光年・千年

纏わりつくが、纏まらないおはなし、日記ふう。

秋休みの、観察手帳

2009-08-14 18:43:01 | 散策
  夏は、あったようで、今はもう秋というのが、この辺りの感じである。いつも聴いているラジオで、天気予報を、それも来週辺りのものを聴いていたが、これが夏の晴れではなく、秋の晴れのようで、その正体も、小笠原、太平洋の高気圧ではなく、オホーツク、北の高気圧による晴れ間だというから、これはほぼッもう秋と言っていいのではないか。それにしても今頃、西の空には全く雲がなく、ただちょっと白い、青みの薄い快晴の空に、ただ白く輝く太陽だけがあるようで、この様子というのも、今の感覚でいうと、アンバランスなものがある。今頃晴れてきて、それならきのうはなぜ晴れないのか、という感じだが、この先も、きょうから明日にかけて、例えば星の見える、そうゆう空があるのか、まだあると言い切れない、そうゆう空の、不安定さがある。
  日食から、かなり時間がたったが、その間、2、3度は月は見えていたが、それ以外は、時間的に見ることが出来ないとか、眠いし、そうゆうこともあるが、本当に、月も見えない時間が続いた。
  きょうの最高気温は、27℃辺りであって例えばもう少し南だと、30℃を超えてということにもなるだろう。新聞を見て、36、37℃という記事があったが、それを想像できない、今の北陸のある地域の、気温の中途半端な状況がある。

  朝は、25℃まで下がった。部屋の中の温度計で、今は27℃台の後半で、28℃になっていない。太陽はかんかん照りで、今ごろ元気である。無論雲がなくなったからで、その西日が当たるところはそれこそ熱帯のジャングルの感がある。それから、反対の東のほうだと、風はまだあって、この風が冷たいくらいだ。ただ、もうなかなか、平熱も36℃あるかないかという自分であるから、その風に寒気を覚えるのも当然かも知れない。その他、寒さを感じるものはあって、それは自分の問題でもあって、それ以外のものもある。
  時間は、もう秋、だから、夏休みは、秋休みになったようだ。これが、例えば今は35℃もあるという地域の方は、信じられないだろう。きょねんがそうであった。大体平年だと、35℃くらいはゆくが、そのときは南風が吹いている。決まっていて乾いた、南からの風、半分はフェーン現象で、これが多い。それ以外だと、最高は33℃くらいで、このときはちゃんと北風が吹く。いつの時代でも大体同じだと思うが、海が北にあって、山間部が南だと、夜は、南風、昼は北風、海風が吹く。循環というものがありそうで、海の気温が上がると、北風になるのである。

  辺りの、イネを見ていると、もう早いものは結実している感じがある、後はもうしばらくして、実に栄養がたまるのを待つだけ。秋の景色である。昔のイネの時間は長かった気がするから、もう10月とかに稲刈りもあったようだ。何かの用で、その秋の時間に、信越本線を走る列車に乗ったが、季節外れかと思うくらいの、遅い稲刈りを見たような気がするが、今は違う。早いと9月の最初である。
  で、今はもう秋の風が吹き、秋の高気圧がこの辺りを覆うことにもなって、夏の時間が短く、秋の時間に入ってしまっている。

  少しの時間、アカトンボが飛んでいるのを見る。これは普通のアカトンボで、よく見るものだが、これくらいよくわからない、トンボもいない。5、6年前、いずれにしてもかなり前だが、大群のアカトンボが、オスとメスがつながって、それ以外に気の毒にも思える、ただのアカトンボが同じ空を駆け抜けていった。そうゆう光景を見なくなった。これがはっきりする。きょうも
  田んぼの上をさほど赤くない、アカトンボが少しだけ群れ飛んでいる。これはやはり、秋だ。
  やたら眠いのも秋の証拠のような気もする。きのう、一昨日、暑かったから、体も悲鳴を上げそうになるが、それがおさまると眠気のすごいのがやって来る。でも涼しいから、頭から水をかぶるわけにもいかない。せいぜい、顔を洗う、首根っこを洗う、すると水が下に垂れてあー冷たいと思うくらいが、いい方法である。
 
  先ほどから、晴れてきてその晴れが続いている。秋の空のようで、澄んでいる。きょうこそ星空もありそうだが、さて眠気に耐えられるか。それから、遅いような感じもするが、東に見える、北アルプスの山々も、雲が切れて見え始めた。夏も終わって、秋が山にも来ているような感じだが、山はもっと秋の先をいっているかも知れない。そうゆう気がする。





  再び、ミヤマアカネと思われるトンボが、ここにも現われた。
  赤みも増しているようだが。




  普通にいるアカトンボよりかなり小さく、色でいうと、こちらが相当赤い。
  赤くなるのは、オス。
  赤いトンボというと、ショウジョウトンボがあるが、見たことはない。




  なんども出ている、鶏頭。鶏頭らしくなってきた。でも、やっぱり異常な
  形で出ているようで、真紅の鶏頭の赤さというものを感じられない。




  赤い力の足らない、鶏頭。
  左に、花蜘蛛。緑の色も少し白い。




  鶏頭は、赤いが、ここのホウズキは、まだ緑色。いろいろなものが
  混ざって出てくる。そうゆう面白さ。




  黄色は、夏の色かも知れないが、その黄色の花も、夏の雰囲気はない。

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