光年・千年

纏わりつくが、纏まらないおはなし、日記ふう。

豪快な降りっぷり

2008-11-30 06:51:01 | 散策
  朝のお天気、雨。それにしてもよく降る雨、雨は夜中にひどくこれで目が覚めた。雷もなった。その後は静かになったようだが、またもう朝に近い時間、雨が降りだした。これでは、ホントに梅雨。アメダスの6時の気温6.1℃、気圧は1018.8hPa、積雪は0cm。室温10℃。恒常的で、しかし暖かくはない。

  雨ばかりで、面白くない。簡単に書くとそうなるが、雨のあとの、それから太陽が出てくれば、すべてのもの、そう書きたくなるが、押しなべてキラキラ光るから、美しい。うまいこと出来ているが、上から大粒の雨、あるいは水の塊と言うべきかが落ちてきて、びしょ濡れにもなるから、前だけでなく、後も真上も見ていないといけない。これが雪でも同じで、もう東北より北の日本海側では、かなりの雪が、平地でも降ったのだろう。北陸も縦に長いところであって、福井から新潟までの距離の長いこと。
  こんなところを昔の人はテクテクと歩いたというから、道半ばで倒れて、という方も多かったのだろう。その辺に、お地蔵さんが多いのもそのためか、と思うが、このお地蔵さんは比較的新らしく、ちゃんと雨避け、雪避けの囲いの中に入っている。石も雨に打たれ、雪の重みに変形して、皆丸くなり流れてゆく。それにしては、特に幽霊が出る気配はない。皆どこかへ行ってしまったのか。

  雨の降る前の、きのうのお昼過ぎ、早足で雪の積もる山の様子を見にいった。ここからでも見えるが、少し歩けばもう少し迫力あるその姿を見ることが出来る。県境の山、白馬岳はこれは変わらず真っ白。手前の山である、毛勝三山になると、雪も少しまだら。剱岳は雲に薄くかくれてしかし雪の量は少し減っている。同じように、立山辺りも麓の雪の量は以前より少なく思える。薬師岳は完全に雲にかくれていたが、その手前に見えている、スキー場の白いおびも、縞模様のようで、麓の雪は溶けているようだ。
   まだ本物の冬型にはなっていない。しかし、天気はどう変わるかわからない。すでに白鳥も飛来しているし、冬がそこまで来ているのはたしかである。

  セイタカアワダチソウの背の低いものが、花を白くして、もうこの花もおしまいである。早咲きのサザンカは、もう何度も花を咲かせているようだが、ツバキかもとも思わせる、でもやはりサザンカの花が、これが常緑の緑の葉とともに、穏やかな色彩をはなっている。

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