ホウチャクソウ「宝鐸草」

ユリ科の多年草。林床に群落を作るまでには至らないが、結構固まって生えていることが多い。この宝鐸とは何なのかと広辞苑を見ると「仏堂や塔の四方ののきに吊して飾りとする大形の風鈴で、風鐸とも言う」とあった。そう言えばお寺に行ったときにそう言ったものがぶら下がっているのを見たことがある。
まあ、その風鐸に似ているというのでその名が付いたようだが、似ていると言えばその花の付き方がいかにもぶら下がっているという感じなので異論はないだろう。