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光年・千年

纏わりつくが、纏まらないおはなし、日記ふう。

9月22日、昇るオリオン座とベテルギウス、9月23日、夜明け前のアンドロメダ座。

2015-09-26 13:39:44 | 星空・天体・宇宙
  朝から徐々に天気は回復。気温も上がっている。


  外に出てみると、晴れ間も増えているので、しばらくすると暑いくらい。





  その一。これは昇るオリオン座。日付は、もう一度書くと、9月22日で、時間は午前2時33分である。
  ちょうどオリオン座が南東の空に昇って来たところで、オリオン座らしいところを一枚に。

  失敗するかと思ったが、ちょうど真ん中に入った。



  キヤノンのG1 Xを使っているが、このレンズ、焦点距離は、15.1mmから60.4mmまで。これは、レンズに記され

  ている値そのものを書いている。4倍ズームで、無理のないところではないか。それでも、もっとも望遠側に

  するとかなり前に飛び出る。


  その一の焦点距離は、35.2mm。この焦点距離でどうにか、オリオン座のオリオン座らしいところが入った。

  最初に焦点距離と書いて、「焦点」が、商店になっていた。見落としそう。

  高度的にそれほど高くなく、どうしても地平近くは、人工の照明の影響も強く出るので、明るくなる。

  風景のような、星空の画像。


  ここからいくつか、拡大して、どうゆう風になるか試してみる。




  その二。左側に、三ツ星、オリオン座といえば、M42。大きくは出来ないが、無理していないので
  あまり粗のようなものはわからない。




  その三。今度は右に三ツ星。左側は、強いて言うと「M78」があるところだが、ぽつんとした明るさが
  あるだけ。




  その四。オリオン座のβ星、リゲルは明るい星だが、地味な存在である。ここまで入れた方が
  やはりいい。


  この日も、窓から撮っているという制約がいつもあって、あまり右側まで、カメラを向けることが

  出来なかった。このオリオン座の中心部の画像を二回撮っていて、その一の画像は、最初に撮ったものより

  わずかに大きめである。後の方が安定感があるかどうかはわからないが。


  で後一回というところで、もっとも望遠側である、60.4mm、ふだんはこれが多いが、これでシャッタを押した。

  すると、赤い星、赤色超巨星のベテルギウスが左上に入って、右側は、三ツ星までである。




  その五。時間は午前2時45分。これだけ見ると、すぐにオリオン座だとはわからない感じである。
  このカメラのもっとも望遠側だと、この範囲しか写らない、というのが感じでつかめる、と思う。





