活字デジカメ

益なし,根拠なし,言いっ放しの電脳写真機机上妄想コラム。できれば毎日更新したい。

四角連動。四角なら何でもOK。

2008-11-20 23:46:06 | Weblog
マップカメラの『極私的カメラうんちく』。
今回は,第47回:マルチフォーマットの今昔です。
これまで沢山の縦横比率のカメラが発売されてきた一方で、一台のカメラで複数の縦横比率の撮影が出来る仕組みが常に試行錯誤されてきた。
APSのH,C,Pが最もソレだけど,その前に流行った「なんちゃってパノラマ」は今考えると超恥ずかしい。
単にフィルム面の上下をマスクして細長くするだけ。
ただでさえ小さい35ミリ判を部分伸ばしているわけだから,当然画質は良くない(当時のAFコンパクトカメラのピント精度は今ひとつだったからなおさら)。
ハイエンドな一眼レフ(たとえば,ペンタックスZ-1Pとかミノルタα-7xiパノラマとか)にまで「パノラマ」が入っていたんですよ。ひゃあ。

古くは,スプリングカメラのシックス判/セミ判切り替え(今,ホルガw),コニカオートレックスのフルサイズ/ハーフ判切り替え。
ローライキンとかリコーキンもこの部類に入るかも(今,ホルガ35mmフィルムホルダーww)。
まこと涙ぐましい努力をしてきました。
それがデジタルになってイージーイージー。
マルチフォーマットもクロップも何でも来い。Lumix LX3なんか,まるっとフォーマットブラケットですから。
過剰な画素数がトリミングをカバーすると言うのもデジタルならではということでしょう。

リコーやニコンのコンデジで注目の正方形フォーマットをオリンパスE-30が採用。
曰く,「6:6」w
しかし,パナの方はLX3もG1も正方形は採用してませんねえ。
何かこだわりなのかな。

個人的には3:4のアスペクト比が縦位置も含めてしっくりします。
APS-Cやフルサイズは中途半端に長すぎるのが気になり出すと気になってしょうがない(特に縦位置)。

ま,気になってもならなくても,四角連動四角なら何でもOK

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