
寒い時期に山に登ると赤い実をつけたアオキが目に付き心を和ませてくれていた。今行くと実はほとんど落ちていて花が盛り。雌雄異株と知ったのは最近のこと。いままでアオキを見てどうしてすべての木に実がつかないのだろうと思っていたので知ってからは納得。身近でよく植えられている木であっても知らないことが多いと最近しばしば思うようになった。要するに生活に必要ないことは何もしらないということですねえ。

アオキ(ミズキ科)常緑低木。暖地の照葉樹林に自生
一年中青々しているのでアオキと名付けられ、しばしば植栽され園芸品種もありますので良くご存知だと思います。でも、実の季節(冬)は知っていても春の花の姿は見たことがなかった。これは雌花です。雄花は木の先端ににぎやかに咲いていますが雌の方は隠れたように開花し目立ちません。紫褐色4弁の小花でした。
比較のために雄花を写したのですが失敗。でも、雰囲気がわかるのがありました。

鳥も魚も派手なのは雄。アオキの花も雄が派手です。人も基本的には雄が派手なのかも知れません。