光年・千年

纏わりつくが、纏まらないおはなし、日記ふう。

薬局止まり

2008-07-30 18:36:16 | 散策
  西の空に、真夏の太陽があって、そのきびしいこと。これでは、撮像素子は焼けて、レンズに施されている処理も蒸発しそうである。

  今日は自分の病院にゆく日で、もう一度朝になって、おさらいをした。持つものを確かめる。自分の診察カードを持つ。次の予定に、特に休日がぶつかっていないことを確かめる。これは実は、もう一年分見ていて、大丈夫なのだが、しかしお医者さんの都合もある。その通りにはなかなかゆかない。病院だって、実は大変のようで、お医者さんがいないという、そうゆう状況も「もはや普通」になったようだ。こうなってはいけないので、あまり心配をかけないように、お医者さんに接するように、ときにはつとめないといけないようである。
  もう一昨日になるのか、それも少し曖昧な頭で、大きな河の様子を眺めていたが、その河の河川敷の一部に耕されている畑の野菜や、それからときに色の見える花などは、特に被害を受けた形跡はなく、もう丸二日たった河の水はさほど土砂を含むような、濁ったものではなく、普段と変わらぬ雪解けの水と、それと雨水とその他の水も流しているようで、さらにその流れ自体、ゆったりともしていて、これは、大雨がある場所で特異的に降ったということを示しているのか、とも思ったりもしたが、正確なところはやはりわからない。

  ただこれだけ大きな被害を出していて、自然は何事もなかったように、静かに日々の振る舞いを見せている。恐ろしいものがあり、また何事もなかったように見えること、それが、もう一昨日のことが、忘れ去られる象徴のようで、これは見方によっては、きびしいの一言のようにも思える。

  それで、いつもより少し早めに出たが、いつもと同じだけの時間がかかって病院に着いたようで、よって、これまでになく早い時間に、診察カードを入れて、まー受付は終了した。しかしその番号は、14という数字で、これは意外にも二桁。でも、たぶんそんなに待たされることはないだろうと思った。診察が始まるまでの時間は長い。その間は外を眺めているが、まずはお客さんが少ないから、やけに静かである。このまま時間が過ぎるか、
  そう思ったが、やはりそうではなかった。ある時間に、急に騒がしい感じの声が辺りから聞こえてきて、まるでラジオのボリュームをぐいっと上げたような感触があって、思わず振り向いてしまった。どうも耳の調子もおかしくなってきたようである。いつもの方がおられて、この次は私だ、と思った。ところが、そうはいかなくて、しかしこれには事情がある。これに対して、私も事情を話して、ほとんど時間的には問題なく、その病院をあとにすることが出来た。

  涼しい風を期待する。外はギラギラ太陽だが、まだ完全な真夏のそれではなく、次に薬局へ。ここは、問題はなかった。いつもなら、ここからもう少し街中へ繰り出すのだが、それは止めた。なんでもそうだが、これから色々なことがあって、少しだけいつもと違う空間にあることが出来る。でも、それは今回は見送った。それでいいと思う。その後も、涼しげな風のある、でも真夏の太陽が照り続けている。


  タネで播いた、ヒマワリの一番大きいのが、ようやく少しだけ黄色いものを見せてくれる。




  ちょっとだけ黄色い花弁があるでしょ。これは咲いたっといっていいのではないか。でも、同じ方向を向いていて、やりにくいったらありゃしない。





  お日様と反対の方向を向いてこの花はある。露光の調節も反対になってしまった。




  色々試してみて、まだマッ黄色とはいえないヒマワリだけど。ただタネを播いて後はほったらかしという、そうゆうズボラな性格のところでも咲いてくれた、このヒマワリに大いに感謝をしないといけない。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