光年・千年

纏わりつくが、纏まらないおはなし、日記ふう。

2月15日のラヴジョイ彗星(C/2014 Q2)は、まだはっきりとしている

2015-02-16 13:31:25 | 星空・天体・宇宙
  2月15日(日)、きのう、夜も晴れ。


  でも雲も薄くはあって、ほぼ快晴だが、場所によっては、いくらか雲が見えた。

  それがやけに明るいので、気にもなった。


  ラヴジョイ彗星(C/2014 Q2(Lovejoy))も見えそうである。

  最初は、金星と火星の様子だが、窓を開けると、この前のように凍ってはいないが

  風は冷たい。



  この二つの星も早めに、地平へと沈んだ。


  で、他にも撮る。これも練習で、落ち着かない状態である。

  もしやして、やっぱり曇りかな、という思いも。



  もう午後7時半過ぎで、アンドロメダ座の小宇宙、M31は視野に入る。

  カシオペヤ座は、まだ高いが、これもソロソロというところだが、寒いし身体も

  そんな丈夫でないし。


  それで、午後8時15分過ぎて、さんかく座の辺りが写った。

  ここにもしかして、M33かという系外星雲も写ったので、もう少しで、ラヴジョイ彗星に

  届くかも知れない、という時間になった。これも適当に、そう思っただけで、

 
  カメラを斜め右に、窓際ぎりぎりに向けた。


  半分は屋根、というところで、幸運なことに、割とすぐに、「青緑色」の星が写っているのがわかって

  これ、間違いなく『ラヴジョイ彗星』だなと思った。でもう少しがんばることに。



  気力があれば、いいところを狙えそうだが、どうも雪かき他の疲れも取れないまま。

  で、3セット。窓際で、一番高度の高いところ。これからさらに時間をかけても

  高度は下がるし、というところで、おしまいにした。



  暗いかなと思うが、カメラのモニタでもすぐにわかる明るさ。

  さらにPCのモニタより、カメラのモニタのほうが、星像の様子はわかりやすい。

  撮影では、カメラを縦位置で、地面に垂直にしているので、尾の方向は

  真上よりも、少し右側にあることがわかる。


  2月15日の、ラヴジョイ彗星の位置は、この前の2月5日よりもさらに地平座標では

  右側、北に向かって移動しているようで、ちょうど、アンドロメダ座とペルセウス座の

  境界辺りである。

  この先、ペルセウス座に入り、カシオペヤ座へと移動するように思える。


  アンドロメダ座のγ星は、まだ位置の目印になる。でもこの先は、なかなかそうゆう星はなさそう。


  最初に、さんかく座とアンドロメダ座の様子。ここにないかな!と思って撮った。

  さんかく座の系外星雲、M33が薄っすらとだがあることがわかる。NGC752も美しい。

  この画像に、アンドロメダ座のβ星と、γ星もある。


  ラヴジョイ彗星は、2枚、毎度のように、ファイルのイメージと、拡大像。

  青緑色がきれいである。RAW画像を現像しているが、尾はやはりわかりにくい。



  最初に、さんかく座と、アンドロメダ座。



  その一。さんかく座の、かわいい星々が左上。左下に、M33。右側の明るい星のうち、上にあるのが
  アンドロメダ座のγ星で、ラヴジョイ彗星はこのそばにあった。右下は、β星で、このさらに右に
  M31がある。




  その二。その一の右側の拡大。散開星団、NGC752は返ってわかりにくくなった。



  それで、ラヴジョイ彗星。



  その三。20時26分、早い時間である。
  これもファイルのイメージだが、上の屋根の部分はカット。
  青緑色がよく目立つので、すぐにこれが彗星とわかる。




  その四。その三の拡大。尾はこれではわからないが、真上よりは、右側に少し傾いているよう。




  その五。20時32分。日周運動で、屋根から少し離れた。
  この日は空は雲のないところは、かなり視界はいい。でもより高度が低いとやはりだめである。




  その六。その五の拡大。
  これが、なかなかきれいにはならないのだが、キヤノンのG1 Xの限界でもある。でも、設定さえして
  おけば、特に触る必要あるところなく、気楽で、さほどひどくはならない。

  それにしてもきのうなぜあんなに空が晴れたのかが不思議である。

  もちろんそのおかげで、今朝は寒く、郵便局までいったが、いたるところ雪解けの水が

  凍っていた。


  ここのいえの雪もバリバリ、うっかりすると転びそうになって、これは危ない。

  まったく冷や汗ものだなー。



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