光年・千年

纏わりつくが、纏まらないおはなし、日記ふう。

3月17日、南西の空、冬の大三角も大きく傾く季節。固定撮影。

2017-03-18 13:28:16 | 星空・天体・宇宙
  今日はもう曇り空。


  きのうもしかしてと、少しだけカメラのレンズを磨いたりして、バッテリも充電。

  ほとんどやらなくなった星空撮影で、固定撮影だとまだなんとかなる感じです。

  冬の大三角が、南西の空にある。あまりいい条件ではないようだけど。

  1階の明るい部屋から戻ってきて、2階も電球くらいはつけていますが、これも消して、ほぼ真っ暗に。

  仕切りはあるので、片方の部屋だけですが。で、真っ暗なところで、これもくらい懐中電灯を見つける

  ことから。


  カメラは、いつものキヤノンの、G1 X。もっとも広角側で、ISO 800 にしたものでないと、画像が暗

  すぎてだめ。f 値は4.0。露光時間は8秒。焦点は、マニュアルで、無限遠に合わせています。

  南向きの窓にカメラを置いて。小道具をちょっと使って。

  最初の画像、何回かシャッタを押した後のもので、19時13分。




  その一。大きな画像。朝見る感じと少し違う。おおいぬ座のシリウス、こいぬ座のプロキオン、

  オリオン座のベテルギウス。この三つの星で、大三角。右上隅におうし座のヒアデス星団。

  星図をかなり傾けないと、この画像の星の位置に一致しない。ということで傾いているという言葉が。

  地平辺りにオリオン座がある場合、もう眠っている感じ。




  その二。同じようなものもう一枚。オリオン座の下側、うさぎ座。斜め左下に、おおいぬ座。

  地平に近いところ、けっこう明るい。




  その三。その二の右上の辺り。オリオン座からヒアデス星団までを、拡大表示。

  忘れていた。みなRAW画像をキヤノンの現像ソフト、DPPを使って我流で、調整。





  その四。おおいぬ座辺り。ここはバックグラウンドが明るすぎ。暗い環境で見てもらうと、もう少

  し、おおいぬ座の散開星団、M 41が、あるという程度で、わかりやすくなるはず。




  その五。傾くオリオン座。




  その六。よく写るといっていいと思う、たぶん人工衛星。あるときにすーっと消えてゆく。地球の影に

  入って。19時20分。


  
  真冬の透明度のいいときの空と違うというのがよくわかる画像。気温も下がっていないので

  これもやれるのだけど、真冬はやれない。


  G1 X Mark II のファームウェアを新しくして、このカメラでの写りはどう変わったかも試している

  のだけど、カメラの前面にあるリングを回すというのはけっこう大変。後ろ側だけで何とか出来ないか。

  焦点ですが、マニュアルで無限遠を出すというのも、かなりむつかしいようで。毎回試行錯誤しないと。  



最新の画像もっと見る

コメントを投稿