光年・千年

纏わりつくが、纏まらないおはなし、日記ふう。

黒い雲と北風がようやく来た

2007-09-22 19:07:00 | 散策
  今日も、きびしい残暑かななど思っていると、まずはラジオのプログラムが変わった。どうも季節は、人工のものから変わる。それで、あまりいい気分ではなかった。
  満月の条件というのをまた考えていて、確か国立天文台のあるページにあったのを探していたが、結局見つからないでいた。たぶん、太陽と地球を結ぶ直線をちょうど太陽系の北側から、つまり惑星が反時計回りに回転して見える位置から、わかりやすくするため、かなり遠いところから眺めて、太陽と地球と月が一直線に並ぶ、つまり太陽と地球を結ぶ直線を含む、黄道面に垂直な面を月が通過する時が、満月である。それで間違いないと思うが、そのまま、中途半端な感触が残って落ち着かなかった。一体なんでこんなことを思うのだろう。それは秋だからかも知れない。
  この暑さが続くのはかなわないと思った。もの探しはさっさと止めて、それで、何をしていたか、そうか暑くてどうも調子が思わしくなく、あっさりと、さほど暑くない板の間に、目に水を浸したタオルを当てて横になっていた。眠気はない。これが、なんとなく恒温動物でなく変温動物になってきた、そう思う理由。暑いと眠気も来ない。今日がほどほどの気温なら、あっさりと眠ったかも知れない。
  何だか、落ち込んでゆく話しを書いている。こうして、日々が一日また一日とたっていくわけだけど、なぜかある時刻、午後2時半を過ぎた辺りから急に強い北風が吹き出して、窓がガタガタ揺れるくらいである。この前兆は、午前の積乱雲の発達に見られるのではないかとも思うが、こんなことになるとは考えてもいないし、観天望気でもわからなかった。
  それでも、明日は秋分、太陽は黄経180度に達する日で、まさに明日の午後遅くには、太陽は天の赤道より南に位置することになる。暑さ寒さも彼岸までとはよくいったという気になるが、これまた、その人の主観である。
  一旦北風が吹くと、そこいらを覆っていたものを、まずは移動させることになる。外に干してあるものを中に入れる。雨は望めないが、これも予行演習である。大きく笹がしなって、あっという間にこの辺りの上空は、暗雲に包まれてしまった。なんとなくほっとした。ガタガタという音をたてて、物が落ちる。ぶらさがっている洗濯物も落ちる。ついでに、埃も箪笥の後ろから出てくる。
  朝、少し書いた、足の踏み場の問題だが、あまり考えずに何かを移動させると、それ以外の、その周りにあるものが、すべて”がたん”と倒れそうで、その上にあるものも、みな不安定になりそうで、あわてて中止した。机上の結論は、ここをゴミ箱にするべしだが、そうも言ってられない。かなり使っているモニタが、なぜかチラチラしだした。これは、何時間使用したか、そのデータが記録されているが、それにしても、付けっぱなしはないし、もう少し持つはずだが、それでもこれが真っ暗になると、にっちもさっちもいかなくなる。それはいつか、そんなことを考える時間が果たしてあるのか。問題はねじれにねじれている。


  空気が澄んでいた時があって、そのことはここにも書いていて、すでに1週間前のことになってしまった。剱岳、剣岳、劔岳の姿。



  剱岳の西側、直線でやく42km離れた辺りから撮ったもので、これも、このシーズンとしてはよく見えている。時刻は、午後3時過ぎ。画像変換で、エッジを立てるなどしている。



  同日、午後5時を過ぎた。日の当たる角度がよくなって、陰影がはっきりする。こんな岩肌やら、緑、暗緑色をした剱岳を今までに見たことがない、写した事はないと思う。
  無論、剱岳の近くで、あるいは登って撮られた写真とは比較にはならないが。

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