山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。

CVT(無段変速機)

2009-09-08 21:56:23 | 運転・車・道路の事
毎日、仕事で意味もわからないような理工系の文書の校正をしていますが、今日は、「無段変速機」なるものが出てきたため、ちょっと眠気が覚めました。
無段変速機(CVT)とは、私が買おうとしているダイハツのムーヴが採用しているものです。そこで、ちょっと興味深く読んでみました。

その文書での無段変速機の問題は「シャダー」であるとのことで、「シャダー」とはなんぞやと検索してみると、なんと「シャダー」よりも「ジャダー」という言葉が一般的に使われていることがわかり、では「シャダー」は誤記なのだろうかということで、深みにはまってしまいました。

「ジャダー」とはjudderであり、振動のことのようです。つまり、振動を伴う異常のことをジャダーと言い、クラッチジャダーといえば、クラッチをつないだときに起きる振動のことをいうようです。結論からいうと、シャダーも似たような意味らしく、どちらも間違いではないようでした。
それで、なんでそのシャダー(ジャダー)がおきるかというと、摩擦が起きるからのようで、ジャダーを防止するためには、無段変速機に性能の良い潤滑油を使う必要があるようです。

こうなってくると、CVTそのものがわからないとどうにもなりません。そこで、帰宅してから調べてみました。

普通の変速機というのは歯車で段階的に変化させているのだそうです。それに対してCVTは「連続可変トランスミッション(Continuously Variable Transmission)であり、歯車を用いず摩擦によって変速比を連続的に変化させる動力伝達機構だとのことです。
歯車の代わりにベルトなどを使うようですが、その場合、摩擦と潤滑の両方の作用によってうまく作動していくようになっているらしいです。(かなりあいまい)
そのため、CVTの問題点としては、摩擦によって加熱するため発熱をオイルで冷やす必要があり、きれいな潤滑環境が必要だとのこと。
なんかよくわかりりませんが、歯車に比べるとその摩擦と潤滑のバランスをとるのが難しいのかなと思うのでした。
そして、欠点としては再加速の反応が歯車式に比べて悪いことや、エンジンブレーキがかかりにくいことなどがあるようです。
しかし、近年次第に改善されているようでもあります。

そもそもAT車というのは、自動変速機のことで、これは歯車式の変速を自動で行う車のことのようですね。それでCVT車っていうのは、歯車でない無段変速機を自動で変速させる車ってことのようですね。長所としては無段なので変速のショックがなく、普通のAT車より効率良く変速できて、燃費もよくなるようです。

ちょっと気になるのは、改良はされてきてはいるものの、この無段変速機の構造に由来するジャダーという異常が、使っているうちにおきる可能性があり、長年のうちにそのあたりに不具合が起きて修理をすることがあるのかもしれないなあと思ったしだいです。

CVTはもともと小型のものに適している構造のようですが、最近は大型車でも採用されているようです。ムーヴは小型ですから適しているのかな。
ちなみに、プリウスは、トヨタハイブリッドシステム、E-CVT(Electronically controlled CVT)というもので、電力機械併用式無段変速機だそうです。

以上、インターネットでいろんなところから知識を寄せ集めてきました。
なにぶん、こういうものには無知なため、いい加減な部分も多く、まちがっていることがあるかもしれませんが、ご容赦ください。