  その六。その五の拡大。右に三ツ星。ここにもM78は写ってはいるが。広角側でと、もっとも望遠側での
  印象は少し違う。
  

  15.1mmは、もっとも広角側だが、この焦点距離で撮ることは、そういえばあるかな。初めは固定撮影から

  やっているので、そのときに、もっとも広角側を使っているが。一度、簡易赤道儀を使っての、60秒露光を

  やってみたい気にもなってきた。


  それからこれも賭けみたいなものだが、23日の日、丑三つ時に、はくちょう座の画像を撮っているが、そのあと

  もう午前4時45分になろうとする時間、もしかしてアンドロメダ座の小宇宙(M31)が写らないか。その方向に

  適当にカメラを向けて撮ってみたら、M31は左上にあった。でももう明るくなる時間でもあるので

  もちろん画像はよくはない。これも60秒露光で、条件は同じである。




  その七。西の方向の空。時間は、もう一回書いて、午前4時45分。目で見ていると、明るいという感じは
  ない。M31は左上である。これを拡大しても意味はない。


  一度、アンドロメダ座の小宇宙が、西の空に見えてくるのは、もう冬ではないかと書いたが、時間をあまり

  考えないと、こうゆうぎりぎりの時間で、すでに西の空にM31はある。これからはもっと早く、この方向でも

  見えることになる。これを知るには、星座早見盤を使うのが便利である。


  再び晴れ間が出そうでもあるので、星空の撮影は続けたいと思っている。なかなかこれ以上のものに

  挑戦しようという気力がわいて来ない。


  やるとなると、結局レンズ交換式のカメラを、新しく購入しないといけない、と思う。

  いまのところ、そうゆう経済的な余裕もないし、どこのものがいいかもすぐには思い付かない。

  いま持っているものは、どうも重たすぎる気がする。気軽にやれるのがこのカメラのいいところ。

  壁は高いですね。


  書き方変えたのは、これもあまり意味はなく、また元に戻ります。




9月23日、北西方向に沈んでゆくはくちょう座と、デネブ付近。

2015-09-24 13:50:54 | 星空・天体・宇宙
  お天気、いまのところ、曇り。でもときどき雨は降っている。ひどくはない。

  日が当たらないので、いまも朝の22℃から1℃上がって、23℃くらい。ちょうどいいけれど。


  8月の終わりころから、9月のいまに至るまで、晴れた夜、二、三度、西の方向から北西へと大きく回転して

  沈んでゆく、はくちょう座を見た。なかなかいい空のときで、これも予想出来なかったときで

  ただ見ていた。いずれ機会は来るか。


  はくちょう座は、やはり夏の星座だと思う。それから、銀河系を水平方向から見る方向にこの星座はあるので、

  真っ暗な空だと、うっすら銀河さえわかるくらいである。星の数も多く美しいところ。

  鳥の、というか本物のハクチョウは、さすがにまだいまの季節、この列島の国、日本に渡って来ることはない。

  真っ白な大きな鳥が来る冬に、はくちょう座は地平の下にあって、静かに眠っているかのようだ。

  このとき本当に、この星座は頭の中から消えてしまう。


  それで、23日、すでに午前2時過ぎであって、はくちょう座は、ちょっと地平に近付き過ぎていた。もう少し

  早い時間だったらと思うが、実はこの日は、空の条件がいいという時間とそうでない時間があって、空を見て

  迷ったくらいだが、準備はしてあったので、撮ってみた。真っ暗な中で、モニタで見る画像はきれいである。

  これがPCのモニタでは、なかなか思うように再現できない。でも、そうゆうものなんだと思うしかない。


  4回、シャッターボタンを押している。一度で2枚撮り。2度目で、ちょうどはくちょう座の十字が入った。

  これは、RAWとJpegを両方出して、どう違いが出るか、わかるようにした。

  この時間は、高度のある、α星デネブ付近からその上のほうが美しいので、ここを残り2回撮ってみた。


  これと、どうしようか迷ったが、9月21日の午前4時半ころの、金星(明けの明星)の画像がある。

  これも現像すると、雲もあるが、周りの星もわかるようなので、出すことにした。

  ただ、金星は朝の時間、空高く明るく輝いているので、晴れていれば必ず見える。暗いうちでないと

  だめだが。これが役に立つというものではないが、お月さんのように大きく滲んでいる金星も面白いかも

  知れない。


  23日のはくちょう座から。




  その一。午前2時20分。中央やや右上に、α星のデネブ。北十字の様子がわかる。はくちょう座は、羽の方が
  大きいようだが、もちろん部分しか写っていない。また、β星のアルビレオもわからない。画面からはみ出て

  いるかも。うっすら銀河の様子がわかるかどうか。地平に近く、竹が写っていることからも、それが
  わかる。ファイルの縮小のみ。




  その二。同じファイルで、Jpeg。同時に出来る。これもある程度星が出るようにしているが、明暗の差が
  ないので自然だけど、星はやはり多くはない。RAWと比べると、現像でずいぶんと明るくしているのが

  わかる。縮小のみ。




  その三。これはその一の、中央部付近を拡大。中央がα星のデネブ。




  その四。2時24分。これもファイルの縮小のみ。中央にデネブ。中央から左側の上の方向に
  星が多く、ちょうど銀河系を水平方向から見ている位置に。その五も同じである。




  その五。2時28分。縮小のみ。右下側が、デネブ。これも銀河の美しさ。


  で、9月21日、午前4時26分の金星。



  その六。これは右側に雲で、トリミングしている。月のように、金星は写る。雲のせいもあると
  思うが、大きい。上に、かに座のプレセペ星団(M44)がわかる。位置は、まだかに座にあると思うが

  もうすぐ下側は、しし座になる。かに座としし座の境界にある。恒星が写っていて、意外とそこがどこか
  わかりやすかった。

  
  肉眼で見ただけだが、このさらに下側に、もう木星が見えている。明るさからいって、木星以外は考え

  られない。



9月の夜空、秋というより冬、ぎょしゃ座からおうし座へと。散開星団が美しい

2015-09-21 13:44:51 | 星空・天体・宇宙
  天気はいい、風がかなりある。気温もある。歩いただけで、汗が出そうで、ちょっといままでと

  感じは違う。

  
  きのうの夜は、空を睨んではいたが、どう見ても雲がひどく、この何日か、あるいは一ヶ月くらいの感じでも

  このまま曇りで、朝が来そうな感じはした。

  さらにカメラのスイッチを入れると、さほど使ってもいないのにもうバッテリの残り少ない、というサイン、

  挨拶が出ている。止めるかと思ったが、硬く締めたネジを、これまた結構な力で緩めて、もう一個ある

  バッテリと取り替えた。再び硬くネジを締め上げた。


  不思議と、午後10時ごろ外を見ると、あれだけあった雲がない。まったくないわけではないが、ほぼなくなった。

  でもよく見ると、やはり雲はある。でも朝も書いたが、夜の予報は晴れなので、それを信じたのだが

  曇りも晴れも、似た様なものだ。


  で、きのうは東の空向けてカメラを置いた。西のほうがよかったかな、と思ったのは、今日、朝になって

  からだが。

  私の目の場合、ものすごく条件がいい空だと、星は遠くにあるので、都合の悪いメガネでもそれはわかる。

  きのうはどうかというと、よく見てあれ、晴れているではないか。その程度である。
  
  この前いつ星空を見たか、一週間前かな。でも季節は移りゆくものである。これは、毎回感じる。

  あれ、もうこんな位置に、こんな高いところに、あの星があって、見えない星も見えてくる。

  西の空だと、夏の星座といわれるものが、次々に沈んでゆくのもわかる。

  季節は秋だが、星空は、朝は冬になるが、ずっといい空が続くわけではないので、私の場合、明けの明星を見て

  終わったが、金星が今どこにあるか、これはいまから調べないと。


  東の空というより、北東の空というべきか。低い位置でもすぐにわかる星は、ぎょしゃ座のカペラである。

  ぎょしゃ座は、銀河系の方向にある。ちょうど銀河が作る平面の方向にあるので、星も多い。賑やかである。

  星団では、散開星団である、M37、M36、M38がわかりやすいが、これもそういわれればそうかも知れない、と

  いう程度に、私には思える。天文雑誌に出ている、入選作や、「星雲、星団ガイド」の作品とは違いが

  ありすぎる。


  それでも、綺麗な空であるのは間違いはなく、やはりここにカメラを向ける。

  この方向で時間がたつと、ぎょしゃ座は、意外と早く高い位置にいって、次に見えてくるのは、これも有名な

  おうし座である。さらに、ぎょしゃ座、おうし座に加えて、ふたご座も見えてくるようになる。

  ここが非常に複雑に入り組んでいて、実に悩ましい。

  赤経赤緯で、赤緯が高いということは、星図で表わされる面積も小さい。またゆがみの誤差も多くなるはずで

  ある。これは地球の地図とまったく同じである。


  時間は、早いもので、20日の午後10時台、この方向に関しての終わりは、今日21日の、午前2時くらい。途中

  0時台が入る。ただ、今日は時間的に余裕もなく、ないのに新しくやり直したものもあって、

  こういった細かいデータは省略。


  画像と簡単な説明だけ、これはいつも同じだが。

  ぎょしゃ座の星のようで、おうし座の星、というのがある。おうし座のβ星である。

  他に、ふたご座のこれは大きい散開星団、M35も写っている。また、おうし座のζ星も、この付近に

  あるので写る。モニタで、かに星雲(M1)もわかるので、無理があるがそれらしきものが見える

  ようにした。


 

  その一。ぎょしゃ座のよく出るところ。五角形。ここは広いので、広角で撮っている。
  この五角形の中に、おうし座のβ星が入る。




  その二。その一の中央部分。散開星団、M36、M38は、下からの順で。ここにはM37はない。


 

