光年・千年

纏わりつくが、纏まらないおはなし、日記ふう。

秋風、秋の食べ物、秋花

2009-08-24 18:48:55 | 散策
  風が乾いていたというのが、結構はっきりするのは、ほどほどの衣服を着ているのに、歩いていると、乾いた風が、ってそのときは意識しないが、何しろ風が、肌をなぜるかのごとく、感じられて、どこかへ着ているものが飛んでいったかのような気にもなるとき。なんとなくだが、体と空気の間にものがない、というのは、気色のいいような、悪いようなで、くすぐったくもなく、いくらズボンを上げても、またシャツの襟首辺りを触ってもやっぱり、シャツはあるし、ズボンは下がってゆく。着ていることは、間違いはないが、着ている感じがしないというのは、一種無重力の感じもする。それにしてもおかしなもので、空気の乾燥を喜ぶべきか、悲しむべきか。

  でも涼しい風というものも、もともと涼しいというものもあるけれど、乾いているがゆえ、体の汗も水蒸気として奪い取られて、という問題も生じてくる。気温としては、体温よりも低めだが、それで湿気があれば、体の湿気はそうは取られない。これは熱と関係する。体の湿気というのも自然と取られるような、しかし水だとして、それが水蒸気に変わるときは、必ず気化熱を奪い取られるというのが、世の自然の掟で、それゆえヒヤっともするしひんやりもする。体の熱が全く奪われず、体にあった水分が汗になり、それがやがて乾いて、なくなる。つまり、汗が液体が、気体になるというのは、限られるか、考えにくい。このときは、自然の温度も貢献はするが、やはり体の熱も奪い取られる。これは、多分、間違いのないことだと思う。だから、ほどほどに気を付けないといけない。しばらくして、体が冷たく、ということもふと気が付くとありそうで、そうなる前に、対処が必要。涼しいを通り越すと、怖いものが待っている。

  まだ暦だと夏だが、もう秋といっていい状態で、でもこの2、3日か、あるいは3、4日か、暑い日もあって、調子が狂った。もう少し言うと思いの外暑くなった日があれば、きょうのように、涼しい日もある、これほど差があるとは、きのうは思い付かなかった。今も、涼しいようで、西日がある。風が止んで一瞬だが、生暑い時間がある。思うように、うまく気温もコントロール出来ないものだと思う。いつも思うが、連続性がなく、一気に大きく変化する。このことが年々辛く感じるのも、年齢の問題がある。

  秋の食べ物で、というと、今頃だとサツマイモはどうなっているというのがある。最初、春ころ、初夏かも、植えられるその苗はしぼんで、枯れるかと思うが、そのことも気にならなくなるころ、それはもう地面に繁茂している。あちこち、はみ出て葉っぱは伸びている。蔓が延びている、その葉っぱも地面を隠すから、その下に虫がいたりするが、まずはサツマイモは元気で、青々している。それがこの夏はなかった。痛いな、という感じである。サツマイモはあれば食べたい。もう焼き芋になっているとなおのこといい。石焼芋、買ったことなし。声だけよく聞く。
  シシトウとか、ピーマンも菜園で作られるはずだが、この夏それを期待するのはむつかしかったようだ。結果だが、しかし、ピーマンや、シシトウは見かける。花を見たいという気もあるが、なかなかわからないもので、

  もう知っているのは、オクラ。この花が美しく、そのまま観賞用にもなるようで、また日さえ当たれば、オクラの花は出てくる。もう誰も食べないという、そうゆうオクラは大きくなるだけ。お化けのようというと悪いので、何と言ったらいいか、そうゆうものも思い出される、まだ暦の上では、8月は夏だけど、秋の食べ物。

  秋の花と違うかどうか、アメリカフヨウの花が咲いている。遅いかも知れない。この花というか植物全体に、ある虫が付いていて、その色が植物の緑とよく似て一緒にいる。そういえば、きょねんもそうで、ということになる。虫は今頃、柿の葉も食い荒らし、その外の木も「すかすか」した、茶色い葉っぱを持っている。もう葉ではない葉。





  シソの葉、その他の秋の植物と一緒になって。




  クレマチス。咲かない花になって、今ごろ一つ。




  これから、根っこのお芋は、大きくなりそうな、サツマイモ。
  これからだろうなー。




  小さな花。オクラの実が出来ている。




  きれいな、アメリカフヨウ。蕾も多い。しかし葉は、どうか。




  小さく、今にも開きそうな、その花の後に、毛虫がいる。




  花は何も感じず楚々と咲いているが、葉っぱがない。花に毛虫もあるが、
  ここには出ない。

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