圧倒的に説得力を有した チョン X N響 の ロッシーニ「スタバート・マーテル」
素晴らしい演奏会だった。上記の通り、ロッシーニ「スタバート・マーテル」は圧倒的な素晴らしい演奏を聴かせてくれた。その根源は
全て「チョンの構想」の雄大さ!
である。
但し、ベートーヴェン交響曲第2番は「シンフォニア(= 序曲)」の演奏であり、雑
だった。これは「チョンの解釈」だと感じる。N響には問題ない。だが、「さらに1段と言わず、2段上の演奏があるだろう!」
が実感。ベートーヴェン には「未消化」が大きかった、と感じるばかりである。