  その三。左上、カペラ。ぎょしゃ座の上のほうである。下に、M38。




  その四。その三の拡大。下の左側が、M38の拡大だが、大きくすると、どの程度写っているか
  よくわかる。




  その五。ぎょしゃ座の、三つの散開星団が、左上。右側は、おうし座の星で、上がβ星。
  下の明るい星がζ星である。雲が出ているのがわかる。

  下側やや左に、ふたご座の散開星団、M35がある。これははっきりとわかる。




  その六。その五の一部の拡大。左上、M37、M36。右上の星が、おうし座のβ星。おうしの角の先。
  中央下はもちろん、ふたご座のM35。




  その七。ここはおうし座と、ふたご座が主。やや左上の明るい星が、おうし座のβ星。右下、おうし座の
  ζ星。この左少し上に、かに星雲(M1)がある。左下は、M35。




  その八。その七を拡大して、かに星雲を、無理してわかるようにしたが、かすかである。カメラの
  モニタのほうがそれらしさはある。

  中央やや左におうし座のζ星、ここの斜め左上にわずかに明るいものが。これが、かに星雲(M1)。
  このカメラで、M1が写っている画像は、すでに出しているが、もちろんそのときよりも

  条件はよくなく、写りも悪い。


  久しぶりに、夜何回か起きて、カメラを作動させて、けっこう腰がおかしい。

  参った。



銀河系外星雲M31、散開星団M45、球状星団M13

2015-09-17 14:00:01 | 星空・天体・宇宙
  外は雨、気温は高め、空は鉛色。


  何かの何かがなくなって、どうするか。頭の中にあったのは、これまで星空を撮っていたもので、

  時期が9月であること。よく出しているという理由で、ほかに画像より目で見た方がいい、というのもあるが、それ

  ゆえ眠ったままというもの。で、例外的に、このシーズンでは、一番いいほうだろうというもの。

  これらに決めた。


  アンドロメダ座の、小宇宙(M31)はよく出している。これがうまく撮れないと、他もだめという感じで、

  写る位置にあれば必ず撮る。

  プレアデス星団、すばる、M45。これは目で見たほうが美しい、と思う。肉眼でもはっきりとわかる。

  双眼鏡で見るのが一番いいと思う。M31や、M42はぼんやりだが、これはしっかりと星の存在がわかる。

  実に美しいものである。星雲、星団の中では、一番わかりやすい。それゆえ、「それらしさ」のないものとも

  考えたり。ヒアデス星団もそうかも知れない。


  機材と空がよいと、M45はただの星の集まりでなく、その周辺にガス状のものがあることがわかる。これが

  なにか、いまはちょっとわからないが、あまりそのふんわりとあるものの正体を考えることはなかった。

  オリオン座のM42などでも確認できる、散光星雲だろうか。あるいは星になり損ねたガス、これから星ができる

  場所?。


  非常に大きな球状星団といっていい、M13。ヘルクレス座にある。これまでにも、最近でも1、2度出している。

  この位置は、M31やM45に比べて、分かりにくいので、必ずあれば撮れる、というものではない。 


  これらの中では、プレアデス星団は、撮らないほうが多い対象でもあって、でも気が変わった。

  で、撮ってみると、やはりそれなりのむつかしさがあって、これも空の条件が重要になることが

  よくわかる。


  で、付け加えると、概して、これはいいというのは残念ながらない。

  ザッと見ていただければ幸いです。

  左右に大きいものは、1024ドットあります。



  M31。



  その一。9月9日。この日は、簡易赤道儀にカメラを固定するネジをきっちりと締めなかった。そうゆう日で
  もあって自分でも理由はわからない。ただ、カメラと雲台の位置の調整をしている。このときは緩めでその

  ままだ、ということは思い出した。横位置で撮っていて、影響はこれではなかった。




  その二。その一の拡大。この日の空も、時間が早めであることと、わずかに薄い雲があって
  バックグラウンドには、明るさがある。  




  その三。これは、9月11日。ネジだけはしっかりと締めた。縦位置で、先に拡大画像を出している。
  M31は、もっと外側にまで星はもちろんある。ここで写っているのは、非常にわずか。どうがんばっても

  この程度にしかならない。この日の空も、薄い雲がある。




  その四。セルタイマーで、一回で2枚ずつ撮影していて、これはその三の2枚目。オリジナル画像の
  縮小のみ。飛行機の光跡も、ここはよく入る。想像力を刺激するのは、こっちの画像かも知れない。

  G1 Xの限界だけど、でもこれ以上に露光を伸ばせたとして、どこまで写るかな。真っ白にならないか。
  この空では。



  M45、プレアデス星団。



  その五。9月12日。12日だけど、12日の午前0時台。これも拡大だけ。トーンカーブで細かいところを調節。
  このトーンカーブ、なめらかな曲線状態が、画像にもいいようで。



