光年・千年

纏わりつくが、纏まらないおはなし、日記ふう。

もう一つの駅があった

2007-09-26 19:18:43 | 鉄道
  道路の歩道を歩いていて、今、何度くらいあるのか気になった。ちょうどお日様の方向に歩いていて、どうも街路樹もうまく影になってくれない。
  暑いのだろうか、あるいは、ほどほどの温度なのか。天気はいいから、日がかげることはない。風がもう少しあればなー。右を見て、左を見て、それで風を判断し、最後には、信号の変わり目にも注意する。こんなことは久しぶり。信号に向かって、軽く早歩き。うまく間に合った。
  南側の歩道を歩いているが、ときに日が真正面からさして来る。ビルもあるが、空き地もあり、また、少し下がったところにごく普通の建物がある。ここには、立派な歩道はあるが人は歩いていない。私が500mほど歩いた間に、人とすれ違うことはない。少し雑草は生えていたようだ。
  気温が気にかかり、なんとなく目がかすむ。目がかすむのである。それほど暑いわけはない。朝に外に出て、寒くはないが、日が出てなかったら、どうだったろうか。あまり頼りにならない足で、とぼとぼと歩く。それで、ようやく駅の方向にゆく交差点に着いた。ここにも、少しだけ木があるが、あとは何か人工の、例えば柱、の影に入ってあるものを待つ。これが、もし来月ならどう感じるだろうか。暑いか、涼しいか、雨か、そして、もう一月先はどうか。元気な人は、そんなものは探さない。パラパラと人波がある。
  予想より遅く、ライトレール、0600形はこちらに向かって来た。逆光である。大きなビルがある。そのビルのさらに高いところに太陽はあって、これをバックに、ちょっと瀟洒で、思ったより加速性能のある、2両で1編成の電車、昔流でいうなら、ちんちん電車はやって来て、それでちょうど私の前で止まった。
  逆光だからはっきりしないが、どうも車両番号はこれまでに見たものとは違うようだ。ちょうど信号が変わって、瀟洒でかっこいい電車は、90度のカーブを加速しつつ進行してあっという間に目の前を通り過ぎた。この速度に圧倒される。
  北陸本線の下側にある地下道をいつものように歩いた。先回は、大して歩かなかったのに足が棒になった気がしたが、今回は多少歩いたからかそうゆう感じはなかった。初めて、地下道の先を見つめつつ歩いた。長いようで、すぐに南口に出たが、やはりエスカレータを使った。何たること。それで、 
  ふと、いつもは北陸本線のほうに向かうのだが、なぜか少し方向がずれた。呼び寄せられるものはなかった。お店が並んでいて、それからしばらくして、もう一つここに駅があることを思い出した。なぜ、今まで気が付かなかったのか。どうも、幼稚園の園児と先生が、どこかに出かけるようでその辺に座って、先生がしゃべっている。その先に、もう少し先に、忘れていた駅がちゃんとあった。
  富山地方鉄道の駅がそこにあって、何年ぶりかで私はその駅の中に入った。

  毎度の、ライトレールの様子である。書いたように、ちょうど右折する信号のところで待ち構えていたが、なかなか、ミニカメラで撮るのは大変である。焦点を固定し、そうゆうモードを使って、曲がってゆく電車を撮り続ける。



  0605が、交差点の手前で止まる。うまくその色が出ないが、青みがかった緑色である。ここからすぐに右に曲がるが、その加速性能がすごく、



  ただただ、ボタンを押すが、もうこんなところに来てしまった。蛇腹が曲がっていることがわかってもらえるか。



  もう2両目の最後のほうである。早い。これは、ガラスに写っている景色を見ていただく方が面白いかも知れない。
  電車の車両を撮るのもどうも難しく、なかなか思うようなものは出来ない。これは、ちょい鉄ちゃん、だからしょうがないかな。

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