パンダ イン・マイ・ライフ

ようこそ panda in my lifeの部屋へ。
音楽と本、そしてちょっとグルメなナチュラルエッセイ

一日の終わりを音楽で

2009-07-25 | audio
中学の時に買ってもらったステレオは、当時流行った、2個のスピーカーとアンプ・プレーヤー一体型の据え置き型であった。部屋には机を置き、ふとんも敷き、音楽を聴いていた。もちろんディスクはレコードだった。このステレオは、音楽が終わると針・アームが自動的に返り、電源を切ってくれた。そのせいで寝るときにも便利なすぐれものであった。

このステレオは今はなく、現在はオンキョーのミニコンポで、ヤマハのスピーカーNS-10MMや10Mを鳴らしていた。ところが、知り合いのオーディオショップで、最近、お客さんの寝室にアキュフェーズのプリメインとタンノイのスピーカー「スターリング」を収めたという話を聞き、寝る部屋がオーディオルームもいいなあと思い始めた。暗闇での音楽。中学の時の思い出が蘇る。

スピーカーは20年前のヤマハNS-1000M、アキュフェーズのプリメインアンプE-408をコントロールアンプとして使い、パワーアンプにアキュフェーズのP-5000、CDプレーヤーにマランツSA-15S1、チューナーは30年前のヤマハT-1で組み合わせた。

しかし、やはりきちんとコントロールアンプがほしい。そう考え、アキュフェーズの栄光の200シリーズの中古をオーデオショップに頼んだ。

アキュフェーズは、日本のオーディオメーカーで、その丁寧な製品のつくりには定評がある。その昔、1973年(昭和48)、ケンソニック社として、初めて世に送ったコントロールアンプが、C-200である。その後、220、230や240が次々と登場したが、200はS、X、L、Vと、5代にわたり変遷を遂げる。この200Vは1987年(昭和62年)に出された200シリーズの最終形だ。まさに昭和のオーディオ史を歩んできたシリーズである。

鎮座増します200Vは、静でクリアで落ち着きのある音色を出してくれている。
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