Piano Music Japan

シューベルトピアノ曲がメインのブログ(のはず)。ピアニスト=佐伯周子 演奏会の紹介や、数々のシューベルト他の演奏会紹介等

模範演奏の亡霊(No.1589)

2008-08-21 18:14:45 | ピアノ音楽全般
 昨日号を書いていて、「あっ!」と思ったことがある。実は問題はシューベルトに限らないのだ。私高本は「公費でCDを買い込む」ことができない(← ハイハイ、大学の准教授以上はガンガンしてらっしゃいますよ!)ので、シューベルト と「シューベルトが習った大作曲家」しか知らないが、

「CD(LP)の模範演奏の亡霊」が若手ピアニストを萎縮させている!


事実だけはここに明記しておきたい。ちなみに、佐伯周子は あまりCDを聴いていないのか全く萎縮せず名演を聴かせてくれるが(爆


 いきなり「録音界の現状暴露」しちゃいますか(藁

  1. バッハ → グールド録音 丸パクリ


  2. ベートーヴェン → グルダ録音 丸パクリ


  3. シューベルト → ブレンデル録音 丸パクリ



上記3点大流行中


である。「若手ピアニストのよる意欲あふれるバッハ(← ここにベートーヴェンが来てもシューベルトが来ても完全に同じ)演奏が聴ける」のコピーに騙されて、演奏会もCDも随分聴いたが、「またモノマネかよ!」が大半である。具体名をブログに掲げると、またイチャモンが付くかな?(爆


 本稿では「シューベルト」だけに集中して見たい。「ブレンデルのシューベルト」丸パクリ演奏 は余りに多い。1974年に「第1回録音」を完成して以来34年もの年月が経過している。弟子筋のケフェレックやクーパーの演奏が「師匠譲り」なのは当然として、公演プログラムやCD演奏家紹介欄に「師匠:ブレンデル」が記載ないピアニストでも多くの人が「ブレンデル丸パクリ」している。何で『シューベルトの楽譜』を読まないのかね?(爆
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