光年・千年

纏わりつくが、纏まらないおはなし、日記ふう。

すごろく散歩

2007-10-21 18:50:43 | 散策
  すごろくは、双六。でも、すごろくなんて今はやらない、かなり昔からやらないし、すごろくが双六って書くなんて、知らなかった。そのスゴロク散歩である。
  今日は太陽が出ている。でも、寒そう。赤いちゃんちゃんこみたいなものを着る。どうして、何とかパーカとか、あれこれズボン、ズボンとは言わないね、そうゆうもは、赤か、ブルーなのか。でも今は、この赤がいいと思う。目立ちすぎるのもまずいが、ほどほどの彩度だと、車にも気付かれやすい。
  
  出かけてすぐに、キク(菊)の大群に出会う。これは植木鉢に植えてあって、さらに仕掛けもある。品評会に出すようなキクの花が、一斉に日当たりのいい場所に出されている。そういえば、キクはこれからの花でもある。植物愛好家の方々が誇らしげになる季節であった。
  しばらく省略して、ここは、しかしサイコロの振る場所ではなかった。キカラスウリが、その名の通り、黄色くなる。少し前に、まだ緑濃かったものも、ついに黄色の要素を出し始めた。小さいのは、もう完全な黄色、これがこげ茶色に、焼き芋のようになるのか、それまでに落ちてしまう気もする。

  サイコロを振るところに来た。といっても右か真っ直ぐしかなく、ここは真っ直ぐを選ぶ。さらに、これも予定通り、しばらくいって左に曲がる。ドッチにしろ、ぐるっと回って帰って来るのだから、左に左に曲がらないといけない。それで、期待はしてなかった。まだ青い、いや緑と思っていたピラカンサが朱色に染まっている。ナンテンとずいぶん違う。それではともう少し先にゆくと、小ぶりのピラカンサも、かなりの数がある、朱色になっていて、さらにその横に、真紅のバラもあった。知らなかった。ピラカンサの色付きは早い。ここも、分岐点だけど真っ直ぐを選ぶ。サイコロを振った気分だ。でも、その先はやはり左に曲がる。
  少し、ぐるぐる記憶を巻き戻してみたが、あとはタンポポにモンシロチョウが止まっていたこと。二匹のワンちゃんは、うたた寝していたこと。初老の紳士がステッキを持って歩いていたことくらいしか、思い出せない。もう一つといえば、家を建て替えている方が、新しく出来た土台を見に来ていたようで、しかしその顔には若干の不安が窺えたようにも思えた。
  ほぼ、定刻に帰って来る。どうも、双六と関係ない散歩のようで、しかし、この言葉が出てきたことが、私には嬉しかった。




  灯油ボイラを使っているが、排熱水が必ず出る。これを一回容器に溜めていて、意味はないが、するとそこに水は溜まる。周りに水面がなくなって少し寂しく、こうゆうものも役に立つ?ことになる。水滴が落ちる。濃いブルーの水面が揺れる。



  ある場合は、空の雲が写ることもある。水は、水滴と水面はきれいなはずだが、それ以外はさっと見て、それが何か考えないでいただくとありがたいです。 

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