじゃないかな,と。ま,考えすぎかも知れんが。

あー,少しは頭が回るようになった。
風邪も治りかけ。