表題の件、以下の通りに決定した。
本日、「通しの最終リハーサル」を実施した。チラシに掲載した通りの順序(舞曲は作曲順)で行ったのだが、『順を進むにつれて濃度が上昇』が明らかだった。試しに、舞曲集4集を弾き終えた後に、Brown Ms.34 を弾いてもらったら、表情が濃くなること!!!
・・・ってワケで、
と相成った。
尚、一番の聴き応えは、「ピアノソナタ第17番ニ長調作品53D850」であった。このシリーズ初の「同曲同版再演」となる。ブレンデル(とその一門徒弟)が貶す第1楽章を、これほど鮮やかに弾き切れるピアニストは他にいない! と感じる。また、第2楽章の「哀愁」、第3楽章の「リズムの饗宴」、第4楽章の「軽やかさの中に突然現れる慟哭」も、『シューベルトの意図通り』に再現される。我が家のピアノは小さいので、低音が不足していた可能性は高い。だが、これだけの演奏を弾き切る「シューベルト弾きピアニスト」は他には想像できない。
う~ん、アンコールは聴いていないんだが、何なんだろうか???
佐伯周子 2014.05.25(Sun)シューベルト「自筆譜に拠る演奏会」第1回演奏曲順
6のドイツ舞曲 Brown Ms.54(1824.10)D820
12のエコセーズ Brown Ms.44(1823.01)D781
20のレントラー Brown Ms.34(1818-20)D145+D366+D970
12のトリオ付きドイツ舞曲 Brown Ms.9(1815) D135+D139+D145+D146
ピアノソナタ第17番ニ長調作品53 D850(1825.08)
本日、「通しの最終リハーサル」を実施した。チラシに掲載した通りの順序(舞曲は作曲順)で行ったのだが、『順を進むにつれて濃度が上昇』が明らかだった。試しに、舞曲集4集を弾き終えた後に、Brown Ms.34 を弾いてもらったら、表情が濃くなること!!!
・・・ってワケで、
舞曲に関しては、「シューベルト最後期の舞曲集 → シューベルティアーデ開始直後の舞曲集」順 に変更
と相成った。
尚、一番の聴き応えは、「ピアノソナタ第17番ニ長調作品53D850」であった。このシリーズ初の「同曲同版再演」となる。ブレンデル(とその一門徒弟)が貶す第1楽章を、これほど鮮やかに弾き切れるピアニストは他にいない! と感じる。また、第2楽章の「哀愁」、第3楽章の「リズムの饗宴」、第4楽章の「軽やかさの中に突然現れる慟哭」も、『シューベルトの意図通り』に再現される。我が家のピアノは小さいので、低音が不足していた可能性は高い。だが、これだけの演奏を弾き切る「シューベルト弾きピアニスト」は他には想像できない。
う~ん、アンコールは聴いていないんだが、何なんだろうか???