活字デジカメ

益なし,根拠なし,言いっ放しの電脳写真機机上妄想コラム。できれば毎日更新したい。

【科学力は】ちょっとダカフェ行ってくる【混血のプリンス】

2008-08-23 11:04:46 | Weblog
シグマのエントリークラスの交換レンズ18-50mm F3.5-5.6 DCと55-200mm F4-5.6 DCのニコン用について仕様変更が発表されています。
超音波モーターHSMが電磁モーターに変更になったとのこと。
価格は若干安くなっていますね。
このレンズ,元々はモーター非内蔵→ボリュームゾーンのD40/D60に使えない→HSM化で対応,と来ていたと思うのですが,ここで電磁モーターに切り替えたのは何でか(堺すすむ風に)。
技術的,あるいはコスト的なことからなんでしょうか。

気がつけば,レンズ専業メーカーでこのクラスのレンズを出しているのはシグマだけになってしまいました。
銀塩時代,一眼レフボディにシグマやタムロンの35-70mmや28-70mmの標準ズームがセットになって大量に売り出されていたものです(当時,「混血セット」と言われた)。
しかし,AF化したあたりからカメラメーカーもこのクラスのレンズに力を入れるようになり,「純血セット」が普通になりました。
この頃では標準も望遠も純正品のセットで安価に揃えられるようになりましたから,レンズ専業メーカーとしては商売にならない分野になってしまったと思われます(ただし,純正品がどこで作られているかというポイントはありますが)。

デジタル時代になって,シグマは大口径単焦点レンズ,それにデジタル一眼レフや高性能コンデジへの参入。
タムロンは高倍率ズーム,トキナーはニッチ狙い,コシナは高級路線など,各メーカーとも生き残りをかけ,特色が鮮明になってきた感じがします。
あと,このところパンケーキ人気ですから,デジタル一眼レフ用にどこかが出して欲しいな。

ところで,キットの標準ズームの性能が目に見えて良くない(という評判の)メーカーもあるとか。
また,性能はともかく,質感があまりにもというレンズがあるのは確か。
そこで,あえてエントリー一眼のボディのみとシグマの18-50mm F3.5-5.6を買ったという方もおられるようですが,こうすると高くついちゃうんだよなあw
写りも良いらしいし,これって粋かも。

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