最近、私がパートで働いている会社の若い社員さんが何人か辞めて行きました。今回辞めた方たちは3年以下の勤務年数だったようです。
そして、欠員を埋めるために新しい社員さんがポツポツと入ってきています。
正規の社員もいれば派遣の方もいるようです。
自分の席のパソコンに、新しい人が入りますというメールとアドレスが連絡されてくるのですが、当人を紹介されるということがないので、女子トイレやロッカー室で出会ったりしたときに、新しい方ですか?などと声をかけて自己紹介しあうしか接点がありません。
新人さんらしき人が、昼休みなどに他の社員ともあまり会話をしていない様子をみて、こんなではさぞかし当人もさびしいだろうなあなどと思いました。
ところが、はたと気づいたのです。
この人は、私以外の人には紹介されているんだということを・・・。
つまり、私はパートタイマーで朝礼にも出席しないし、社員さんたちより一時間遅く出勤するのですから、私がいない間に必要な情報交換や交流がされているのでした。
だから、私が新人の方がさびしい思いをしているのではと思うのは、私の見当はずれでした。
自分から声をかけて自己紹介しあう中で、私はパートタイマーでどの部署でどういう仕事をしていますというような話をしたのですが、相手は、なあんだ、パートのおばさんか、と思ったんだろうなと思いました。
自己紹介なんかするのも、おこがましかったんじゃないかと後で思いました。
数ヶ月前に入社されて、毎日「すみません」を連発し緊張していた中年の女性社員も、今では堂々と中心的な存在となって活躍しています。最初は私のほうが会社のことを知っているような顔をしていたのですが、もうどんどん差つけられて手の届かないところに行ってしまっています。
その方は、同じ業界で5年も勤めてきたので、最初の頃はここの会社のやり方はわからなかったのですか、専門業務についてはプロであり、うちの会社で手がけて来なかった内容まで知っているので、最近は上司も非常に頼りにしている様子です。
私が日ごろ読んでいるあるブログに「何をするにも5~6年の熟成が必要」と書いてありましたが、確かにそうだなあと思います。
そうしたら、私は何を熟成してきたのか考えると、仕事では何にも熟成していないのです。
2~3年周期でいろんなことに手を出しては挫折を繰り返す人生でした。
パートとは言え、仕事に生きがいを見つけたいと思い、できる限り自分で会社の業務について勉強したいと思ってきたのですが、そんなこと会社側はパートのおばさんに全然望んでいないし、最初の契約時に言われた仕事だけをちゃんとこなしてくれていればそれでいいということなのでしょう。
それ以上に踏み込まれたら、かえって迷惑なのかもしれません。
だから、もし、自分で勉強するなら、それは同業種の会社に正社員として応募するという方法しかないと思えます。
しかし、実際に一線で働いてきたわけでもない主婦を雇う会社などあるわけもなく、近年中には一人暮らしの田舎の母の所に行き来することも考えているので、正規の社員などということは考えられません。
なんか八方ふさがりな感じがしています。
パートは適当に働きながら、様々なことに左右されない全然別のことを生きがいにする必要があるのかもしれません。
それが幻であろうと、何であろうといい、とにかく目標が必要です。
悔しいから、こうなったら仕事以外の部分で誰にも負けないものを身に付けたいものだなあなどと思います。
実務はできないけれど、その業界についての書物なんかを読み漁って、評論なんか書けたらいいのになあ、などと思いをめぐらしたのですが、それは甘い考え。
先日、女性社員の方が上司と専門書について話をしていて、
女性社員「ああ、その本私も読みました」
上司「あれ、なかなかおもしろいこと書いてあったよね」
ふ~む、私も読んでみたいけど、いった何ていう本かな?
