ぱたの関心空間

関心空間と徒然なるままに。

Milch Holstein

2006-11-05 18:56:13 | 漫画
またの名を「フランツ・フォン・シュトレーゼマン」(逆か?)

「のだめカンタービレ」は唯一現在進行形で読んでいるコミック。(その他のコミックはブックオフで100円コーナーに並ぶまで買いません<セコい)
二ノ宮知子は昔々某少女マンガ情報誌で「よっぱらい研究所」をやっている時から知っていたが、作品を読むのはこれが初めて、本屋で「おぉ、所長の本だ」と思って手に取ったら想像以上に面白かった。

で、ミルヒ。
のだめの中で一番好きなキャラクターを選べといわれたら、やっぱりミルヒ。
世界的な指揮者のくせにスケベで酒飲みで非人道的という、主人公ののだめ以上の曲者だったりするので、そんな非道なところばかり注目されがちなキャラクターミルヒ。だけど、実はこの話の中でのだめと千秋を見守り成長させる役割を果たしているのがミルヒ。まぁ、結果としてではあるかもしれないけど、そんなオトナーな役どころミルヒ。

さらには、ドラマ化された「のだめカンタービレ」でミルヒ役をするのがなんと竹中直人さん! この話を聞いた時あたしゃ狂喜乱舞ですよ。 ドイツ人役を日本人がやっちゃうナンセンスさ、けど違和感を感じさせないであろうという確信。ミルヒのあの(スケベっていう意味ももちろん含めた)イヤらしさ全てを怪演できるのは竹中さんしかないっしょや。
で、ドラマ見ました? もうね、おなかいっぱいです。
期待通り、いや、以上か。。。
フツーこんだけけキャラクターに癖のある原作のドラマ化ってのはキャスティングで期待を裏切られるモンだろうに。ミルヒはもちろん、のだめもハリセンも桜ちゃんもそのパパも、あ、意外と千秋もはまってました。

ドラマがどこまで行くのか知りませんが、コミックではまだまだミルヒに活躍して欲しいところです。ヴィエラとシュトレーゼマンのコンダクターバトルとかないかなぁ。


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