  M13、ヘルクレス座の球状星団。



  その六。9月13日。オリジナル画像の縮小。M13は、空がいいと、縮小画像では、恒星状にしか
  見えない。空が暗いと中央が明るすぎるのか、周囲ははっきりしない。




  その七。その六の拡大。みなRAW画像を現像している。Jpeg画像も同時に出来るが、一度、現像とJpegを
  比較するのもいいかも知れない。

  これは、周囲の星がわかりやすいようにと言うところに重きを置いて現像、これもぎりぎりで、
  あるところを越すと、とんでもない画像になる。


  あまり余裕はないが。


  冷蔵庫の中に、叔母からもらった、羊羹がある。普通は食べない。でもこれに賞味期限がある。本来は母への

  お土産だが、さすがに仏壇に置いておいても悪くなるだけ。叔母も言っていたが、賞味期限ないに

  食べてねと。もう賞味期限切れて一日たっている。半年は大丈夫だ、それが羊羹というものだ。2年でも

  大丈夫な気がするが、ちょっとと思って、まずは箱を開けた。


  綺麗なお店の、老舗なのだろう、包装用紙がまずはある。これもきっちりと折られている。ぴたりと閉じられている。

  箱に、紐が。これも上等である。蓋開けた。

  すると、ビニルで包まれた羊羹の大きいのが2本。あれ、想像と違った。これは食べきれない、一回では。

  ビニルを切った。すると、竹の皮のようなもの、本物か不明だが、でさらに包まれている。何かの説明書がある。

  由緒、由縁、能書き。これは長いので読まなかった。


  この竹の包装がまた厳重で、紐も何箇所か。

  これがぴたりくっ付いている、羊羹に。ひどく重労働に思えて、しかし食べた。甘みは適度で、これは日持ちはしない。

  さて、どうする。



9月13日、おおぐま座の尻尾の星々と、そこに現われた流れ星。

2015-09-15 14:01:11 | 星空・天体・宇宙
  天気、ほぼ快晴。北風、稲刈りをしている農耕器具のエンジン音がよく聞こえる。


  おおぐま座はだれでも知っている星座だけど、普段見ることもない。北斗七星は多いかも知れない。

  でも北の空を見上げて、そこに「おおぐま」を探すのはかなりむつかしそう。尻尾はわかる、という星座。

  いまは、もう午後8時でも、北斗七星は、ほぼ横に寝ている。天の北極を中心に回転しつつ、この星座は

  沈んでゆきそうで、そのぎりぎりのところは、見たことはない。海までいかないと見えない、という感じ。

  そんな海はあるかな。

  
  で、9月13日の日曜日は、夜は晴れていた。不思議といい天気が続いて、南の空にまた夏の銀河が見えていたり。

  これは双眼鏡でも見ていて、カメラより肉眼での星の美しさも堪能。北極星もよくわかった。

  この日は、カメラを西の窓の木の枠に、設置した。たしか、どうなるかわからないような気もして、けっこう

  それをやったのは、遅かった。暗い中で、明かりをつけると何か悪いことでもやっているような

  感じもする。


  写っているのは、タイトル通り、おおぐま座の尻尾にある星々で、ただこの辺りは、地平座標で、下の方向に

  りょうけん座、上、あるいは左側はうしかい座であって、その境界線もかなり複雑である。うしかい座は大きい。

  おおぐま座も大きい。りょうけん座は、こじんまりだが、明るい星は少なくどこにあるのかはわからない。

  撮れた画像を見て、あーここだ。星図と照らし合わせて、納得する。


  この境界付近、もう少し説明すると、おおぐま座の尻尾の最後の二つの星、ζ星とη星がまずはある。これらの星は、北斗

  七星でもあって、ζ星はミザールという名も持っていてこのカメラでも三重星であることはわかる。境界の星座の、うし

  かい座のθ星と、まとまって写るときが多いが、この三つの星に囲まれた中に、有名な銀河系外星雲、M101がある。

  101という数字は、これは覚えやすい。下に見える、りょうけん座には、η星のそばだが、ここにも銀河系外星雲で

  有名な、M51がある。しかし、ここは画像にはない。51という数字も覚えやすいものだ。

  M101は、銀河面を真正面に見せてくれるので、この拡大画像はすばらしく、しかし、今回、このカメラでは、ほんのり

  そこにあるかな、というのがわかるくらい。見えないと言っていい。もともと無理がある。


  だが、どうゆうわけか、この方向を撮っているときに、流れ星ではないか、というものが写っていた。

  かなり信憑性は高い。人工天体、人工衛星などの、光跡はかなり暗くても多く写る。これとは明らかに違う。

  急に明るくなるものがあって、より明るい瞬間もある。それが、すっと消えていっている。

  もちろん、2枚撮りをしていて、写っているのは一枚だけ。宇宙の粒子状の塵が飛び込んだか、人工天体の破片の

  大気圏への突入か、どっちだという問題は残るが。

  横長の画像は、左右1024ドットあります。





  その一。19時57分。見た感じ、わからないが、下側、右がζ星(ミザール)。下中央が、シッポの最後の
  η星。中央の明るい星が、うしかい座のθ星。ファイルのイメージ。




  その二。その一の拡大。この三つの星、ζ星、η星、うしかい座のθ星、これは左上になる、で作る三角形が
  わかるが、この真ん中ぐらいに、M101はある。PCの周りが暗いと、かすかに薄ぼんやりで、これが一番わかり

  やすい。




  その三。20時26分、すでにトリミングしている。流れ星のある辺り。位置的にあまり変化はないが、縦位置
  で、下の辺が、地平に大体平行になる。中央やや右に、流れ星。モニタですぐにわかった。




  その四。その三をさらに拡大。光跡の中央に、わずかな時間だが輝きが増して、爆発でも起こしている
  様子が。





  その五。20時27分。これはその三と同じものの、もう一枚。ファイルのイメージ。その三の
  オリジナルも、これとほぼ同じ。




  その六。その五の拡大で、どうにかしてM101がわからないかがんばってみたが、思うようにゆかず。
  結果だが、その一の画像が、M101の存在は一番はっきりとしていた。





  その七。20時30分。位置を少し変えた。なんと雲がやってきていて、わかってはいたが、これが入ると
  暗い天体はわからなくなる。一番右下に、北斗七星の尻尾の先から三番目のε星。これが写った。



