光年・千年

纏わりつくが、纏まらないおはなし、日記ふう。

灰色の雲の流れ方

2009-03-14 06:55:21 | 散策
  朝のお天気、雨風。風は少しばかり穏やかになった。このすさまじい音がずっと聞こえていたら、眠れなかった。そうではなかった。途中から、風の音は弱くなった。不思議と暖かい。今はまた、雨と風がひどい。灰色の雲がいろいろな形をして、南西から東北の方角に流れてゆく。 
  アメダスの6時の気温、9.0℃。それから、午前1時はというと、16.2℃もある。なるほど、だから暖かい感じがあった。気圧は1004.5hPa、湿度90%。室温11.5℃、暖かい。

  風の音と、その他の考え事で、いえの中の問題はもう忘れた、それからやけに暖かいので、眠れない時間が長い。しかしよく吹く風で、これだと風車の一つも回したいと思うのも当然のようだが、簡単にペットボトルは回転するが、重い金属の、あるいは強度を増した、軽量の風車はなかなか回転しそうにない。これが発電機を回転させるようにするには、尋常の知恵では無理だろうな。木々は簡単にしなる。これが電気エネルギに変わるならと思うが、そんなことはあり得ない。などなど、空想の世界に浸る。頭が痛く、また重くなる。一体にいつまで風は吹くのか。

  朝が来る。少し明るく、もう夜明け、薄明に近い時間。再び風が吹き始める。時計を見る。後何分という感じになる。こうゆうときもすぐにまた眠るときもあるが、こんな日に限って朝も目が開いてしまう。どうにもこうにも、尾を引くものはある。また風が出て来た。どうなっているのか、わからないが、いずれにしろ、起きる時間である。

  朝は寒くはなかった。12℃近い室温がある。まだ外の様子ははっきりわからない。頭痛が残っていて、また鼻の頭も少し赤い。まずはいいことはない。鼻が赤いなんて、大体飲みすぎということになるが、それに似ていないともいえない。手とか足の裏はかさかさだが、頭はどちらかというと脂性のようだ。だから、きれいに禿げ上がった。これは隠せない。ここに触ると、少し痛い。このような症状が出る回数はしかし昔に比べてずっと減った。体調はよくないなー。こうゆう日もある。こうゆう日がこれからも続く。

  こぼしたパンくずを、ゴミ箱に捨てる。きれいにはならない。窓から、外を見ると灰色の雲がダイナミックに動いている。動きは穏やかだが、その状態から感じられるものは、エネルギの塊であって木々は激しく揺れ、また窓に雨は打ち付ける。この景色を見ているとある種の爽快感がある。こうゆう真似は自分には出来ない。途方もないエネルギの形態がそこにあるようで、これを見ていると圧倒される。自分の小ささがよくわかる。しかしこの先は、もっと小さく暮らすことを考えないといけない気にもなる。

  灰色の雲がなかなか雄大で、元気を与えてくれるようで、ショボ付いた目には新鮮で、しかし気は重い。

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