アカバナ科マツヨイグサ属の多年草。アカバナユウゲショウ自体は南米原産であるので、白花も草だと思う。これおシロバナユウゲショウとは言わないのだろうと思うので、白花の赤花夕化粧と言うことで、何ともややこしい。これは道ばたに咲いていたと言うよりは市民農園のような所の入口に咲いていたので、もしかしたら植えたのかもしれない。赤花より付いている花の数も少なく、やや地味な感じだった。5月16日、四街道以内で撮影。
キンポウゲ科センニンソウ属の多年草。見たまんまの名前だ。その形が半鐘に似ていて、蔓性の植物と言ったところ。花の色も紅紫色の色で中々言い色だと思う。もっとも、この花弁のように見えるものは、花弁ではなく萼片で花弁はないそうだ。ただしかし、中々お目にはかかれない花だ。
半鐘というと私はすぐ戦時中の敗戦色濃い昭和20年頃のことを思い出してしまう。私は千葉県のM町に疎開していたが、田圃の中に監視所というのがあり、空襲警報のときはゆっくりと、空襲と言うときにはじゃんじゃんと激しく半鐘が鳴ったものだ。何故かそれが忘れられない。5月16日、四街道市内で撮影。
半鐘というと私はすぐ戦時中の敗戦色濃い昭和20年頃のことを思い出してしまう。私は千葉県のM町に疎開していたが、田圃の中に監視所というのがあり、空襲警報のときはゆっくりと、空襲と言うときにはじゃんじゃんと激しく半鐘が鳴ったものだ。何故かそれが忘れられない。5月16日、四街道市内で撮影。
甲虫目 カブトムシ亜目 コガネムシ科 ハナムグリ亜科の昆虫。体長13、4mm。5月頃発生しハルジョオンなどの花に集まり、花粉を食べる。ごく普通に見られる甲虫で、東アジアから日本全土に棲息する。そこら辺でごく普通に見られ、なじみのコウチュウだ。花に潜って花粉をあさっているので、顔つきなどをよく見た記憶がない。
キク科コウゾリナ属の2年草。図鑑によれば「髪剃はカミソリのこと。茎や葉に剛毛があり、触るとざらついて、さも手が切れそうなのをカミソリに例えたもの」という。まあ、そう言えばそう感じるし、葉が細く鋭いので、さらにその感は強い。山野の道ばたや草地にごく普通に生えている。ひょろひょろと背が高く、葉が細いので見た感じがすっきりとしている。
シソ科キランソウ属の多年草。名の由来は、図鑑によれば「全体に荒い毛が生えており、花が終わった後、走出枝をのばし、夏枯草と言われるウツボグサに似ている」からだという。見たまんまの名前だが、中々難しい名前でもある。自宅の近くの公園の草地の縁に生えていて、何日間は行くたびに見られたものだ。しかし、今は全くわからなくなってしまった。夏枯れしてしまったのだろうと思われる。5月14日、千葉市内で撮影。
リンドウ科リンドウ属の2年草。日当たりの良いやや湿ったところに生えると言うから、成東・東金食虫植物群落は最適の地なのだろう。早い時期から咲き出してるようだ。フデリンドウと見分けがしにくいが、根生葉が大きく、茎葉が小さいので比べてみればわかるのだろうが、一緒に生えていなければ中々わからない。しかし、青紫色の花は大変鮮やかで美しい。5月11日、山武市内で撮影。
ラン科トキソウ属の多年草。言うまでもなく名の由来は、その花の色がトキの羽の色を思わせることによる。図鑑によれば「日当たりの良い、酸性の湿地に生える」とある。成東・東金食虫植物群落はうってつけなのだろう、たくさん咲いていた。そのなりようはいたって簡単で、高さ30cm程の茎の中ほどに葉が1枚つき、花は茎頂に1個だけついている。そのすぐ下に苞が1枚付いているだけなのだ。5月11日、山武市内で撮影。
ヒガンバナ科コキンバイザサ属の多年草。近年キンバイザサ科に変更になっているようだ。花の直径は1cmあまりとかなり小さい、それに地上4、5cmほどの高さに咲いているので、他の草に埋もれていて、見過ごしやすい。しかし、よく見ると花被片の先に長毛が生えていたりして中々面白い。成東・東金食虫植物群落に咲いていた。5月11日、山武市内で撮影。
ラン科シラン属の多年草。日当たりの良い湿地に生える。と言うよりも観賞用として栽培されており、どこにでも植えられている。例に漏れず我が家の庭にもたくさん生えている。かたまって咲いていると何かごちゃごちゃとして映えないが、一株一株見ると中々美しく品のある良い花である。
野生のシランを見ることは少ないが、成東・東金食虫植物群落では咲いているのを見ることが出来る。5月11日、山武市内で撮影。
野生のシランを見ることは少ないが、成東・東金食虫植物群落では咲いているのを見ることが出来る。5月11日、山武市内で撮影。
今年は寒かったので、ハマヒルガオの咲くのが大変遅く、ハマヒルガオの葉はかなり見られるのだが花の付いている株はほんの数えるほどしか無かった。ハマヒルガオは、もちろんアサガオとほとんど同じような種が出来て落ちているのを見ることが出来る。しかし、過酷な環境なのでこの種から芽が出ることはほとんど無いそうだ。そこでハマヒルガオは根を伸ばしてどんどん栄養繁殖をしてその版図を広げるらしい。5月11日、九十九里町で撮影。