  これはきのうの夕方、日が沈みそうになるときの感想だが、8月の終わりや、9月の初めのころと違って

  日が沈む位置はかなり変わって、真西に近づいている。こんなに移動していいのかという驚きがあったが、

  最も位置の変化が激しいときと頭では考えていながら、本物、そこにある太陽を見ると、アーとため息が漏れ

  そうなくらいになる。

  地球は公転していて、いよいよ秋になって、今度は冬か。今年も残りどれだけあるか。そこまで考えて

  しまう。


  このきのうの太陽の沈む位置を見ていたことは、先ほどようやく思い出した。


  けっこうくどい書き方になってしまった。さらっと書かないと、と思うときに限ってくどくどしくなる。



9月12日、午前4時、オリオン座は南東の空にあって、特に変化はない。

2015-09-13 13:47:29 | 星空・天体・宇宙
  今朝、小雨か曇り。風は弱かった。気温はそんな低くは感じなかった。


  午前中、雨か曇りか晴か、いろいろ。雲もいろいろで、気温はどうだろうか。体感だと、あれ、ちょっと涼しいか。

  そう思うときもある。

  いまは、涼しいより、空気の冷たさがあるので、一枚追加を着た。

  この天気だと、コンバインのエンジン音は、いままではない。



  9月12日は土曜日だが、朝の4時ごろの出来事でもあって、これは11日、金曜日の夜と同じ感覚である。

  12日と言うと、何きのうではないか、となるが、2日前の、11日金曜日の夜の延長。

  それにしても、12日の夜のというか、朝のというか、今ごろ悩むが、なんで目が覚めて時計を見たら

  午前4時ごろ、正確には、3時45分ごろだったのか。この理由は自分でもわからない。ないことはもちろん

  ないが。一番眠いときでもあるが、いくところにいく場合もあるし、後者もあったのかな。

  この日は、夜は雲がありながらも晴れていたので、一応空を見た。東の空である。こちらに、一応撮影装置は

  置いてある。


  この時間、まだ金星は見えない。で、南東の空にオリオン座がある。よく見ると、そういえばあれがシリウスだな。

  あれがプロキオンか。でベテルギウスと三つで、冬の大三角だが、オリオン座がやはり目立つ。

  オリオン座か、やってみるかな。このとき、腰の痛みはなかったのかな。

  撮りにくい位置でもある。窓の木の枠に、撮影装置を置いているので。

  カメラをそっちに持ってゆくが、横位置は無理で、縦位置のままで、かなりむつかしいアングルになる。

  この辺でいいか、オリオン座は見えるが、カメラのモニタで、わかる点像はあるが、どこかはわからない。


  一応、季節は秋9月なので、ちょっと珍しいかな、という思いもあるが。

  空には目でもわかるが、薄い雲がある。これが移動してくるのもわかる。


  最初に、もっとも望遠側はやめて、焦点距離を短くした。

  これが、後から見るともっともよかったようだが、これもいまの感想。

  オリオン座の形は、かなり複雑で、でも結局撮るのは、わかりやすいところとなる。

  糸巻きの形、鼓の形に似る、外側の、4つの星と中央の三つの星。これが一枚に入らない。


  ただ、4つの星とその中は、出さないと格好がつかない気もしたので、枚数は増えた。

  ベテルギウスの色といい明るさは、もちろん見た目は変化はない。赤色超巨星のベテルギウス。

  恒星としての最後の時間を迎えているといわれる。

  β星のリゲルは、これは青白い星だが、あんまり話題にならない。

  オリオン大星雲、これは普通にあるとわかるだけ。

  M78は、変わらずもっともわかりにくい、メシエ天体の一つ。画像でも、どうもはっきりはしない。

  これで、空がどの程度かもわかるし、また撮影の腕もわかるというもので、すこし苦々しい。

  M78は、運がよければ、口径のある望遠鏡では、肉眼で見ることは出来る。私もむかし見たと思った。

  これが、M78か。ウルトラマンについては、そのときは考えなかった。今回も同じである。


  最初の時刻が、午前3時48分である。

  4枚あって、最後がちょうど4時00分で、秒の単位はファイルにはあるが、省略。時計の誤差も。




  その一。左上、赤い星がベテルギウス。三ツ星と、大星雲、M42はわかるが、下に見えるはずの
  四角を構成する星。こんな暗くていいのか、これを星図で見たが、ここに写っているそれでよかった。

  κ星で、あまり明るくはない。




  その二。その一の、ベテルギウス辺りの拡大。




  その三。これには、β星のリゲルが写っている。明るい星である。真ん中下に、κ星。




  その四。その三のファイルから、M42付近。これ以上は無理。




  その五。別のファイルで、3枚目のものだが、M78付近。星図も何回も見たが、もともと、無理がある。
  冬の透明度のいい、人も凍ってしまうときぐらいでないと写らない。でもカメラも凍る。




  その六。最後に残った、四角を構成する星は、巨人オリオンの左肩にある星で、目で見える位置は右側。
  画像でも普通は右側になるが傾いているので、これでは左上になる。これもわかりにくかった。

  でもこれがγ星である。




  その七。その六から、もう一回、M42。



  やけに、書き始めるころから天気がよくなって、画像はほとんど見えないし、光がいかにも邪魔。

  明るいのは昼間はもちろんいいのだけど。

  最近は、もう手元に、ノートを置いて、画像をへたくそな絵で描いて、それを見ながら。


  最後の一言は考えてなかった。



9月9日、北向きの星空に小さい変化。カシオペヤ座は高く、ペルセウス座も。

2015-09-11 13:53:40 | 星空・天体・宇宙
  ザッとお天気のことを書くと、大体曇り。気象台の値だが、気温は、19℃台から20℃台で、明るさはまだ足らない。