それから、
上司「○○について調べてまとめておいてくれる?」。
「はい」といって仕事中にまとめている様子の女性社員。
その「○○」について、私も自宅に帰ってネットで調べて見たんですが、とてもとてもまとめることなどできない複雑な内容でした。
とにかく、何をするにも熟成期間が必要で、一朝一夕にはできるものではありませんね。
今になって何かを始めて熟成させるなんて、それはなかなか無理なことです。
そして、欠員を埋めるために新しい社員さんがポツポツと入ってきています。
正規の社員もいれば派遣の方もいるようです。
自分の席のパソコンに、新しい人が入りますというメールとアドレスが連絡されてくるのですが、当人を紹介されるということがないので、女子トイレやロッカー室で出会ったりしたときに、新しい方ですか?などと声をかけて自己紹介しあうしか接点がありません。
新人さんらしき人が、昼休みなどに他の社員ともあまり会話をしていない様子をみて、こんなではさぞかし当人もさびしいだろうなあなどと思いました。
ところが、はたと気づいたのです。
この人は、私以外の人には紹介されているんだということを・・・。
つまり、私はパートタイマーで朝礼にも出席しないし、社員さんたちより一時間遅く出勤するのですから、私がいない間に必要な情報交換や交流がされているのでした。
だから、私が新人の方がさびしい思いをしているのではと思うのは、私の見当はずれでした。
自分から声をかけて自己紹介しあう中で、私はパートタイマーでどの部署でどういう仕事をしていますというような話をしたのですが、相手は、なあんだ、パートのおばさんか、と思ったんだろうなと思いました。
自己紹介なんかするのも、おこがましかったんじゃないかと後で思いました。
数ヶ月前に入社されて、毎日「すみません」を連発し緊張していた中年の女性社員も、今では堂々と中心的な存在となって活躍しています。最初は私のほうが会社のことを知っているような顔をしていたのですが、もうどんどん差つけられて手の届かないところに行ってしまっています。
その方は、同じ業界で5年も勤めてきたので、最初の頃はここの会社のやり方はわからなかったのですか、専門業務についてはプロであり、うちの会社で手がけて来なかった内容まで知っているので、最近は上司も非常に頼りにしている様子です。
私が日ごろ読んでいるあるブログに「何をするにも5~6年の熟成が必要」と書いてありましたが、確かにそうだなあと思います。
そうしたら、私は何を熟成してきたのか考えると、仕事では何にも熟成していないのです。
2~3年周期でいろんなことに手を出しては挫折を繰り返す人生でした。
パートとは言え、仕事に生きがいを見つけたいと思い、できる限り自分で会社の業務について勉強したいと思ってきたのですが、そんなこと会社側はパートのおばさんに全然望んでいないし、最初の契約時に言われた仕事だけをちゃんとこなしてくれていればそれでいいということなのでしょう。
それ以上に踏み込まれたら、かえって迷惑なのかもしれません。
だから、もし、自分で勉強するなら、それは同業種の会社に正社員として応募するという方法しかないと思えます。
しかし、実際に一線で働いてきたわけでもない主婦を雇う会社などあるわけもなく、近年中には一人暮らしの田舎の母の所に行き来することも考えているので、正規の社員などということは考えられません。
なんか八方ふさがりな感じがしています。
パートは適当に働きながら、様々なことに左右されない全然別のことを生きがいにする必要があるのかもしれません。
それが幻であろうと、何であろうといい、とにかく目標が必要です。
悔しいから、こうなったら仕事以外の部分で誰にも負けないものを身に付けたいものだなあなどと思います。
実務はできないけれど、その業界についての書物なんかを読み漁って、評論なんか書けたらいいのになあ、などと思いをめぐらしたのですが、それは甘い考え。
先日、女性社員の方が上司と専門書について話をしていて、
女性社員「ああ、その本私も読みました」
上司「あれ、なかなかおもしろいこと書いてあったよね」
ふ~む、私も読んでみたいけど、いった何ていう本かな?
それから、
上司「○○について調べてまとめておいてくれる?」。
「はい」といって仕事中にまとめている様子の女性社員。
その「○○」について、私も自宅に帰ってネットで調べて見たんですが、とてもとてもまとめることなどできない複雑な内容でした。
とにかく、何をするにも熟成期間が必要で、一朝一夕にはできるものではありませんね。
今になって何かを始めて熟成させるなんて、それはなかなか無理なことです。