Piano Music Japan

シューベルトピアノ曲がメインのブログ(のはず)。ピアニスト=佐伯周子 演奏会の紹介や、数々のシューベルト他の演奏会紹介等

佐伯周子シューベルト室内楽特別コンサート報告(No.2452)

2016-02-05 02:13:48 | ピアニスト・佐伯周子
 ご来場頂き誠にありがとうございました。アンコールは ピアノ3重奏曲変ホ長調第3楽章スケルツァンドの「トリオ → スケルツァンド主部」でした。


  ・・・ここからは、私高本の呟き。


D408 も D934 も D929 も、私高本56年の人生で「聴いたことの無い集中力と開放感が解き放たれた名演」


だった、と感じた。曲の魅力も含めると、ピアノ3重奏曲第1番変ホ長調作品100D929 が最も魅力的だったが、前半の幻想曲ハ長調D934 も ヴァイオリンソナタ第3番ト短調D408 も説得力高い魅力的な演奏だった。何故か?

小森谷巧X佐伯周子X渡部玄一 は、「ピアニッシモをシューベルト & ア-ティキュレーション の指示通りに貫徹する」が最大の魅力!


 これ、言う(書く)のは簡単だが、実際に演奏するのは極めて困難なのだ。「Allegro vivace」と書かれた楽章を「シューベルトの指示通りで演奏し続ける」のは、実際に技巧的に困難だし、「Allegretto」と書かれた箇所でさえアンダンテ以下のテンポの演奏が大半を占めているのが実情である(泣

  今回の演奏、特に D934 と D929 は、説得力が圧倒的だった、と感じた。付け加えるならば、D408 は「曲自体の魅力はD929 や D934 の域には達していないが、(録音を含めて)聴いたことの無い演奏だった。

小森谷巧X佐伯周子X渡部玄一 全員に感謝する


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