活字デジカメ

益なし,根拠なし,言いっ放しの電脳写真機机上妄想コラム。できれば毎日更新したい。

マイクロボディの中でマイクロボディが動く。

2008-11-19 22:14:24 | Weblog
「まさにマイクロフォーサーズはマウントアダプターのために生まれたかのような規格です」
と,宮本製作所の宮本社長。
念願のライカMとキヤノンのFD用が発表されましたね。
しかもEVFで明るい像を見ながら撮影できるのだから,こりゃもうレンズのスワップ天国w

さて,そこでさら欲が出て,AFになったらもっとええやんか。
でもこれは可能性はないこともないと思う。
アレです。
覚えてますか,コンタックスAX
ボディの中に内蔵されたボディ(フィルム面)が前後に動いてピントを合わせるという“バックフォーカス”AFのキテレツな一眼レフ。

当時,写真仲間にAXを持っている人がいて,使わせてもらったことがあるのですが,弁当箱のようにデカいのとファインダー倍率がちょいと小さ目なのこと以外は全く無問題で,実にスムーズな稼動感でした。
Y/CマウントのレンズでAFするための苦肉のチカラ技で,後継機はなく,結局この後,レンズマウント自体をNマウントに変更することになりました(そして,さらにその後,“早すぎたフルサイズ”Nデジタルで一眼コンタックスは終わるわけです)。

かつては,「フィルムを動かす」のは至難の技術でしたが,今や手ぶれ補正で「CCDは動くもの」になりつつあります。
4/3のCCDの大きさなら,結構あっさり,マイクロボディのバックフォーカスAFが実現できそう。
でも,元々フォーサーズのズイコーもパナもAF仕様ですから,そんな変態なことをする必要はないですよね。
しかし,もし旧来からのレンズシステムを引きずっているメーカーがマイクロフォーサーズに参入したら・・・ありえるかも。
これは楽しい妄想。

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