活字デジカメ

益なし,根拠なし,言いっ放しの電脳写真機机上妄想コラム。できれば毎日更新したい。

クロウタドリ,ハエ。50年後の復権。

2008-10-15 22:08:46 | Weblog
blackbird,flyが遂に発売開始になったようです。

と思われた方,オクレテルーorz
blackbird,fly,通称BBFはなんと『35ミリ二眼レフ』なのです。
これ,初めて聞いた時は正直びっくらこいた。

世界カメラ史上,35ミリ判の二眼レフはほとんどありませんでした(思いつく限り,コンタフレックスラッキーフレックスヤルーフレックス,トヨカ35,ホビックス35,サモカフレックス35,ボルシーC/C22,アグファオプティマ/フレキシレッテ。これで全部?)。
今,本当に売り出されるとはなあ。

一説によるとトイカメラの市場規模は今や30億円。3年後には50億円とか。
もちろん,ニコンF6とかEOS-1vとかの普通の銀塩カメラのマーケットを追い抜いています。
トイカメラの魅力や面白さは,単に銀塩のアコースティックさだけではなく,ゆるい写り具合や鷹揚な撮影スタイルなど総体的なものでしょう。
この市場を放っておく手はないと思うな。

二眼レフなデジカメならローライミニデジがあります(ま,正確にはレフ抜きの「二眼」ですが)。
ミニチュア感覚と正方形フォーマットでカルトな人気。
が,ここは国内メーカーに“ちゃんとしたトイデジカメ”を作って欲しいところです。

ちなみに,blackbird,flyってどういう意味?
と思ったら,ビートルズの「Blackbird」から採ったのですね。

Blackbird fly, blackbird fly
Into the light of the dark black night
You were only waiting for this moment to arise
You were only waiting for this moment to arise

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