ぱたの関心空間

関心空間と徒然なるままに。

宇崎竜童@パルスプラザ稲盛ホール(ふしみ人権の集い)

2013-02-09 00:19:03 | ライブレポ
実は初生宇崎竜童。

単純にカッコいい。
あぁいうカッコいいおっさんになりたい(絶対無理)。

フツーのライブではなくて「ふしみ人権の集い」っちゅー京都市の肝煎り企画の「記念講演」というもの。なんと無料♪
#実行委員長の名前がどっかで見たことあるなー、と思ったら母校の名誉教授さんでございました
#多分同和教育の講義でお世話になりました、はい

というわけでセットリスト。

・港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ
・知らず知らずのうちに
・愚図(研ナオコ)
・想い出ポロポロ(内藤やす子)
・海雪(ジェロ)
・さよならの向う側(山口百恵)
・弥生(研ナオコ)
・あなたがあなたなら
・竹田の子守唄
(開放同盟改進支部女性部コーラスのステージ)
・YO-SORO
・横浜ホンキートンク・ブルース
・ベース・キャンプ・ブルース
・沖縄ベイ・ブルース
・(曲名不明「さいしょからおわりまで?みたいなコール&レスポンスのある曲」)
<アンコール>
・竹田の子守唄(元歌)

語りが結構長かったのは、講演というだけあってなのか?それとも竜童さんてふだんからこんな感じなのか?語り口調もいつもあんな感じなのか?初めて竜童さんのステージを見るからちとわからない。

前半の方は、ワンコーラスだけとか。
沢山曲を歌うためのサービスと心得る。
一つ一つの曲のエピソードを丁寧に交えながら歌ってくれて、それはそれでいい感じでありました。

へぇ、ジェロの曲竜童さんだったんだー、とか。
「YO-SORO」好きな曲だけど、そんな経緯があったなんて(よけい好きになるやん!)、とか。
御殿場の米軍キャンプでの話とか。

ダウンタウン作った理由の一つは作曲家になりたかったから。曲は作ったものの、歌ってもらえない。じゃ、自分で歌えばとレコード会社に言われて組んだのがダウンタウン。
不良っぽいキャラクターはわざと作ったもの、って言う話は聞いた事があるけれど、そうとは知らなかった。

で、今回こういう催しに出たというのは。。。
ライブの中でも歌っているけど、以前出したブルースのアルバムに入れた「竹田の子守唄(なんとシアターブルックの佐藤タイジによるアレンジ!)」が縁で今回の出演となったそうな。「竹田の子守唄」は日本のブルースの原点であると。
ちなみに、竜童さん。伏見の出身なんだって。生まれてすぐに東京に越してしまったらしいけれど。へー、そうなんだ。

途中、解放同盟改進支部女性部コーラスさんが登場、竹田の子守唄(元歌)とこいこい節と長持唄を歌う。アンコールでは元歌を竜童さんと共演。
元歌とこいこい節はソウルフラワーモノノケサミットで聞いた事があるけど、長持歌は初めて。

竜童さんも言っていたけど、子守唄、と言いながら子守をするための歌ではなくって、子守をしなくてはいけない(させられている?)境遇を歌った唄なんだよね。「守り子唄」というらしい。
この唄を聴いたときに、そこが儂もしっくりこなかったところなんだな。曲が曲だけにへたな人に聞いてわかるものでもないし。理解されにくいところだと思う。「五木の子守唄や島原の子守唄と同じように」みたいに言ってたけど、そうなのか、知らなかった。

宇崎竜童@パルスプラザ稲盛ホール(ふしみ人権の集い)の画像