山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。

R158?

2009-09-16 01:30:47 | 運転・車・道路の事
わけのわからない記号を使うなと言っておきながら、自分で使ってしまいました。
国道158号線だったのかな?私たちのバスが走ってきたのは・・・。

旅行後に帰宅してから、地図を見て考えているんですが、なんかよくわからないんですよね。でも、たぶんこの道路だと思います。
かなりのインパクトのある道路でしたね。

帰りに高山から中央道のほうに戻って来る時に山を越えて下ってきた道路です。
その道路は、トンネルがたくさんあって、そのトンネルはカーブしていたり坂になっていたりして、あるトンネルでは、トンネル内に信号があって、トンネルを出た瞬間に交差点があり、またすぐに次のトンネルに入るというような、信じられない構造になっているところもありました。
いったい、どうやってこんな道路を作れるもんだか、走るのも大変ですが、考えただけでも想像を絶する感じです。
トンネルは古いものもあり、古いトンネルはにぶい光りの電気が天井の真上に1筋に並んでいるだけでした。そして、バスとバスがすれ違うのが大変なくらい狭いトンネルもあります。よく事故もなく毎日走っているもんだと思います。電気を2列にしたらどうかと思ったりするわけですが、そういえば、トンネルの中なんてどうやって工事するのかなと思いますね。通行止めにしないとできないですよね。トンネルってなかなか手がつけられないんじゃないかな。

そして、下りになるとダムがあったんですよ。3つくらい。高低差が結構あって、そのたびにダム湖があって、・・・なかなかすごいですね。
しかし、ガイドさんがいないから、なんのコメントもないわけで、乗客たちは、あっダムだ、すごいなあ~などと心のなかで思いながらも、おとなしく乗ってるわけですね。道路も傾斜してカーブがあって、渓谷に落ちる車がないのが不思議なくらいです。

そのダムに「東京電力」って書いてあり、水力発電をしているようでした。あっちのほうは、水力発電が多いですね。
それで、158号線は、地図をみると高山市から東に向っていって、飛騨山脈のところに中部縦貫自動車道、安房峠道路と書いてあって、そこから東に下ると奈川渡ダム、水殿ダム、稲核ダム、野麦街道、そして長野自動車道の松本ICに続いています。どうやら、やっぱりこの道路を走ってきたようです。

この国道158号線の峠部分には、安房峠道路というバイパスが出来ていて、そこを通ってきたらしいです。この道路は北アルプスを越えて岐阜と長野をつなぐ貴重な道路であり、大部分は安房トンネルと湯の平トンネルが占めています。以前の峠を越える道路は狭くて大型車がすれ違えず、峠を越えるのに何時間もかかりましたが、この安房道路ができてからは5分で峠を越えることができるようになったそうです。長野オリンピックに間に合わせるために予定を前倒しにして急ピッチで作ったとのことです。トンネルは火山の中に作ることになり、工事中、火山性のガスによる水蒸気爆発が起こり、4人が亡くなる事故が起きてしまったそうです。現在、この安房トンネルは、安房峠に貫通孔(換気立坑)を作ってトンネル内の排気をしているようです。

なんか、すごい道路を何も知らずに通ってきたようですが、確かに具体的なことはまるで知らなかったものの、何かすごそうな気配は肌で感じ取っていたことは確かでした。

機会があれば今度もう一度、この道路の歴史を噛み締めながらじっくりと走ってみたいものです。
自分で運転して走れるかな。