山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。

環八立体交差と自転車

2012-11-01 22:07:32 | 運転・車・道路の事
今日は、青梅街道と環状八号線の交わる四面道の南側あたりの道路を観察に行った。それはこのあいだ、車で側道を青信号で進んだものの、環八が渋滞していて、本線にスムーズに合流できなかったところである。
で、そのことの現場観察結果を書こうと思っていたのだけど、それとは別件で驚く状況を見てしまったので、まず、そっちを書くことにする。



上の写真で説明すると、これは環状八号線にかかる歩道橋のうえで、北から南に向かって撮ったものだが、正面にJR中央線が走っている。この左側に荻窪駅がある。JRの線路の手前に写っているのが荻窪白山神社北という交差点である。そして、写真を撮っている私の後ろ方向(北側)に青梅街道があり、四面道という大きな交差点がある。

環状八号線は、この写真のようにJRの線路の下をくぐるために地下に潜るのだが、青梅街道との立体交差でも地下に潜るので、このあたりは地下と地上をもぐったり上がったりしなくてはならない。それでも、車は簡単に通り抜けられる。が、自転車はそうはいかない。

以前、このJRとの立体交差を車で走っていたところ、地下車道環八本線にチャリンコを押して歩いている人がいて驚いたことがあった。当然、自転車や人間は走行禁止のはずだ。道路は片側2車線であるが、両側はコンクリートの壁がせまり、とても狭いので自転車がいたら追い越すスペースもなく、危なくてしょうがない。さすがに自転車に乗ったまま走っていては危険だと思い、壁にはりついて自転車を押していたようだが、それも危ないし、異様に遅くて第一車線の車はたいへんな迷惑を被った。

では、自転車はどこを走るのであろうか?
そのあたりに行ってみると、歩行者用の地下通路があった。



地下ではこのように環八本線の両脇にちょっと高くなっている歩行者と自転車用の通路があり、そこを通って線路の南北に行き来できるようになっている。自家用車で走っていても、この通路は見えない。

しかし、この通路に到着するには、まず階段を下りなくてはならない。階段のわきにスロープ(というか単なる“斜面”と行った方が良い)があるので、そこを自転車で押して上がり下りすることになる。



それにしても、この階段を自転車を押して上り下りするのはかなり面倒だ。
しかも、西側では、そばにお墓があって、夜はおそろしそうである。
遠回りをして別の道を使う人が多いに違いない。
でも、私が地下道を撮影している2~3分の間にも、2台の自転車が通過していった。

さて、地下道を撮影した後、線路の北側の交差点(荻窪白山神社北)を越えたところにある歩道橋の上から、環八を観察していた。
さっきと同様、青梅街道とJR中央線の間の歩道橋上から南側を向いて撮ったもの。こんな感じだ。


 
環八本線、片側2車線ずつと、写真左側は青梅街道から環八南方向に出る側道、写真右側は環八から青梅街道に右左折するための側道。
 
道路を観察していたら、次第に暗くなってきた。



もう写真も写らないし、そろそろ帰ろうかな~と思っていたときに、暗闇の中にふと妙な影が・・・。

えっ???  何故ゆえあのような場所に??



写真見えますか?
自転車が本線と側道の間のゼブラゾーンに迷い込んでいるではありませんか。上の2枚の写真と比べて自転車のいる位置を見てください。
自転車はこのまま進むと、環八本線は直進して青梅街道の下を潜って通過していきます。側道の右側は青梅街道への右折車線ですからそのまま進んで行くわけにもいかないでしょう。

あっ、まずいところに来ちゃった、と焦っている様子です。
一旦自転車から降りて周囲を見渡してから、側道を渡って歩道のほうに行きましたが、側道といっても青梅街道に出るクルマは結構多いし、危ないですよ。

この人、いったいどこから来て、どこに行こうとしていたのでしょう。青梅街道の下、環八本線を走ってくぐろうとしたのでしょうか。
さすがに、目の前の「自転車大八車禁止」の標識を見てたじろいだかのような動きでしたが、それ以前に、環八の車の流れと共に車道を走ろうとする神経には驚きますね。それとも、自転車は右側を走るもんだと固く信じているオバサンなのだろうか。
こんなところに進んできてしまう道路上の構造に、何か問題があるのでしょうか?それとも、もしかしてド近眼?

“自転車は車道を走れ” なんて法律作るとこんな人が現れちゃいますね。

しかも、もう真っ暗なのですから、本当に危険です。(この写真は露出を一番明るく補正してあります。)

ああ、びっくりした。



追伸:
別の写真を見て、自転車が迷い込んだわけがわかりました。



この写真は、JR中央線のそばから北側を見たところです。ちょうど地下歩行者用通路を地上に出てきたところです。写真左上のほうに、私が登って写真を撮っていた歩道橋が写っています。
目の前の左折専用レーンは、あまり車も通りません。車にとってはそのすぐ先のひとつ目の信号(白山神社北交差点)で左折することしかできない道路ですが、その交差点の先(北側)は、青梅街道に右左折するための環八の側道が始まっています。おそらくあの自転車はこの道を右側通行で北(写真の左上)に向かって直進していってしまったのでしょう。この延長上にあの環八本線と側道をわけるゼブラゾーンがあるのです。
環八から側道に移る車も多い中を、よく進んでいけたものだと思います。

自転車も交通ルールが必要だなとつくづく感じます。


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