ぱたの関心空間

関心空間と徒然なるままに。

ゆーきゃん/Lucky Lips@タワーレコード京都店

2007-07-28 13:52:28 | ライブレポ
タワレコ京都店では今後インストアをしないことになっているらしい。
ほんだもんで、京都店最後のインストア

ゆーきゃんもLucky Lipsも知っているのは名前だけ。両方とも一度ずつ視聴はしたかな、程度。
ほら、一応京都のアーティストだからね。今回インストアっちゅー事でどんなんかなぁ、と思って聞きに行って来ました。

まず先にゆーきゃん
文科系のにおいがぷんぷんします。ささやくかのようにか細く、こわれ物に触れるかのように歌う感じは、なんちゅーか病弱そうなのフォーク青年。っていうイメージ。優しいよねぇ、そこにまた優しく繊細なソプラノサックスを乗っけて聞かせてくれるとちょっとぐっと来る感じもなくはないです。
出てくるなり、「後ろの人見えますか?よろしければ前の方ちょっと座りましょうか」と気遣いをみせる。え゛っ、そんなにお客さん多くないぢゃん!って一瞬思ったけど、この人の雰囲気では全員にストレス無く演奏している様子を静かに見てもらうんだ、っていう佇まいがちっとも厭味ではない。

繊細な音楽が好きな人はどうぞ。

ほんで、Lucky Lips。
Lucky Lipsは3ピースのバンドだけど、本日はギターボーカルさん一人で弾き語り。
それやったらLucky Lipsって言うなぁ!!!などと、文句の一つも(心の中で)言ってみる。まぁ、「コバヤン(from Lucky Lips)」ってアナウンスされてたら来たかどうか微妙やねんけど(<基本バンド好き)
このバンドのトピックスとしてはくるりの岸田さんがプロデュースに名乗りを上げたということ。そういう面でも興味があったのは事実。
出したのはファーストアルバムだけど、このバンド20年選手よ!確か。

実際。
年季を感じる。ギブソンの深い響きと対をなすように伸びる声。ゆーきゃんと真逆だ。あ、これはやっぱり格が違う。何故この人がこんなスタンスで歌っているんだろう。それが不思議。全然タイプは違うけど、SIONなんかを髣髴とさせる。
ただ、なんとなく、いや、ホンマになんとなくなんやけど、この人が持っている空気感がどうも苦手かもしれん。音楽はめっちゃいい感じやのに。わからん、ゆーきゃんのいい人加減との落差でそう思ったのかもしれんが、直感的に。それが気になった。
でも、バンドで聞いてみたいなって思った。

まだアナウンスされてないけど、9月にくるりがやる京都音楽博覧会に出てくるのではないかと思い込んでます(勝手に)。ま、どっちみちソウルフラワーと重なっているので思案のしどころですが(苦笑)

ゆーきゃん/Lucky Lips@タワーレコード京都店の画像