山野草
■名前がわかるとほっとする■
インドへ花を見に行っていたと言うと「インドに花があるの?」と言われます。なので少し説明します。
今回行った先は西ガーツ山脈のカース台地です。
インド亜大陸は北側のヒマラヤ、西側の西ガーツ山脈、東の東ガーツ山脈に囲まれています。
インドの西南海岸にそって、延びる巨大山脈で(標高1,000~2,690mの山脈が全長1,600Kmにも渡る)この内側がデカン高原。なので大ざっぱに言えばデカン高原に花を見に行ったということです。
ここは近年ユネスコ世界自然遺産になり注目されています。というのは生物多様性ホットスポットのひとつとされているのです。でも、まだ日本人にはあまりしられていない(日本人が珍しいので何度も写真撮影を申し込まれました)地質的には南アメリカのギアナ高地に近い、古い地層が水によって削られたテーブルマウンテンです。四国の屋島のような形をした台地が連なってみえました。
台地
広いデカン高原の内、今回花をみたのはほんの一部のカース台地。ここはムンバイに近い、マハバーシュトラ州・サタラの町近くにある高原です。周囲が雨風などの浸食で削られた台地。テーブルマウンテン上にあります。
テーブルの上はモンスーンの大量の雨に洗われ、栄養分が異常に少ない状態となっていて耕作もできず開発されずに残ったようです。
雨季に、水を通さない硬い岩盤の地層があり、小さな湿原があちこちに出現し、乾季には非常に乾燥する台地です。なので木が生えず草地となっており、雨季から雨季明けには台地はお花畑となります。一番多いのはツリフネソウ属。それは見事で一面ピンク色の花が広がります。これを見たくて参加した人が多い。
種類は850種あるということですが群生をしているものが多く種類を多くは見られませんでしたがただただ群生には圧倒されました。
花の中にいるのは私達日本人19人のみ(午後になって二組の日本人ツアー来る)
日本人にはあまり知られていませんがインド人の中では有名な場所で、サタラのホテルを早くにでたので駐車場は空いていましたが昼頃には車がビッシリ、ネットで保護され監視員のいる場所までのピストンのバス乗り場は大行列ができていました。
というわけで台地一面に咲くツリフネソウの仲間の花をいやっというほど見てきたのですが・・あまりにも多すぎて私の持っているカメラではその雰囲気がでない。ずっとず~~~~っと同じ花が咲いていました。!!
とりあえず一面に咲いていたツリフネソウの仲間です。
各々の違いがわかる画像は又の機会にupします。
ツリフネソウというと高知ではハガクレツリフネを一番に連想します。ここでいうツリフネソウは日本では一般的に「ホウセンカ」と言われる花も含んで「ツリフネソウの仲間」ということです。
色々種はありますが全部まとめてツリフネソウということにしておきます。(どうみてもホウセンカ!だとおもうものも多かったです)
天気が安定せず雨が降ったりガスがでたりということが多いそうですが晴天ではなかったですがまずまずのというよりは上等といえる天気でした。(帰り際大雨になりましたがなんとか凌げました)
■名前がわかるとほっとする■
インドへ花を見に行っていたと言うと「インドに花があるの?」と言われます。なので少し説明します。
今回行った先は西ガーツ山脈のカース台地です。
インド亜大陸は北側のヒマラヤ、西側の西ガーツ山脈、東の東ガーツ山脈に囲まれています。
インドの西南海岸にそって、延びる巨大山脈で(標高1,000~2,690mの山脈が全長1,600Kmにも渡る)この内側がデカン高原。なので大ざっぱに言えばデカン高原に花を見に行ったということです。
ここは近年ユネスコ世界自然遺産になり注目されています。というのは生物多様性ホットスポットのひとつとされているのです。でも、まだ日本人にはあまりしられていない(日本人が珍しいので何度も写真撮影を申し込まれました)地質的には南アメリカのギアナ高地に近い、古い地層が水によって削られたテーブルマウンテンです。四国の屋島のような形をした台地が連なってみえました。
台地
広いデカン高原の内、今回花をみたのはほんの一部のカース台地。ここはムンバイに近い、マハバーシュトラ州・サタラの町近くにある高原です。周囲が雨風などの浸食で削られた台地。テーブルマウンテン上にあります。
テーブルの上はモンスーンの大量の雨に洗われ、栄養分が異常に少ない状態となっていて耕作もできず開発されずに残ったようです。
雨季に、水を通さない硬い岩盤の地層があり、小さな湿原があちこちに出現し、乾季には非常に乾燥する台地です。なので木が生えず草地となっており、雨季から雨季明けには台地はお花畑となります。一番多いのはツリフネソウ属。それは見事で一面ピンク色の花が広がります。これを見たくて参加した人が多い。
種類は850種あるということですが群生をしているものが多く種類を多くは見られませんでしたがただただ群生には圧倒されました。
花の中にいるのは私達日本人19人のみ(午後になって二組の日本人ツアー来る)
日本人にはあまり知られていませんがインド人の中では有名な場所で、サタラのホテルを早くにでたので駐車場は空いていましたが昼頃には車がビッシリ、ネットで保護され監視員のいる場所までのピストンのバス乗り場は大行列ができていました。
というわけで台地一面に咲くツリフネソウの仲間の花をいやっというほど見てきたのですが・・あまりにも多すぎて私の持っているカメラではその雰囲気がでない。ずっとず~~~~っと同じ花が咲いていました。!!
とりあえず一面に咲いていたツリフネソウの仲間です。
各々の違いがわかる画像は又の機会にupします。
ツリフネソウというと高知ではハガクレツリフネを一番に連想します。ここでいうツリフネソウは日本では一般的に「ホウセンカ」と言われる花も含んで「ツリフネソウの仲間」ということです。
色々種はありますが全部まとめてツリフネソウということにしておきます。(どうみてもホウセンカ!だとおもうものも多かったです)
天気が安定せず雨が降ったりガスがでたりということが多いそうですが晴天ではなかったですがまずまずのというよりは上等といえる天気でした。(帰り際大雨になりましたがなんとか凌げました)