  雨はほとんどないと言っていいが、気が付けば雨で、少し走った。何が起こっても、不思議はないが、何とか

  しないといけない。その雨はしかし、天気予報もそんなに悪くないので、という理由もあるのか、止んだ。

  その後、明るい空が出た。だが、いまはまた薄暗い。雨雲はうろうろとしている。


  きのうの午後に出した南の空の星空の画像と同じ日、9月9日。最初はこちらというのが、北向きの空。

  北極星野。星野写真って、もういわないかな。星景写真というのは、最近はある。

  簡単に説明すると、台風18号の吹き返しがおさまって、空気の入れ替わりで、夜の早めの時間、晴れていた。

  夜中のときは、起きたときしかわからないが、雨が降っているときもあって、でもその後星も見えたりもする。

  こうゆうパターンで、運がいいと、星の輝きが増す。が、これもでも考えてみると、これだけお天気も悪くて、

  夜は人工の照明で明るいという現実を考えると、気持ち的には、複雑。この複雑感、はいかにも曖昧表現。


  固定撮影で、カメラは、書かないときもあるが、キヤノンのG1 X Mark II。G1 Xも使うが、画像の違いは明らかで

  見てもらっている人には、すぐにわかると思うが。いまは、Mark IIは、広角側で使っていて、ほとんどパラメータを

  変えていない。無限遠の出し方がむつかしく、最適というのは見つからない。まーまーというところで、電源が切れる

  前に、カメラにこの設定を記憶させる。これを常に使う。ISOとか、露出時間は、簡単に変えられる。

  北向きだと、ISOは800、露出時間は13秒。

 
  地球の公転で、季節季節に見える星空は異なってゆくが、1年たつとまた元に戻る。北極星は、晴れれば夜は一年中

  見えている。地球の自転軸の北側の方向、これを無限に伸ばした点、無限遠にある点が天の北極だが、いま地球の

  自転軸は、こぐま座のα星、いまの北極星にまだ近づいているということを最近知った。これはよかった。

  
  撮影で、北側を見ていて、いいなと思ったのは、午後7時半前だが、いざカメラを窓の枠に乗せると、急にこの方向に

  雲が出てきた。少し撮って、南側に移動。それがきのうの画像で、一応落ち着いたところで、北側に戻ったが、

  どうにか晴れ間は戻った。ただ、大きな雲はやはりあって、でも欲しいところの星は写るような気がした。

  雲もそうは意地悪ではない。


  これは今日気が付いたことだが、北極星を真ん中に入れたものを、準備していなくて、これを探した。

  それも済んで、気が付くと、これはなんだという星があったが、星図も見て、おおぐま座のα星である

  ことがわかったが、これは頭になかった。でもどう見ても、おおぐま座のα星で、もちろん北斗七星のお椀側の

  最初に見える、明るい星でもある。これが、この方向で入る。ただ、これと、カシオペヤ座とは離れすぎていて

  一枚の画像には入らない。


  午後7時台は、これとカシオペヤ座、ペルセウス座の一部、正確にいうと、星座はみな一部ということになる。

  ただ、Wの形はこの時間だとわかる。


  午後8時半ごろから、再びこの北側の星。この時刻で、このカメラの位置だと、カシオペヤ座は、わかりやすい星は

  切れてしまう可能性がある。 ペルセウス座の有名な二重星団は、もう少し条件がよければあるかな程度に写るが、

  今回は不明。ペルセウス座のα星が写るまでにはなっている。

  
  画像は、いつもと同じで、横長は左右1024ドットあります。




  その一。19時35分、左の端っこの真ん中辺り、ポツンと明るい星、これが、おおぐま座のα星。
  中央高い位置に、北極星。




  その二。19時32分、こちらが最初の画像。右側にカシオペヤ座、かなりもう高い位置。
  こちら側に、これから雲が移動して、カシオペヤ座の星もわからなくなる。




  その三。その二の、カシオペヤ座付近を拡大。



  ここからペルセウス座も入ってくる。




  その四。20時28分。左に雲があるが、まだそんなに邪魔な感じはない。カシオペヤ座は、上はぎりぎりで
  Wの5つの星は入っているかな。ペルセウス座のα星が、木の上に、チョコンとある。




  その五。その四の、右側を切り出して、拡大。




  その六。20時30分。これは別ファイルで、左に雲があって、ないほうがよく、右側だけを。
  くどいようだけど。ペルセウス座のα星も、少し木から離れた。この星の左側に薄いが

  すっと流れているような、光跡。不明だけど。




  その七。20時39分。ちょっと雰囲気を変えて。




  その八。その七の、右側の拡大。ペルセウス座のα星の動き、日周運動。



  暗い空に青みがあるのは、多分白い雲のせいだと思う。あまり気にしていないが。

    
  お天気がここまで悪いと。大雨での堤防崩壊、いまも。TVを見ていても、言葉がない。



固定撮影で、早い時間の南の夜空、淡い夏の銀河があるようにも見える

2015-09-10 13:50:12 | 星空・天体・宇宙
  お天気、荒れたというほどのものではないが、あまりいい感じはしない。


  ときどき、回覧が回ってくる。音もなしに。今朝もあった。これをお隣へと持ってゆく。

  いえの周りをぐるりと、半周する。特に異常はなかったようだ。見た感じである。

  いえを建てるときに使うと思える防水紙が、3ヶ月ほど前に、どうゆうわけか、ここまで飛んできた。

  場所はどこからというのは推定できる。この前の草刈のとき、これを玄関の先の草の置き場にまで持っていった。

  いずれどこかへ飛んでいかないか。それがどうゆうわけか、またいえの中に入り込んできた。どうなっている

  のだろう。


  それで、台風とか、何しろ天気が大荒れと言っていい時間が過ぎて、そうゆうときに、夜に晴れるときがある。

  それもずっとではない。わずかな時間と言っていいと思う。きのうも夕方ころは、風はゆるくなってきて

  空に雲はあったが、圧倒的に晴天域は多く、しかし宵の初めに、やっぱりという感じで、雲が出始めた。


  富山のきのうの日没は何時か。国立天文台の、暦計算室のページを見ると、18時09分とある。

  午後6時過ぎにもう日は沈む。6時半ごろ、2階に戻ってきた。

  でもその時間はさすがに明るい。暗くなるのを待つ。風の音はわずか、雲はもうすでにある。

  
  最初は、北の方角を考えた。これは、いつもやっている。固定撮影で、星の単位時間での動き、移動は大きくはなく、

  点に近い状態になる。この単位時間での、星の軌跡がもっとも大きくなるのは、天の赤道にある星。オリオン座の

  ベルト辺りの星が、一番わかりやすい。南の空も、赤道からはあまり離れないので、この動きは大きい。

  ただ角度でいうと、まったく同じである。天球を考えると、これはすぐにわかる。


  でも、北の空に、北極星とカシオペヤ座が見え始めてすぐ、大きな雲にこの辺りは覆われて、さてどう

  するか迷った。天気がよく、早い時間だと、明るい空だが土星はまだ見えている。さそり座のアンタレスも。

  でもそうゆう時間ではなかった。20時に近い時間になっている。


  でもやってみることにした。南向きの空。

  台風18号で、空気は入れ替わっていて、雲も多いが、うまくやれば、その雲の影響を少なくすることは出来た。

  これは、夏の天の川銀河ではないか。そうゆうものまで、固定撮影でもわかりそうである。

  こちらの方角では、露光は短くしたい。悩むことなく、10秒を選び、ただISOは、1000に上げた。

  それでも、カメラを滑りにくくしているが、わずかに、「滑る」という動きが入っている感じはある。


  地球の自転による日周運動も、オリジナルを見ると、やはり北の空とは比較にならない。

  大きくしない、というところで、ごまかしている。ただ、キヤノンのG1 X Mark IIは、レンズによる星像の乱れも

  かなり出る。これは避けられない。星はほぼ点なので、それゆえ目立つ。でも、さらっと見ると、気にはならないレベルに

  あると思う。


  夏の天の川銀河の写りはかすかだが、星座としては、いて座がやはりわかりやすい。




  その一。20時01分。いえの周りにある、木が影になって写る。低い位置を向いている。雲を避けた。
  下側の、真ん中よりは左に、いて座の星がある。

  右側、真ん中辺り、うっすら銀河が写っていると思う。




  その二。その一から、いて座の辺り。拡大。横に長く見える恒星があるが、2個が並んでいる場合、そうゆう
  風に見える。これはオリジナルの画像で確認。





  その三。19時59分。こちらのほうが早い。大きな雲があって、2番目に。右側にさそり座があるはずだが。
  こちらのほうが高い位置を撮っている。PCの周りを暗くした環境でこれを見ていると、天の川の

