Piano Music Japan

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ビシュコフ指揮NHK交響楽団定期公演A初日2013.04.19批評(No.2258)

2013-04-19 23:08:03 | 批評

指揮者=ビシュコフの「全体像把握」、N響のアンサンブル力、新国立劇場合唱団の声量不足、ソプラノソロの不安定。相互に悪影響を及ぼしてしまった ヴェルディ「レクイエム」


  既に、同じ曲 = ヴェルディ「レクイエム」を録音までしている ビシュコフ が満を持して、披露してくれた公演だが、合唱付きの曲である 新国立劇場「魔笛」 や 東京交響楽団「テ・デウム」に比べて、遥かに少ない「ブラヴォー」であり、実際の演奏もその水準だった。何が原因なのか?


  1. ビシュコフ自身の「楽曲分析(アナリーゼ)」不足


  2. 広大でデッドな NHKホール の響き


  3. N響 のアンサンブル力不足(「ドイツ音楽に偏向」かも)


  4. 新国立劇場合唱団の声量不足


  5. ソプラノソロの不安定


  6. 練習不足(時間不足)



の内、1つ以上のどれかが原因だろう。特定するには「リハーサル見学」が必要。私高本は全くわからない。上記の内、「ソプラノソロ」は(おそらく)ビシュコフ自身が引っ張って来たソプラノと見受けられるので、ビシュコフ本人の「見込み違い」に当たる。

 いろいろと「問題あり」と感じたことはある。

  1. 『舞台配置』が変。第1ヴァイオリンを「後方プルト」ほど客席から遠ざける


  2. ティンパニ&大太鼓2種を「正面」に配置


  3. ソリストは指揮者のすぐそば、だが、合唱団は信じられないほど「奥」


  4. 舞台手前座席を「1列」残し、P2列は発売



 これらは「公演成功の足を引っ張る」要因なのだが、どれが最大の原因か? はわからない。私高本が「猫頭ヒョーロンカ」だからでは無い。これを「演奏会1回」聴いただけで判断できれば、「神」の領域である(爆

 明日の演奏会は「ヴェルディファン」であるならば、近付かない方が無難。「1日経てば別!」の可能性もあるが、「全く同じ、かそれ以下」の可能性の方が高い。収録もしないし><

 尚、

ビシュコフ自身は「新国立劇場合唱団」に大いに不満!


であり、1回も「合唱指揮者を立たせなかった」ことも附記して置く。私高本の判断では、「新国立劇場合唱団の声量不足」はあることにはあったが、最大の原因では無い、なのだが(爆

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