Piano Music Japan

シューベルトピアノ曲がメインのブログ(のはず)。ピアニスト=佐伯周子 演奏会の紹介や、数々のシューベルト他の演奏会紹介等

川崎ミューザリニューアル記念ブルックナー9番+テ・デウム批評(No.2250)

2013-04-07 21:34:30 | 批評

全体像が定まらなかった スダーン指揮東響「ブルックナー:交響曲第9番 + テ・デウム」


  東日本大震災で「関東の音楽ホールで唯一崩落したホール = 川崎ミューザシンフォニーホール」が2年以上ぶりに「リニューアルオープン = 再開」した。開演前のロビーには(東響関係者ではなく)川崎市関係者が笑顔で応対していた。
 本日、聴いた&見た限りだと、崩落前とほとんど変わっていない印象である。音響も見た目も。「スダーン音楽監督の年」にオープンしたので、スダーン在任中に再開でき、スダーン指揮でリニューアルオープンを迎えられたのは、東響のとっても川崎市にとっても喜ばしいこと、と感じる次第である。


 開演前の風景から。ホルンは11本!!! ブルックナー指定が8本(内4本をワーグナーテューバ持ち替え)なので、5割近く増強であり、第3楽章アダージオに関してだけ言えば7割5分増強である。他は、1番トランペットと1番トロンボーンにアシスタントが付いた通常の16型で左から 1st Vn, 2nd Vn, Vc, Va である。合唱団と声楽ソリスト4名は登場していない。曲順は「交響曲第9番 → テ・デウム」である。
 交響曲終了後に「拍手しないで欲しい」のアナウンスも無いままにチューニングが始まってしまった。(以下続編に続く)
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