  明るさがわかる。いまは自分で見ていても、周りが明るいのでそれはわからない。




  その四。その三の、右側。雲を切り取った。





  その五。20時22分。ようやく雲がなくなったが、それでもわずかに空に薄い雲はあるかも知れない。
  夏の天の川銀河のあるところだが、ここの画像もこれが最後になると思う。




  その六。その五の、左側の下を中心に、拡大。いて座より、さらに左側の星。あまり見ないところ。




  その七。その五の、右側の部分、縦に長く切り取った。淡い銀河がわかる。画像の調整はかなり暗くして
  やっている。それから、カメラのモニタで、これよりも多い枚数のものを見て、雲ではない明るさが

  同じところにある、というところまでは確認している。淡いが、散光星雲もわかる。


  きのうは北の方角も、雲が多くなった空にまた晴れ間が戻って、カシオペヤ座、それからペルセウス座の様子も

  撮ってみたが、残念なことに、カシオペヤ座の位置が、高くなりすぎていて、一部しか入らなかった。

  もっとも、ペルセウス座も途中までである。雲が居座る場合が多く、それでもよかったといわないと。



  先ほど、ちょっと不安定な格好、中腰でプラグを刺したら、腰にギクッと来た。鋭い痛みではないが

  最近こうゆうことはたぶんなく、痛み止めを塗ったが、やっぱり気を抜くとだめだなー。

  用心して、動いている。



北斗七星のお椀の中の星と、はくちょう座のデネブ、北十字の中央、γ星キラリ

2015-09-08 13:59:04 | 星空・天体・宇宙
  朝、起きたときの室温を書くのを忘れていた。

  午前5時35分くらいの値で、22℃である。きのうよりは2℃ほど高い。午前中雨はほとんどなかったが、いまは

  小雨。柿の木から、まだ青い実が落ちる。これは私はわかっているが、でも忘れそうになる。頭上注意。

  電線に、今ごろムクドリがかなりの数止まる。これも頭上注意で、気にしている。



  9月4日の夜、日をまたいで、5日の朝まだ暗い時間まで。星空画像。もう少しあった。

  日の入りの時刻がかなり早くなっていると思う。位置も時刻も、秋分前後は、変動が大きい。問題は夜間の人工の

  照明だが、これはどうしようもない。ネオンサイン。懐かしい言葉である。


  午後7時台、カメラの時刻表示は、24時間制を使っているので、19時代後半。この時刻だと、おおぐま座の一部で

  ある北斗七星がもっとも目に付くものである。わかりやすいものを使って、何か異常はないか、最初に調べるのに

  適している。毎度書いているが、窓から簡単撮影なので、見える範囲に制限がある。たぶんいまの北斗七星だと

  外に出ると、木がじゃまで、写らない。なぜ、外に出ないか、というのはこれはもう、足腰も弱っているし

  真っ暗だし、いえの周りがどうなっているか、わからないでもないが、もともとそうゆう習慣がないから、という

  しかない。外に出るとしたら、ただ星空を眺める、これが残されているだけ。冬がよさそうだが、いまだけ思う

  ことだ。


  北斗七星については、今回は柄杓のお椀の中をもっとも望遠側で写している。もっとも望遠側というのが

  基本になっている。キヤノンのG1 Xを使っているが、この条件で星像は、さほど悪くはない。

  少し動かすと、かなり移動することになるが、今回は、柄杓の柄の先っぽ、7つある星の、7番目付近の

  画像がある。ここもよく来るところだが、わずかの違いで、惜しいというところでもあるが、今回もやはり

  惜しかった。ただ、星空の、写真地図としては、使えるかな。星座の境界付近で、となりはうしかい座である。

  
  5日の午前2時台。西の空に「はくちょう座」はあるが、地平座標でいうと、わかりやすい星であるはくちょう座の

  α星、デネブが低いと言っていい。こと座のベガは、ぐるり回っているので北北西くらいの位置にある

  はずだが、わからなかった。はくちょう座は大きな星座だが、この星座も、どちらかといえば、天の北極に近く

  沈む位置は、北西の方向になるはずだが、実際には見たことはない。今回は、デネブ付近の画像2枚だけで

  それも設定で2枚撮れるようにしているから。雲が多かったのである。ただ、雲が動いた。


  はくちょう座は北十字とも言われる。この十字の真ん中の星は、γ星。この辺りは銀河系の方向にも

  なるので、全体的に一番先のβ星であるアルビレオまで、細かい星が多く画像でも見える。

  最初の画像で雲が覆ったところは、2枚目で晴れて、これが偶然だが、幸運だった。

  
  画像は横長のものは、左右1024ドットあります。よろしくお願いします。



  4日の、早い時間、19時台からの北斗七星付近。




  その一。19時27分。この時間はさすがに明るいので、露光時間は短く、また焦点距離も真ん中くらいで
  ある。ほかにも試したが、穏やかなというこれが一番だった。ただ左下は、夜間の照明がひどい。大きな橋も

  出来たし。明るすぎるところを切り取っている。




  その二。ここからはもっとも望遠側。ファイルの縮小のみ。19時37分、うまく柄杓のうちの、お椀の星四つが
  入った。右側、上がα星、下がβ星。左側、上がδ星、下が、γ星。

