光年・千年

纏わりつくが、纏まらないおはなし、日記ふう。

雪の下のアジサイ

2006-12-18 07:30:42 | 植物・花(冬)
  朝の天気、曇り。ミゾレ(霙)、アラレ(霰)、ヒョウ(雹)、いずれでもない、かつ雪でもない、しいて言えば、かき氷みたいなものが、積もっている。室温8℃、北風。
  すでに、芽を出している植物を見る。梅のものは、小さい花芽。コブシかモクレンか、相変わらずわからない、その花芽は、かなり大きい。これを、ちょっと試し撮りした。見事に失敗して、奥の枝が写っている。
  雪が降ると、雪が積もる。多くの植物は、この雪を背負う、ここでは。ツツジも、春ににおうジンチョウゲも。しかし、今のここのジンチョウゲは、枝だけになってるので、もしかしたらそのままの形で雪に埋まるかもしれない。曲がらずに。アジサイはどうかというと、まっすぐのまま雪に埋まるもの、曲がってそれでも顔は出るもの。曲がって雪に埋まるものそれぞれである。
  この、埋まったアジサイを何とかしたいと思うことがある。建物の北側、瓦に雪の滑り止めがないと、ドッと雪が滑り落ちる。北側、まず溶けることがない。きれいに、あるいは曲がって埋まるアジサイ。しばらくすると、雪はカチカチになって、氷と化す。もはや、スコップ、シャベルも入らない。へたにやると、幹を傷つけ、切断する。が、しかし、アジサイの場合、こうゆう作業は、いらない。やってもいい、さらに、多少傷ついても、やがて、雪が解けるとアジサイは、よみがえる。幹の途中が雪に埋まっていても、先の方が雪から顔を出す。すでに、芽が、葉っぱの芽が十分緑色。折れて、朽ちたと思われるものも、これは、雪に埋まっていた方がいいみたいだ、やがて芽がでる。実験したことはないが、枝の3、4cmあれば、それが、水分を含んだ土に埋まれば、アジサイは再生する。恐ろしい生命力である。
  少し、青空が出てきた。これからが、雪とたわむれる、そうありたい、季節である。

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