昨夜の続きである。8月12日から13日未明にかけてピークを迎える、ペルセウス座流星群の撮影の準備段階として、久しぶりに、少し見ることが出来る星野写真を撮った。何しろ晴れてないといけない。晴れたのである。
流星はなかなか写らないが、星野写真としてみると、あれ、こんなのが写っていた、というものがある。今回は、アンドロメダの大星雲、M31について、少し書きます。初心者だけど。
M31は、アンドロメダ座にある星雲です。フランスの天文学者、メシエ(Charles Messier)は、彗星を探していましたが、それによく似た紛らわしい天体、だが彗星ではない、があることを知って、これらの位置などを詳しく調べ、順に並べて一覧にしました。その数、100余り。これが、メシエ・カタログといわれるものです。これが、その後、夜空に見える星団、星雲の研究のための共通の指標になりました。その後も、一部の星雲・星団は、彼のイニシャルMと番号の組み合わせで呼ばれています。
M31は、メシエが31番とした天体です。M1は、おうし座のカニ星雲。他に、有名なオリオンの大星雲、プレアデス(すばる)も、彼のナンバが付いています。
M31は、銀河系と同じような星の集まり、渦巻銀河の一つです。地球から、太陽からのといった方がいいかも、の距離は、200万光年。光年とは、距離の単位。光は、1秒間に約30万km進みます。1分でその60倍、1時間でさらにその60倍進みます。1日でその24倍、一年でその365倍、大体です。その200万倍の距離に、この大星雲はあると考えられています。この天体を見るということは、200万年前の天体の姿を見ている、ということで、ちょっと、ロマンの香りはしますね。200万年前には行けないけどね。
大きさ、渦巻きの直径は、10万光年、最近はもう少し大きいというデータが発表されています。どうも、話が、大きくなりすぎました。
どう見つけるか、どのくらいに、固定カメラで撮れるのかという話でした。
きのうの写真も見ていただくといいのですが、アンドロメダ座の横にペガスス座というのがあって、まず、ペガススの四角形を見つけることから、M31への旅は始まります。
写真右から、明るい星を見ます。ペガススのα星、同じく下にγ星、上にいってβ星があります。中央のα星は、同じ四角を形成しますが、これがアンドロメダ座のα星です。さらに、β星があって上にゆくとM31の文字がありますね。M31は、この矢印の交点にあります。わかりにくいな。それで、
上記の辺りをさらに拡大しました。M31の文字とそれを示す矢印の先に、少し明るい、ぼんやりした光芒が見えますね。これが、そのアンドロメダのM31大星雲なのです。遠いところからやってきた光です。初心者でも、このくらいの写真は撮れる、まーそうゆう話です。
雑誌や、本や、天文関係のサイトで、いくらでも立派なM31の写真を見ることが出来ます。ショボイ話にお付き合いいただき、ありがとうございました。
流星はなかなか写らないが、星野写真としてみると、あれ、こんなのが写っていた、というものがある。今回は、アンドロメダの大星雲、M31について、少し書きます。初心者だけど。
M31は、アンドロメダ座にある星雲です。フランスの天文学者、メシエ(Charles Messier)は、彗星を探していましたが、それによく似た紛らわしい天体、だが彗星ではない、があることを知って、これらの位置などを詳しく調べ、順に並べて一覧にしました。その数、100余り。これが、メシエ・カタログといわれるものです。これが、その後、夜空に見える星団、星雲の研究のための共通の指標になりました。その後も、一部の星雲・星団は、彼のイニシャルMと番号の組み合わせで呼ばれています。
M31は、メシエが31番とした天体です。M1は、おうし座のカニ星雲。他に、有名なオリオンの大星雲、プレアデス(すばる)も、彼のナンバが付いています。
M31は、銀河系と同じような星の集まり、渦巻銀河の一つです。地球から、太陽からのといった方がいいかも、の距離は、200万光年。光年とは、距離の単位。光は、1秒間に約30万km進みます。1分でその60倍、1時間でさらにその60倍進みます。1日でその24倍、一年でその365倍、大体です。その200万倍の距離に、この大星雲はあると考えられています。この天体を見るということは、200万年前の天体の姿を見ている、ということで、ちょっと、ロマンの香りはしますね。200万年前には行けないけどね。
大きさ、渦巻きの直径は、10万光年、最近はもう少し大きいというデータが発表されています。どうも、話が、大きくなりすぎました。
どう見つけるか、どのくらいに、固定カメラで撮れるのかという話でした。
きのうの写真も見ていただくといいのですが、アンドロメダ座の横にペガスス座というのがあって、まず、ペガススの四角形を見つけることから、M31への旅は始まります。
写真右から、明るい星を見ます。ペガススのα星、同じく下にγ星、上にいってβ星があります。中央のα星は、同じ四角を形成しますが、これがアンドロメダ座のα星です。さらに、β星があって上にゆくとM31の文字がありますね。M31は、この矢印の交点にあります。わかりにくいな。それで、
上記の辺りをさらに拡大しました。M31の文字とそれを示す矢印の先に、少し明るい、ぼんやりした光芒が見えますね。これが、そのアンドロメダのM31大星雲なのです。遠いところからやってきた光です。初心者でも、このくらいの写真は撮れる、まーそうゆう話です。
雑誌や、本や、天文関係のサイトで、いくらでも立派なM31の写真を見ることが出来ます。ショボイ話にお付き合いいただき、ありがとうございました。