  北斗七星は、ときどき間違えているようだが、お椀のほうの最初から、α、β、γ、δ、ε、ζ、η、と
  ギリシャ文字での星の名は、順に並ぶ。




  その三。お椀の中の星。これはその三の左側である。左上隅の明るい星はもちろん、ε星。




  その四。こちらはお椀の右側。お椀の上のほうにも星は多い。何かわかるかなというのはしかしない。




  その五。20時27分、まだ小学生は勉強中という時間。右下の明るい星が、北斗七星の柄の先っぽの
  星の、η星である。この上のほうに向かって、星の数は増える。ここはうしかい座との境界で

  この境界線は複雑。もうちょっと右側があればというところ。トリミングしてここを強調。



  日付変わって、5日のはくちょう座、デネブと、北十字の中心付近。



  その六。2時12分。上のほうで、一番明るい星が、デネブ。これはファイルのイメージ。




  その七。雲のないところを拡大。でも薄い雲はわかる明るさにしてある。デネブ付近でも
  薄い雲があると思う。




  その八。2時13分、同じ位置で2枚目。左側の明るい星が、北十字の中央の星であるγ星。
  これはもう雲の多いところを切ってある。

  その七の画像を見ていただくとわかると思うが、この画像とちょうど星がつながるようにしてある。
  その七には、γ星はもちろんない。



  天気は、変わらず、小雨。ただ気温は少し高め。



巨大星座ヘルクレスの星々と、球状星団M13とM92への散歩道

2015-09-06 14:14:15 | 星空・天体・宇宙
  これを忘れていた、午前11時過ぎ、ガタ、グラ、一回だけだが、揺れた。震源は、気象庁の地震情報によると
 
  石川県西方沖。やっぱり地震。 


  朝はひどくなかった雨。どうゆうわけか、いまはひっきりなしに降っている。


  どうなっているのだろうか、この天気。気温は低い、気象台の値だが、19℃台がある。

  9月で、19℃という気温になる。雨さえなければ、あまり悩むことはないか。

  異常気象は当たり前だが、大災害常時発生の時代、列島の運命はいかに。他人事か、って怒っている。

  自分に。


  で、いつものどうでも話はこの辺で、それにしてもやりにくいなー。


  春から初夏、東の空に、暗くなり始めて夜が本物になった時間見えていた星々がいまは、西の空に見えることに

  なる。

  お星様はいろいろありすぎて、いつ見てもすぐにわかるものは少ない。

  球面というのがある。球面三角法。なかなか面白い、わかることは。空を球面と考えて、特に星や他の天体の位置を

  考えるに天球という言葉も使われる。これで位置を決める。球殻というのもあるが違いが、いまはちょっと

  明確ではない。


  夜に星を見て、また一日が終わる。春があって、夏があって、秋があって冬がある。ぐるぐると星は回るが

  春に見えていた星座の形が、秋になると、なんだか違う。これをよく思う。カシオペヤ座とか、北斗七星は

  迷うことがないが。オリオン座もね。でもこれも、東の空から昇るときと西の空に沈むときは、やはり違いが

  感じられる。


  どんな変換が起こっているのか。春に見える星座がぐるり回転して、秋に見えるときの形、この位置は同じ地表面から見て

  どうゆう風な形に変換されるか。たしか天体の位置の計算法で、その方法があったように思う。

  でも、まー見えるような形になる。それでいい。星座の名は変わらず、星の位置も、変わっていないが、天球が回転する

  ので、そう思うのである。自分の脳みその中で考えても、その形がどう回転するか、これはわからない。


  で、カメラで星を撮る場合、縦位置、横位置あるが、大体カメラの底になる辺が、地平に平行になるようにしている。

  地平座標で星が現わされるが、それに似た写りになる。


  ヘルクレス座は大きい。球状星団がある。わかりやすいM13。M92も、慣れると大丈夫である。後者は、ほぼ位置が

  わかるだけだが。ヘルクレス座の大きさ、巨大さを知るのは、時間たって同じ方向を撮っていて、写っている星が

  まだヘルクレス座、ということからもわかる。

  普通、星を見て、星座の形とか、知っているものは見るけど、知らないのは、何も考える必要もないと思う。

  サクサクと言うと。 


  9月4日の、雲も多かった星空の様子で、今回はヘルクレス座。調べたらヘルクレス座で、でもこれも新しいものはなく

  たぶんこれまでにも、出しているものはある。


  使ったファイルを見ると、最初が、午後9時50分で、最後は午後11時49分だった。9時50分というのは一枚で

  11時台の後半が、3枚。


  午後9時50分の画像からもう、球状星団、M13は写っているが、これがわかりにくい。こうゆう連続になる。

  M92は、恒星状に写ってしまうが、これは大きめにして、周りにわずかに星があるように見える感じにした。

  一枚のみ、位置的に異なっているが、ここもヘルクレス座。





  その一。これが午後9時50分。下が地面の方向で、この左右のラインが、地平線にほぼ平行になる。そう
  ゆう風にしている。上に星が並ぶが、M13は左上隅で、これでは不明。

  左下側は、雲も多いが、かんむり座。




  その二。上の画像を拡大して。明るい星の並びの一番左側にM13。もう少し、あとで大きいのが出る。





  その三。午後11時43分。M13が、ほぼ真下の中央。時間がたって、こんなところに。左側に明るい星があって
  細長い三角形がある。ここから、球状星団、M92への旅が始まる。




  その四。その三から拡大。今回は、M13は、こんな程度。場所が悪かった。




  その五。これもその三の拡大で、細長い三角形を右側斜め上にたどると、M92があるが、これでもまだ
  わかりにくい。




  その六。午後11時45分。これはトリミングして、周辺を切った。細長い三角形がやけに下だが
  もともとの画像もこれに近い。そろそろ、ここから右側に斜め上にたどってゆくと、M92に着くはず

  だが。恒星ではないような、少しぼんやりとしたものが見えてくるはず。




  その七。その六から、M92を。これはかなり拡大している。等倍ではないが。M92は最近も出している。
  それよりはこちらのほうが、球状星団らしさはある。





  その八。午後11時49分。上の星がある位置より。少し左側。地平に対してもそうなる。右側に
  小さい斧のような、星の並びがある。ここも星がきれいなところ。

  
  見直し時間になった。